まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

チューリップももう終わりです !!

 「早く暖かくなあれ」と思っているうちに、急に春を通り越して夏のようになり、4月もあっという間に終わりです。ゴールデンウイークを迎えたというのに、なんか春らしい春を感じないうちに、初夏になってしまったような感じです。

「まつこの庭」のチューリップたちも咲き始めは、いつもより遅かったのに、終わるのは例年並みのようです。今回は、遅咲きのチューリップです。

f:id:myuu-myuu:20170430172051j:plain↑ 玄関前のチューリップたち     ↓ 赤一重フリンジ(ふちがギザギザ)咲き

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f:id:myuu-myuu:20170430172230j:plain↑ 色うつりチューリップ・シャーリー  咲き始めはクリーム色、次に白くなり紫の縁取りが入り、最後は全体が薄紫色に色がうつり変わっていきます。

f:id:myuu-myuu:20170430172644j:plain↑ ユリ咲き・バレリーナ(オレンジ色)  ↓ 一重咲きピンクダイヤモンド

f:id:myuu-myuu:20170430172526j:plain (奥のピンクのフリンジ咲きはハウステンボス

f:id:myuu-myuu:20170430172945j:plain↑ 一重咲き・クイーンオブナイト  ↓ パーロット咲き

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f:id:myuu-myuu:20170430173507j:plain↑ 枝咲き(1本の茎から枝分かれして花が3つも4つも咲きます。)

f:id:myuu-myuu:20170430173647j:plain↑ ユリ咲き・バラードゴールド   ↓ 原種チューリップ・レディジェーン

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f:id:myuu-myuu:20170430173832j:plain↑ 八重咲きチューリップと香りスイセン・ガリル

 チューリップも終わりですが、スイセンも終わりの時期を迎えました。

f:id:myuu-myuu:20170430174101j:plain↑ 香りスイセン・スージーとパンジー・良く咲くスミレの寄せ植え

f:id:myuu-myuu:20170430175121j:plain↑ 原種スイセン・バルボコジューム・ゴールデンベル

f:id:myuu-myuu:20170430174330j:plain↑ スズランスイセンスノーフレーク) スズランスイセンと言っていますが、正確には、スイセンと同じヒガンバナ科ですが、スイセンとは別の種類で、スノーフレークと言います。スノードロップにちょっと似ています。

 

f:id:myuu-myuu:20170430180331j:plain↑ フリージア (「まつこの庭」には、フリージアがないので、花友が届けて下さいました。きれいに咲きました。ありがとうございました。)

f:id:myuu-myuu:20170430180643j:plain↑ 黄色と薄紫のハンギングバスケット(手前の黄色の花は黄花クローバー)

 今、「まつこの庭」はオーニソガラム・ウンベラタム(球根植物)の花で一面白の庭です。連休中は何とか楽しめるかなあと思っています。

 秋から咲き続けていたビオラやパンジーたちもいよいよ終わりです。連休いっぱい楽しんで、模様替えをしようと思っています。

 

 

「まつこの庭」・春のラン

 4月24日は「植物学の日」でした。植物分類学の父と言われる牧野富太郎の生誕を記念して制定されたそうです。牧野博士は、小学校中退後、独学で植物学を学び、1500種以上の植物に名前を付けたそうです。学歴がなかったため、長い間東大の助手を務め、理学博士の学位を受けられたのは、65才の時だったそうです。

 牧野博士の名前は知っていましたが、そんな苦労があったことを知りませんでした。このエピソードを知ってから、ますます牧野博士が偉大に思えます。

 

 今回は、「まつこの庭」の温室で咲く春のランです。牧野博士は、ランにも名前を付けたようです。つくば蘭展で見た薄紫のバンダに付けた和名「翡翠ラン」などは、本当にぴったりの名前だと思いました。           ↓ バンダ・翡翠ラン

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<カトレア>

f:id:myuu-myuu:20170427171834j:plain↑ スキンネリー   ↓ スキンネリー・セルレッセンスオーキッドグレード 

f:id:myuu-myuu:20170427171806j:plainスキンネリーは、メキシコ、グアテマラホンジュラスなどの中米の湿度の高い産地に自生しています。

f:id:myuu-myuu:20170427172650j:plain↑ マキシマ・セルレア(薄い紫色の意味)    ↓ マキシマ・アルバ(白の意味)

f:id:myuu-myuu:20170427172733j:plainマキシマは、南米太平洋側のエクアドル、コロンビア、ペルーのジャングルに自生しています。ラベンダー色が普通です。

f:id:myuu-myuu:20170427173220j:plain↑ ラブパッション・オレンジバード

 

