まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

福神草の冬越し準備

  7月から咲き続けた福神草は10月いっぱいで花が終わります。赤く残っているのは花の咲きがらですが、これはこれできれいで、まだまだ楽しめるような気がします。しかし、寒さに弱いので、冬越しの準備をしなければなりません。

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 先週は秋晴れ続きで、いつ霜が降りても不思議ではなかったのですが、運良く霜が降りませんでした。今週は一転して曇り空や雨ですが、10月並みの陽気だとかで、比較的暖かな日が続く様です。

 福神草の冬越し準備の時期になったというのに、腰痛で庭仕事が出来ない日が続き、霜が降りたらどうしようと焦り気味だったのです。その上、今年は挿し木で福神草をたくさん増やしたので、私の庭にたくさん地植えにしただけでなく、あちこちにお嫁に出したものが里帰りをして来たので、余計に焦っていたのです。この調子では今週いっぱいは霜が降りなそうなので、ちょっと一安心しました。無理はできないので、少しづつ福神草を温室に取り込み始めました。

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 鉢植えは植えたまま温室に取り込みます。背の高いものは、茎を詰めます。

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 里帰りしてきた鉢が、6,7鉢あります。あと3鉢ぐらい里帰り予定です。

f:id:myuu-myuu:20181106141519j:plain温室の下の段に取り込みました。

 地植えの福神草は抜いて、(とりあえず、腰に負担がかからないと思われる小株)

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茎を切って、

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発泡スチロールの箱に入れて土をかけ、温室に取り込みました。

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f:id:myuu-myuu:20181106144409j:plainこれは抜いたままの株を発泡スチロールの箱に入れただけです。

 小さめの株はいいのですが、大きな株になると一人では持ち上げられないほどの重さになります。それに場所を取ります。去年は、大株が3株でうんざりするほどでした。今年は大株が5株、中株が10株あるので、やり方を変えないとまた腰痛になるおそれがあるので、今思案中です。球根がたくさんあるので、冬越し方法も実験して、できるだけ楽に冬越し出来る方法を見つけたいと思います。例えば、球根に土をかけずに、新聞紙でくるんで発泡スチロールの箱に入れるとか、お米の入っていた袋に入れて、そのまま温室の隅の方に積んでおくとか・・・・・。カンナの球根などは乾燥した状態で売られていることを考えると、可能なような気もするのですが・・・・・。

 

 福神草の冬越しは今回で3度目です。1度目は、福神草を分けて頂いたおじさんの言う通り、穴を深さ1メートル掘り、目印と持ち上げる時に楽なように腐らないひもで結わえて、埋め込み、土をかけました。翌年の5月初めに掘り起こして植えつければいいのです。1メートル掘るのが大変だという事で、70㎝ぐらいで埋め込んだ人がいましたが、腐ってしまったようです。おじさんの話では、温室でも無理だと言うことだったのですが、実験的に鉢植えしたものを温室の中に取り込んでみたところ、冬越しに成功しました。どうやらおじさんは私の言う温室をビニールハウスと勘違いしたようです。家の中に取り込むとかビニールハウスではどう?という質問をよくされますが、最低15℃ぐらい保持できないと無理のようです。私の温室は最低15℃設定ですが、茎は枯れてしまいます。小さい苗だと残るものもありますが・・・・・。

 今日は雨ですが、雨があがったら、また少しづつ福神草を掘り起こし、色々な方法を試しながら冬越しさせたいと思います。

那須のコピスガーデン

 11月に入り、朝晩寒さを感じるようになり、庭もすっかり晩秋の装いです。

 ここ4、5日腰痛でドクターストップがかかり庭仕事を控えていましたが、だいぶ良くなったのでそろそろ庭仕事を再開しようと思っていた所、突然夫が「那須へ行くぞ!」と言うのです。どうも夫なりに私の腰痛を気遣ってくれたようです。家に居なければ、庭仕事をやらないだろうと思ったようです。

 北関東道東北道を車で150㎞、約2時間で那須に到着です。思ったより紅葉は進んでいませんでした。

 コピスガーデンは大森プランツというバラ苗や宿根草を扱う専門店がバラや宿根草を組み合わせてどのように庭を構成するかを提示するための庭です。

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 紅葉する木や木の実がなる木などがバラと一緒に植栽されています。

