心配された台風でしたが、予想ほどの大雨にはならず、ほっと一安心というところでした。たっぷり雨水を含んだバラやアジサイの花が一斉にうなだれてしまいました。
今回は、「まつこの庭」に咲くアジサイです。
今流通しているアジサイは大きく分けると、本アジサイ(昔から日本にあり栽培されているもの)、山アジサイ(日本各地に自生するもの)、西洋アジサイ(日本のアジサイが欧米に渡り品種改良されたもの)、アメリカアジサイ(アメリカが原産のもの)、ガーデンアジサイ(山アジサイと西洋アジサイの交配種)だそうです。一口にアジサイと言っても、いろいろなアジサイがあり、次々に新しい品種が出てきて、楽しみの多い植物の一つになっています。
<「まつこの庭」で昔から咲いている名前の分からないアジサイ>
↑ 青色の手毬咲き ↓ ピンク色の手毬咲き(縁にギザギザが入っています。)
↑ ガクアジサイ(周りの花弁は装飾花といい、真ん中の花弁を両性花と言います。両性花のおしべも花弁化したものが手毬咲きアジサイだそうです。)
<山アジサイ>
↑ 紅(クレナイ) 咲き始めは装飾花が白で、だんだん赤くなります。土の性質が変わっても、赤です。私の一番好きな山アジサイです。
↑ 藍姫(アイヒメ) ↓ 伊予獅子手毬(イヨシシテマリ)
↑ 清澄沢(キヨスミザワ) 装飾花が白に赤のピコティです。 ↓ 御車返し装飾花も両性花も白です。
↑ ウズアジサイ(花弁の端が丸まり渦を巻いているように見えることからこの名があります。ウイルスに冒されて花弁が変形したとも言われています。オタフクアジサイと言う別名もあります。花の色がピンク色のものもあり、オカメアジサイと言われます。江戸時代にこのアジサイが流行して、庶民に盛んに栽培されたそうです。
<ガーデンアジサイ>
↑ 四季アジサイ・霧島の恵(キリシマノメグミ)普通アジサイは初夏に1回だけ咲くのですが、これは上手に選定を繰り返すことで何度も咲かすことができるそうです。
↑ ダンスパーティー 「母の日のプレゼントというとカ―ネンション」という定番の概念を「今どきの母の日のプレゼントはアジサイ」へと変えたアジサイです。
↑ ダンスパーティー・ハッピー ダンスパーティーの色変わりです。
珍しい花、新しい花大好きの私は、つい安くなっていたりすると買ってしまうので、アジサイも増えてしまいました。今年も何株か「まつこの庭」に新しいアジサイが仲間入りをしました。紹介は次の機会に・・・・。