<デンドロビューム> 雪ダルマ以外は原種です。

f:id:myuu-myuu:20170427173410j:plain↑ ファメリー 普通は全体的に黄色ですが、これはリップ(唇弁)以外の花弁がピンク色です。インドからマレー半島に自生します。  

f:id:myuu-myuu:20170427173801j:plain↑ ピエラルディ(アフィルム) インド、中国南部からマレー半島に自生。     

f:id:myuu-myuu:20170427173910j:plain↑ ロディゲシィ(ラオス、中国南部に自生。)   ↓ 雪ダルマキング(交配種)

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<その他のラン>

f:id:myuu-myuu:20170427174033j:plain↑ シェードエビデンドラム     ↓ レベッカノーザン・グレープフルーツ

f:id:myuu-myuu:20170427173956j:plainグレープフルーツという名前が付いていますが、シナモンの香りが混じっていて、グレープフルーツのさわやかさからはちょっと遠い香りかな?と思います。

f:id:myuu-myuu:20170427174119j:plain↑ ミニミニコチョウラン  花の大きさは4㎝くらいです。

 

 4月5月はランの植え替えで大忙しです。特に連休中は遠出をしないで植え替えをしようと思います。植え替えるランがあと50株ぐらいあります。

「まつこの庭」・春の山野草

 急に暑くなったせいか、「まつこの庭」の草花たちは順番を無視するかのように花を咲かせ始めました。チューリップや白のハナニラが終わらないうちに、オーニソガラムやシャガが咲き始め、いつもよりちょっと早く白い庭になってしまいました。

f:id:myuu-myuu:20170423190933j:plain↑ 庭を白く染めるオーニソガラム・ウンベラタム

 

 今回は、「まつこの庭」に咲く春の山野草です。

f:id:myuu-myuu:20170423191152j:plain↑ 一輪草(イチリンソウ)    ↓ 二輪草(ニリンソウ

f:id:myuu-myuu:20170423191414j:plain一輪草と二輪草はよく似ていますが、名前の通り一輪草は1茎に1輪、二輪草は2輪花を咲かせます。花の大きさは、一輪草の方が大きく、二輪草の2倍ぐらいあります。葉の形も、一輪草は切れ込みが深く、二輪草の方は少し丸みを帯びています。

f:id:myuu-myuu:20170423191924j:plain↑ さくら草    ↓ イワヤツデ(タンチョウソウ)

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f:id:myuu-myuu:20170423192159j:plain↑ タチツボスミレ     ↓ アメリカスミレ(ビオラ・ソロリア)

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f:id:myuu-myuu:20170423190852j:plain↑ シャガ     ↓ ムラサキハナナ(オオアラセイトウ

f:id:myuu-myuu:20170423192754j:plain3月からずっと咲き続けています。中国原産です。35年ぐらい前に勤め先の同僚から種を頂いて、それからずっと絶やさずに今日まで来ました。最近「紫の花伝書」という本を読む機会を得、この花には様々な物語が秘められていることを知りました。戦後、この花を中国から持ち帰り、日本に広めた人が5人いるそうです。私が頂いた種は、どうやらその中の一人、石岡出身の陸軍薬剤少将だった方が伝えた種をおすそ分けしてもらったようです。またこの花は、昭和40年代に新聞紙上で昭和天皇まで巻き込んで、「花ダイコン談義」を沸き起こしたそうです。オオアラセイトウという学名があることを指摘なさったのが、昭和天皇だったそうです。陛下は生物学者で動植物を愛された方だけにさすがですね。

f:id:myuu-myuu:20170423194406j:plain↑ クサノオウ(漢字では「瘡の王」と書くそうです。瘡というのは皮膚病のことです。クサノオウは瘡を治す効果があるということから瘡の王と呼ぶそうです。)

f:id:myuu-myuu:20170423195539j:plain↑ カラスノエンドウ   ↓ ヘビイチゴ

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f:id:myuu-myuu:20170423200139j:plain↑ ヒメオドリコソウ   ↓ キランソウ(ジゴクノカマノフタ)

f:id:myuu-myuu:20170423195750j:plainキランソウは別名ジゴクノカマノフタという名があります。キランソウは葉が地面に張り付くようにロゼット状に広がることから、まるで地獄の入り口に蓋をするようだという意味でこの名があるという説があります。また薬草として用いられさまざまな病気に効果があるとされ、「病気が治って死者が減るため、地獄の釜に蓋をする」という意味での説もあるそうです。後の意味で別名「医者殺し」とか「医者泣かせ」という名もあるそうです。