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 池も有りました。3匹のアヒルが仲良く泳いでいました。

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 ショップは何棟もあり、隅々まで見たら時間がかかりそうです。私はバラ苗売り場と宿根草の売り場を中心に見ました。時節柄パンジービオラの品揃えが豊富です。フリル咲きはありましたが、八重咲きはなく、ちょっとがっかりです。

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 バラの苗売り場で、バラの本で見て前から欲しいと思っていたグリゼリというバラを見つけました。花の色が灰色の珍しいバラです。家の近くのホームセンターや花木センター、通販雑誌などでは見た事がないので、本物を見るのは初めてです。こんなところで出会えるなんて、ラッキーでした。

f:id:myuu-myuu:20181103143158j:plain↑ グリゼリ   写真で見るとほとんど白ですが、ほんのり灰紫色がかっています。

 私が、グリセリの鉢を抱えて、宿根草を見ていたら、知らない人に「あら、そのバラいいわね。私も欲しい! どこにあったの?」と声を掛けられました。私と同じ趣味の人がいるんだとちょっとうれしくなって、バラの場所まで連れて行ってあげました。すごく喜ばれ、感謝されて、ちょっと恐縮するほどでした。

 2時間ぐらい居て、近くのレストランで昼食を取り、バラと宿根草の苗をおみやげにして、帰途に着きました。大満足の花の旅でした。夫に感謝です。

 

「まつこの庭」の秋のラン

 天気予報で、「今週はカサと予報士が要らないでしょう。」と言っていたほど、秋晴れが続いています。9月、10月と秋の長雨や台風続きで日照時間が短く、今週はこの2か月間では1番日照時間が長くなる予定だそうです。

 10月最後は、「まつこの庭」で10月に咲いた秋のランです。

<カトレアの仲間>

 下の2枚の写真は、どちらもマキシマ・シンセリティです。

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f:id:myuu-myuu:20181031144428j:plain同じ株に2本の花径が立ち、上の写真が1本目で10月の初めに咲き、下の写真が2本目で10月の終わりに咲きました。後に咲いた方がいくぶん色が濃いように思います。

f:id:myuu-myuu:20181031145917j:plain↑ リグリィマリス   アンセプスの血を引いているのか、50㎝ぐらい長く伸びた茎に花を咲かせます。

f:id:myuu-myuu:20181031150110j:plain↑ チョコレートドロップ   実物はもっとチョコレート色をしています。色はチョコレート色ですが、チョコレートの香りがするわけではありません。

コチョウランの仲間>

f:id:myuu-myuu:20181031150855j:plain↑ ↓ ミディコチョウラン(花径7、8㎝)

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f:id:myuu-myuu:20181031150401j:plain ↑ ↓ ミニコチョウラン(花径4、5㎝)

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f:id:myuu-myuu:20181031151359j:plain↑ ミニミニコチョウラン(花径3㎝以下)・ブルートゥインクル  このコチョウランは8月の中頃からずっと咲き続けています。

<バンダの仲間>

f:id:myuu-myuu:20181031151631j:plain↑ ミニバンダ・ルースネアリー

 

 ホヤはランの仲間ではありませんが、温室で育てている植物です。

 <ホヤの仲間>

f:id:myuu-myuu:20181031151937j:plain↑ リネアリス  秋咲きのホヤです。草姿は下の写真のようで、他のホヤは丸葉が多いのですが、葉の形が違い、針のようです。

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f:id:myuu-myuu:20181031152313j:plain↑ 名前不詳のホヤ  やはり秋咲きで、葉が細いです。花は1㎝ぐらいの大きさで、1つ1つつるの節に花が付き、他のホヤのように固まって咲くわけではありません。

f:id:myuu-myuu:20181031152232j:plain↑ 名前不詳のホヤ  8月の半ばからずっと次々に花を咲かせ続けています。

f:id:myuu-myuu:20181031152634j:plain↑ ホイシュケリアナ   7月に咲いて少し休み、9月からまた次々と花を咲かせ続けています。花はとても小さく1つの花が5㎜ぐらいで、花のかたまりも5~8個ぐらいなので、1.5~2㎝ぐらいにしかなりません。つるの節々に花をつけますが、あまり目立ちません。