 山野草の中には珍重されるものもあれば、一方では雑草扱いされるものもあります。でも、一つ一つの花には、隠された物語があるのですね。それを知るという事は、花を愛でることと同じくらい私には楽しみなのです。 

 

チューリップの花が真っ盛り !!

 春を通り越して初夏のような天気が続いたかと思うと、突然春の嵐で雨風が強くなったりして、最近のご近所の方との挨拶は、「こう目まぐるしく天気が変わっては、年寄りは体がついていけませんね。」です。

 「まつこの庭」は今、チューリップが真っ盛りです。

f:id:myuu-myuu:20170420121232j:plain↑ オレンジと黄色の2色一重咲き・ケスネリス  八重の黄色・モンテカルロ

↓ 同じ花を上から見ると

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f:id:myuu-myuu:20170420121549j:plain↑ ユリ咲き・エレガントレディ   ↓ 同じ花を上から見ると

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f:id:myuu-myuu:20170420121444j:plain↑ ユリ咲き・プリティウーマン

f:id:myuu-myuu:20170420122257j:plain↑ 一重咲きと八重咲きチューリップのミックス植え

f:id:myuu-myuu:20170420122422j:plain↑ 一重の白と黄色のチューリップ  ↓ 一重赤と黄の2色咲きチューリップ

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f:id:myuu-myuu:20170420122658j:plain↑ フリンジ咲き・ハウステンボス  フリンジ咲きは花弁のふちに細かい切れ込みが入ります。                   

f:id:myuu-myuu:20170420122813j:plain ↑ 八重咲き・アイスクリーム 赤いつぼみの中からもこもこと白い花びらが出てきたところは、本当にアイスクリームのようです。このチューリップは普通のチューリップの10倍の値段で、なかなか買えないし、せっかく植えても写真のようには咲かず、いつもがっかりさせられるのです。3分の1の値段になっていたので、挑戦してみました。初めてきれいに咲かせられました。

 

 チューリップの原産地はトルコで、オランダに渡り、そこで品種改良され、世界的に人気のある花の一つとなったそうです。今でこそ生産世界一を誇るオランダですが、17世紀前半に「チューリップ狂時代」とか「チューリップバブル」とか呼ばれた時代があったそうです。そのころオランダは、スペインから独立を勝ち取り、世界貿易の中心だったので、富裕層である王侯貴族や大商人の間でチューリップの花が愛されていました。需要が高まると供給が追い付かず、球根の値段が高騰します。やがて一般の人まで投機を始め、その結果法外な値段でチューリップの球根が取引されるようになり、やがて崩壊します。これが「チューリップ狂時代」とか「チューリップバブル」と呼ばれた現象です。1636年~1637年にかけてのわずか1年のできごとだったそうです。

 その時一番の高値をつけたチューリップが下のしま模様のチューリップです。その当時オランダで大活躍していた画家レンブラントにちなみ、レンブラント咲きと称したそうです。ちなみに、レンブラントは、チューリップの絵は描いていないそうです。

f:id:myuu-myuu:20170420124511j:plainこのしま模様のチューリップ1個で庶民が住む家が4軒買えたそうです。後で分かったことですが、実はこの珍しい花を咲かせる球根はウイルスに感染してモザイク病に罹ったチューリップだったのです。もちろん球根は枯れ死してしまい、残っていません。絵の中に描かれて残っているだけです。  ↓ 当時描かれたチューリップの絵

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 現在、モザイク病ではない突然変異や品種改良によってすじ模様やぼかし模様のチューリップが作り出され、レンブラント咲きと称しているようです。

f:id:myuu-myuu:20170420130547j:plain↑ 八重レンブラント咲き      ↓ レンブラント咲き・スプリンググリーン

f:id:myuu-myuu:20170420130755j:plain見比べてみると、いくら家4軒が買えるほど高価なチューリップでも、モザイク病と知ってしまったせいか、病的で美しいとは思えません。現在のチューリップのレンブラント咲きの方が、わたしには美しくかわいらしく見えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