 ホヤのコレクションを始めて1年ぐらいになりますが、花の咲く時期も初夏、夏、秋とあり、中には2回咲くもの、長い期間次々と花を咲かせるもの、花の大きさも親指の先ぐらいのものから手のひらぐらいになるものまで、千差万別です。金平糖のようなかわいい花を付けるのは共通しているようです。20種類ぐらい集めて、花はまだ半分ぐらいしか見ていないので、この先の楽しみがあります。

 

 ランは冬から春にかけて花を咲かせるものが多いです。ランは夏越しの仕方がとても大事と言われています。今夏は猛暑続きでしたが、ランの花の時期にどういう影響が現われるか、ちょっと心配です。

 

ハイブリッドダリア・ガッツアリア

 ガッツアリアは、皇帝ダリアと普通のダリアのハイブリッド(交配種)です。

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 皇帝ダリアは、高さが3~5mになり、秋遅く(11月半ばごろ)に登頂にピンク色の大きな花を咲かせます。背が高いことで倒れやすく、しかも花が咲いても2階から観賞するほど花が良く見えません。皇帝ダリアは寒さに弱く、花の時期が晩秋であることから、霜の降りる時期と重なり、暖冬でもない限り花を見られないことが多いのです。

 そこで、皇帝ダリアの欠点を解消する目的で、普通のダリアと交配してできたのが、ガッツアリアです。皇帝ダリアは一重の花が咲きますが、ガッツアリアは一重咲きの花(花弁が8枚)と半八重咲き(花弁が16枚前後)の花が混じります。

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 ガッツアリアは、高さが1.5~2mで、皇帝ダリアより1か月ぐらい早く10月の半ばごろから花を咲かせ始めます。ガッツアリアが出はじめた頃は、ピンク色のものだけでしたが、八重咲き、ローズ色、アプリコット色と種類も豊富になってきました。「まつこの庭」には、ピンク色の他にローズ色とアプリコット色があります。以前は八重咲きもあったのですが、冬越しに失敗してしまいました。皇帝ダリアと同じように地植えで冬越しできます。

f:id:myuu-myuu:20181029172751j:plain↑ ローズ色のガッツアリア   ↓ アプリコット色のガッツアリア

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 皇帝ダリアはまだつぼみです。花が早いか、霜が早いか競争です。

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 霜が降りる予報が出ると、鉢植えなら軒下に避難できますが、地植えの場合はつぼみの付いた茎を切って水に挿しておきます。時期が来ると開花します。この方法を花友に教えてあげると喜ばれました。

 他のダリアは、今年カタツムリと長雨の被害で散々でした。ほんの少ししか花が見られませんでした。

f:id:myuu-myuu:20181029174749j:plain↑ 白のデコラ咲き   ↓ アプリコット色になったピンクのデコラ咲き

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f:id:myuu-myuu:20181029175022j:plain↑ アプリコット色になった黄色のデコラ咲き    秋に咲くダリアは、ピンクも黄色も色が濃くなり、アプリコット色になってしまうようです。

f:id:myuu-myuu:20181029175414j:plain↑ 2色咲き    ↓ 咲き分け(1本の株に3種類の花が咲きます。)

f:id:myuu-myuu:20181029175259j:plain大輪のダリアで同じように咲き分けるダリアで「浮気心」という名前のダリアがありますが、これは小輪なので「ミニ浮気心」というところでしょうか。

f:id:myuu-myuu:20181029175150j:plain↑ 一重咲きの小輪ダリアなのですが、半八重咲きになっています。

 

 秋も深まり、10月ももうすぐ終わりです。23日は二十四節季の一つ霜降でした。いつ霜が降りてもおかしくない時期になってしまいました。昨年皇帝ダリアの花が咲いたのは11月15日で、咲き始めたと思ったら大霜が降りて、満開の皇帝ダリアを見ることはできませんでした。今年は無事皇帝ダリアの花を見ることができるでしょうか?

 

秋バラを見にガーデンをはしごしました !!   (その2)

 あしかがフラワーパークへは12時前に着いてしまいました。花友の1人はあしかがフラワーパークは初めてですが、草花の売店が品揃えがよいことを知らせてあったので、入園前から売店に目が釘付けです。お買い物は後でゆっくりということで、昼食を取ろうとしたら、レストランは団体客で貸し切りでした。先にお花を見ることにしました。

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 メタセコイアの木の下に植えられたウエルカムフラワーはアザレアでした。春、フジを見に来た時は、ペチュニア・さくらさくらでした。

 園内にはいたるところに今真っ盛りのメキシカンセージ(アメジストセージ、レウカンサとも言います。)が植栽されていました。もしかしたら「秋のフジ」のイメージなのかもしれません。

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 通路右側はメキシカンセージで、左側はローズリーフセージです。メキシカンセージもガクと花弁が両方紫色のものとガクが紫色で花弁が白のものがあります。足元に植えられた白い花はランタナです。          ↓ ローズリーフセージ

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f:id:myuu-myuu:20181026173053j:plainスイレンの池の向こう側に2種類のメキシカンセージが植えられています。スイレンがまだまだ元気で、花が咲いているのにはびっくりです。

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 アメジストセージは寒さに弱く、外で冬越しができません。霜が降りると傷むので全部抜いてしまうそうです。場所によっては、ダンボール製のプランターに植えられたアメジストセージが整然と並べられているところもありました。お客さんに常にきれいな花を見せるために、一斉に模様替えできるように考えられているのだなあと感心しました。

 夏の名残があるかと思えば、紅葉している木や実がなっている木もあります。

f:id:myuu-myuu:20181026174228j:plain↑ ハナミズキの紅葉     ↓ モッコクの実

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 十月桜も咲いていました。

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 池の中には冬の花ポインセチアが浮かんでいるように飾ってありました。

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 バラ園は、草花と一緒にきれいに植栽されていて、雑草もきれいにぬかれ、いつもながら感心します。

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f:id:myuu-myuu:20181026181405j:plain↑ フジバカマの大株  付近をチョウのアサギマダラが飛んでいました。   

f:id:myuu-myuu:20181026182129j:plain↑ チェリーセージの大株

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 園内はいたるところで今週の土曜日から公開されるイルミネーションの準備が急ピッチで進められていました。

f:id:myuu-myuu:20181026175526j:plainフジ棚に下がる電球は1つ1つフジの花の形をしているのにビックリ!!ピンク色のものもあり、2度ビックリ!!です。

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 以前は、あしかがフラワーパークというと「フジの花」のイメージでしたが、イルミネーションが加わり、最近はバラ園なども充実して、いつ来ても花の絶えないフラワーガーデンになってきたなあと思います。今回も期待を裏切りませんでした。

 あしかがフラワーパークには100人のスタッフがいるそうです。草花の植栽もイルミネーションの設置も外部の人には頼まずに全部自分たちでやるそうです。今、27日からのイルミネーション公開に向けて準備におおわらわのようです。忙しい手を止めて、私たちの質問に丁寧に答えてくれる姿勢がすばらしいと思いました。たくさんの人が花を見に来る理由が分るような気がします。

 花を堪能した後、ゆっくり休憩を兼ねて昼食を取り、お買い物を楽しみました。あしかがフラワーパーク売店は、草花のコーナーがとにかく充実しています。特に多肉植物に興味のある人には堪らないと思います。私たちはバラにあう宿根草を中心にあれこれと選び、車のトランクをおみやげで一杯にして、帰途に着きました。

 前日の肌寒い日が嘘のように、当日は汗ばむほどの好天気に恵まれ、花三昧の楽しい旅に皆大満足のようでした。無事運転手を務められた私も満足でした。

秋バラを見にガーデンをはしごしました !!    (その1)

 花友2人と私の3人で、秋バラを見に群馬のトレジャーガーデンと栃木のあしかがフラワーパークへ行って来ました。群馬と栃木の2つのフラワーガーデンをはしごするなんてできるの?と思いますよね。どちらも私のところからは100㎞ちょっとです。高速道路だとインターチェンジは隣同士です。トレジャーガーデンとあしかがフラワーパークはせいぜい20㎞ぐらいかなと思って出かけました。実際には15㎞であまりの近さに驚きました。そんなわけではしごするのが可能だったのです。

 家を8時ちょっと前に出た時は曇り空で、いつ雨が降って来てもいいような天候でした。トンネルを抜けると小雨が降って来て、ヒヤリとさせられましたが、北関東道東北道を通って、館林インターで降りるころには青空が広がっていました。3人の中には雨女はいないねと大笑いしました。