「まつこの庭」・春の花木

 早く暖かくなあれと思っていたら、今日などは暖かさを通り越して初夏の暑さのようです。春らしい春という日になかなか出会えないものですね。

 「まつこの庭」の花たちもさぞかしびっくりしていることでしょう。

 今回は、「まつこの庭」に咲く春の花木です。花木は木に咲く花を楽しむものですが、正確に言うと花を楽しむものではないものも紹介してあります。

f:id:myuu-myuu:20170416163957j:plain↑ ツバキ     ↓ レンギョウ

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f:id:myuu-myuu:20170416164125j:plain↑ ユキヤナギ    ↓ アセビ

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f:id:myuu-myuu:20170416164340j:plain↑ サクラ  このサクラは白く小さな花を咲かせます。何の花かは忘れましたが、花苗のポットの中に芽生えていたものを育ててみたら、サクラだったのです。まだ小さいので、ポツポツしか咲きません。

f:id:myuu-myuu:20170416164613j:plain↑ ヒイラギナンテン  これも上のサクラのように何かの花苗のポットに一緒に芽生えていたものです。秋から冬にかけて咲くもののようですが、我が家では春に咲きます。

f:id:myuu-myuu:20170416164802j:plain↑ 紫モクレン(シモクレン)  ↓ 常緑クレマチス・アーマンディ

f:id:myuu-myuu:20170416165118j:plain中国原産で、冬でも葉を落としません。寒さにやや弱いと言われますが、わたしの庭に植えてから10年以上経つので太くなり、寒さで傷むことはありません。

f:id:myuu-myuu:20170416165153j:plain↑ アオキの花(秋に真っ赤な実を付けます。秋の赤い実はほとんどが、冬にはなくなりますが、アオキは早春まで実が残ります。)    

f:id:myuu-myuu:20170416165637j:plain ↑ ビックリグミの花(6月頃、ビックリするような真っ赤な大きな実を付けます。)

f:id:myuu-myuu:20170416165333j:plain↑ ↓ クロモジの花

f:id:myuu-myuu:20170416165517j:plain和菓子などに添えられるようじを作るのに使われるそうです。クロモジの木は雌雄異株で、びっしりと花を付けているのは、どうやら雄株のようです。今年は特に花付きがよく、しみじみときれいだなあと思いました。

 「まつこの庭」では、まだまだいろいろな花木が咲く順番を待っています。

桜川へサクラを見に行って来ました !!

 シーズン最後に降りる霜を終霜といって、ちょうど4月14日の頃だそうです。昨年は、4月12日だったそうです。観測史上最も遅かったのは、1908年の5月16日だったそうですが、最近では2013年5月8日だったそうです。今朝も大部冷え込みましたが、霜は降りなかったような気がします。

 今日、桜川市の桜川公園と磯部稲荷神社のサクラを見に行ってきました。家の近くに(車で30分ぐらい)国指定天然記念物のサクラの名所があるとは知りませんでした。そんなわけで初めて行きました。

f:id:myuu-myuu:20170414181120j:plain↑ 筑波山と公園のサクラ        ↓ 公園の様子

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f:id:myuu-myuu:20170414181327j:plain↑ 八重紅枝垂れザクラ       ↓ 枝垂れヤマザクラ

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f:id:myuu-myuu:20170414181629j:plain↑ ↓ ソメイヨシノサクラ

f:id:myuu-myuu:20170414181720j:plain日本で見られる桜の約8割は、このソメイヨシノだそうです。ソメイヨシノは江戸時代の末期に江戸の染井という所の植木屋さんが、江戸彼岸サクラとオオシマザクラとの交配種を「ソメイヨシノ」と名付けて売り出したそうです。桜の名所で名高い吉野のサクラにあやかって、染井の吉野ザクラという意味で名付けたそうです。吉野のサクラはヤマザクラなので花と葉が同時に開くのに対して、ソメイヨシノは花が先に開いて花が散った後に葉が開くので、しかも花も大きいので人気が出たそうです。公園の中の桜もほとんどがソメイヨシノのようでした。

f:id:myuu-myuu:20170414183355j:plain↑ 磯部稲荷神社の入り口に掲示してあった「天然記念物 桜川のサクラ 11種」

f:id:myuu-myuu:20170414183820j:plain↑ 源氏サクラ    ↓ 樺匂いサクラ

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f:id:myuu-myuu:20170414184332j:plain↑ ↓ 糸サクラ

f:id:myuu-myuu:20170414192019j:plain花が小さく枝垂れることから糸サクラと云われているそうです。江戸彼岸の枝垂れ桜の系統で、樹齢140年だそうです。このサクラはこれで満開なんだそうです。完全に開き切らないカップ咲きなのです。花が小さくとてもかわいらしいです。となりに似たようなサクラがありましたが、この糸サクラの実生なので、糸サクラとは言わないそうです。となりのサクラの方がピンクが濃く、わたしはそちらの方が好きです。

↓ 隣の糸サクラに似たサクラ(江戸彼岸枝垂れサクラとしか言わないそうです。)

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f:id:myuu-myuu:20170414185155j:plain↑ 桜川匂サクラ  桜の香りというのは、普通葉の匂いをいうそうですが、このサクラは花そのものから香ってきます。

f:id:myuu-myuu:20170414185427j:plain↑ 左側山サクラ 右ソメイヨシノ

 帰りの山々はまだ山サクラが咲いていませんでした。1週間ぐらい遅れているそうです。この山サクラも見事だそうです。

 家の近くの山々の山サクラは少し咲き始めました。我が家の竹林の山サクラは散り始めました。今日聞いてきた話の中に、普通のサクラの樹皮の模様は横に付いているのに対し、江戸彼岸系のサクラは樹皮の模様が縦方向に付いているということがあったので、見てみたら、何と縦方向でした。我が家の山サクラと思っていたサクラは、どうも江戸彼岸系のサクラだったようです。道理で花びらの赤みが強い訳です。納得できたような気がします。

「まつこの庭」・クリスマスローズコレクション(6)

 やっと春らしくなったと思ったら、菜種梅雨になり、今日などは日中でも冬並みの寒さで、またこたつにもぐりこむ有様です。せっかく咲いたサクラも、花散らしの雨で、ゆっくり花を楽しめないうちに終わりそうですね。

 1月から咲き続けたクリスマスローズも、例年なら4月になると色あせてしまうのですが、今年は春になっても朝晩冬並みの寒さが続いたせいか、長く花を楽しめたように思います。

 今回は、今シーズン最後のクリスマスローズです。

 

<シングル咲き>

f:id:myuu-myuu:20170411152711j:plain↑ ホワイトゴールドシングルピコティ   ↓ 白シングル薄ピンクフラッシュ

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f:id:myuu-myuu:20170411153148j:plain↑ グレーパープルシングル (表現の難しい色ですが、地植えして5、6年経つ株で、花が50ぐらい咲きました。)

 

<セミダブル咲き>

f:id:myuu-myuu:20170411150701j:plain↑ 白セミダブルピコティ(咲き始めはうすグリーンですが、時間が経つと白くなります。中花弁がサクラの花びらのようです。)

f:id:myuu-myuu:20170411151006j:plain↑ 黄色セミダブル(花弁が黄色にちょっとピンク色がのっています。内花弁がグリーンと黄色の2色になっていてちょっと変わっています。)

 

<ダブル咲き>

f:id:myuu-myuu:20170411150749j:plain↑ ワインレッドダブル   ↓ ブラック小輪ダブル

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f:id:myuu-myuu:20170411150901j:plain↑ 赤と白のバイカラーダブル(内花弁が赤、外花弁が白です。)

f:id:myuu-myuu:20170411152948j:plain↑ 黄色ダブル    ↓ ピンク大輪ダブル

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<原種交配種>  下の3つはいずれも1月からずっと花が咲き続けています。

f:id:myuu-myuu:20170411151128j:plain↑ ピンクフロスト     ↓ ウインターベル

f:id:myuu-myuu:20170411151204j:plain↓ アンナズレッド

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 クリスマスローズは花が終わると花柄を切ったり、植え替えをしたり、鉢植えを地植えにしたりします。2月に出た芽も本葉が出ると植え替えをします。4月、5月は日光を浴びて養分を蓄えます。熟した実はとり置いて、10月に種蒔きします。

 高温多湿に弱いクリスマスローズは、6月からは休眠期に入ります。9月まで日陰でゆっくりお休みします。