 最初にトレジャーガーデンへ行きました。9時半過ぎに着くと、駐車場には車が1台しか無くて、ちょっと不安になりました。まさかお休み?。開園したばかりだったので、お客さんがまだきていなかったようです。

 春だったら、ピエール・ド・ロンサールがゲートでお迎えしてくれるのですが、残念ながらピエール・ド・ロンサールは1季咲きのバラなので、秋には咲かないのです。

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f:id:myuu-myuu:20181025181220j:plain↑ アイスバーグ     ↓ スィートマザー

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f:id:myuu-myuu:20181025181508j:plain↑ コンテ・デ・シャンパーニュ    ↓ つるミミエデン

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f:id:myuu-myuu:20181025181634j:plain↑ チャーリーブラウン  バラの後ろに見える赤や黄色の輪のようなものは、ジニアの植栽で、円や♡型です。

f:id:myuu-myuu:20181025181705j:plain↑ ピンクのバラとピンクの変わり咲きコスモスの混植

f:id:myuu-myuu:20181025182132j:plain↑ バレリーナローズヒップ(バラの実)

 トレジャーガーデンはバラと宿根草が混植されています。

f:id:myuu-myuu:20181025182940j:plain↑ ムーレンベルギア  ギャザリングで使った花材のムーレンベルギアがこんなに大株で鮮やかになるとは思いませんでした。

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f:id:myuu-myuu:20181025183914j:plain↑ ダリア     ↓ ガウラ

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 バラのガーデンの外にはさまざまな草花を植栽した広いエリアがあるのですが、以前は秋にはコスモスの他に様々なサルビアなどが植えられていました。今回はコスモスとウインターコスモスとキバナコスモスが少しだけで、サルビア類はなくほとんどがただの野原になっていたのが残念でした。

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 バラのガーデンより広い草花のエリアを散策するのも楽しみだったのですが、そんなわけで予定していた時間より早くトレジャーガーデンを後にして、あしかがフラワーパークへ向かいました。                (その2へつづく)

 

秋のギャザリング

 2カ月に一度のギャザリングの教室がありました。今回は5回目で、秋の草花を使ったギャザリングで、参加者は4人でした。2回続けて多肉植物のギャザリングだったので、ちょっと基本を忘れてしまっていたところがあり、思い出しながらの作業でした。

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f:id:myuu-myuu:20181023145841j:plain写真を撮っていたら、先生のお宅のクロネコちゃんが一緒に写真に納まりました。ネコの顔辺りでふわふわしているのが、ムーレンべルギアの穂です。

 私は今回どこから見ても正面になるように作ってみました。

 14種類の植物を21ポット使いました。メインはピンクのセロシア・シャロンと黄色のキンギョソウと背の高いススキのような穂を付けているムーレンべルギア(写真には写りにくいです。)をすえ、その周りに水色のサルビア・アズレアと赤のカレックスと赤い葉のアルテルナンテラの組み合わせを3組あしらい、その間に白い小花のしだれるリッピア・メキシカンスイートハーブとピンク色のカルーナ・ガーデンガールズとレース状の葉のダスティーミラーの組み合わせ、ダルマギクと緑色のカレックスの組み合わせ、白い花のベロニカ・シャ―ロッテとビオラ・アンティコとハツユキカズラの組み合わせを植えこみました。

 ムーレンべルギアは背が高く、リッピア・メキシカンスイートハーブはしだれるので、高さが1メートル近い作品になってしまいました。玄関に飾りました。

 白い小花のしだれるリッピア・メキシカンスイートハーブとピンク色のカルーナ・ガーデンガールズとダスティーミラーの組み合わせを正面にすると、

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 ダルマギクと緑色のカレックスの組み合わせを正面にすると、

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 白い穂状の花のベロニカ・シャ―ロッテと白のビオラ・アンティコとハツユキカズラの組み合わせを正面にすると、

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 作品が完成してみると赤のカレックスが少しうるさいような気がしました。ダルマギクの存在感が大きく、どうしてもダルマギクが正面みたいになってしまいます。赤のアルテルナンテラは効果的だったような気がします。今回も花友に同じ器、同じような花材を使っているのにボリュームがあるねえと言われました。先生からお褒めの言葉も頂き、とても楽しい時間を過ごせました。

 これから先、植物が馴染んでいくにつれ、どんな表情を見せてくれるのでしょうか。