まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

「まつこの庭」・春のラン(1)

 冬から一転初夏のような陽気になったせいか、春の花が順番を無視して一気に咲くさまは、北海道が春を迎えた時はこんな状況なのかと思わされます。今、「まつこの庭」は、勢いを取り戻したビオラやネメシア、スイセンとチューリップが花盛りで、サクラソウやシャガ、オーニソガラムなども咲き始めました。例年順番に花を咲き繋いでいくのに、こんなに一斉に咲いてしまって、この先咲く花はあるのかしら?と心配になるほどです。ゆっくり一つ一つの花を愛でる暇がありません。

 花が次から次へと咲くし、お花見には出かけるわで、ブログでの紹介も大忙しです。

 今回は、3月に咲いたランです。

<カトレア>

f:id:myuu-myuu:20180407180700j:plain↑ インターメディア・セルレア   ↓ ラブパッション・オレンジバード

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f:id:myuu-myuu:20180407180911j:plain↑ トリアネー・セルレア

<シンビジューム>

f:id:myuu-myuu:20180407183311j:plain↑ オデッセイ       ↓ ポーウェルシー

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f:id:myuu-myuu:20180407182944j:plain↑ ミリオンベール(花弁の縁をケムシに食害されてしまいました。たくさんのシンビジュームがきれいに咲けませんでした。)

<その他のラン>

f:id:myuu-myuu:20180407181210j:plain↑ セロジネ・クリスタータ・ザクイーン  ↓ バンダ・ミカドブルー

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f:id:myuu-myuu:20180407182722j:plain↑ ディネマ・ポリブルボン (1㎝ぐらいの小さな花をびっしりとつけるのですが、今年は少ししか咲きませんでした。)

f:id:myuu-myuu:20180407183158j:plain↑ 原種コチョウラン・シレリアナ(フィリピン原産で、大きくなると花茎が1メートルぐらい伸び、分岐して30~50個の花を付けるそうです。ラン展などで見かけることがあります。我が家のものは株が小さいので、10個しか花を付けませんでした。)

<珍しいラン>

f:id:myuu-myuu:20180407182224j:plain↑ メディオカルカー(花が1㎝に満たない小さなランです。赤とオレンジの2色咲きのつぼ型が珍しいです。)  

f:id:myuu-myuu:20180407182349j:plain↑ マキシラリア・シュンケアナ(花径が1㎝ぐらいで、実物は花色が写真よりずっと黒っぽいです。) 

f:id:myuu-myuu:20180407182053j:plain↑ ガストロキス・プレクラ・フルデンスボルグ(2017年度東京ドームラン展で優秀賞になったものと同じものです。ガストロキスの原種はマダガスカル島が原産で、これは園芸種のようです。福島の洋蘭園で育てたもので、今年1月の池袋サンシャインシティラン展でつぼみ付きの苗を売っているのを見つけて、私の温室で花を咲かせました。リップが大きく、かわいいです。)

 今、温室の中は、シンビジュームが終わって、コチョウランが花盛りです。次はコチョウランを紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 

佐倉チューリップフェスタへ出かけました !!

 4月4日から始まった佐倉チューリップフェスタへ初日に出かけました。前日NHK

のお昼の番組で紹介していたのを見て、思い立ちました。この日は、日本各地で夏日を記録した暑い日でしたが、風がさわやかで、ちっとも暑さを感じませんでした。

 会場へ足を踏み入れると、辺り一面チューリップの花、花、花で圧倒されました。すでにチューリップはほとんど満開状態でした。たくさんの人が見に来ていました。

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 会場には、約100種類、67万株のチューリップが植えられ、風車が風を受けて回っていました。チューリップの掘り取り販売やオランダ衣装の貸し出しなどのイベントが行われていて、袋片手にチューリップ掘りをする人やオランダの民族衣装を着てチューリップと記念撮影する人などが見られました。

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A,B,C,Dの4つのブロックに別れていて、さらにそのブロックの中に列があって、1列には同じ種類のチューリップが何百個も植えられていました。

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f:id:myuu-myuu:20180405182143j:plain遅咲きの種類らしく、まだ咲いていないチューリップもありました。

f:id:myuu-myuu:20180405182251j:plain黄色と赤のチューリップが混色しているように見えますが、全部同じモンテビデオという名前のチューリップです。1つのチューリップが黄色からオレンジ、赤へと色変わりする移り色咲きチューリップです。

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f:id:myuu-myuu:20180405182528j:plainこれは、混色の列です。単色もいいですが、混色のチューリップも華やかです。

f:id:myuu-myuu:20180405192729j:plainチューリップと他の草花とを植えこんだ花壇もありました。

f:id:myuu-myuu:20180405183806j:plain↑ ミランダ     ↓ ホーランドチック

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f:id:myuu-myuu:20180405184231j:plain↑ フォックストロット    ↓ ワシントン

f:id:myuu-myuu:20180405184505j:plainf:id:myuu-myuu:20180405184711j:plain↑ フレミングフラッグ    ↓ ディドリーム

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f:id:myuu-myuu:20180405185005j:plain↑ シルクロード    ↓ ブラウンシュガー(茶色のチューリップ)

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 この会場のチューリップの凄いところは、珍しいチューリップを惜しげも無くたくさん植えこんであるところです。珍しい色、八重咲き、二色咲きはもちろん、香りの有るフレグランスチューリップ、移り色咲きチューリップなど初めて見るものばかりです。しかも画期的なのは、すべての種類の名前が一覧表になっていて、入場者に配られることです。お花見に出かけていつも残念に思うのが、名札のないことです。ここにはそれがある、素晴らしい!の一言です。

 これだけたくさんの珍しいチューリップを見られて、大満足です。

 

 せっかく遠出をしたので、近くの佐倉市立美術館へも寄りました。ちょうど収蔵作品の「花のある風景」展が行われていたからです。(パンフレットの写真です。)

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f:id:myuu-myuu:20180405192217j:plain私はこのサクラの絵が気に入りました。対になったモモの花の絵もあり、透明感のあるこれら2枚の絵がすてきでした。

 絵の他にも、花の描かれた花瓶や重箱なども展示されていました。椿の螺鈿細工の重箱が、特に見事でした。

 同じ会場でアマチュア写真家の展示もあり、花の写真がたくさん展示されていて、こちらもすばらしかったです。

 暑い日でしたが、花三昧の日で、花をこれでもかというほど堪能できました。

「まつこの庭」は春の花盛り !!

 連日20度以上の気温が続き、春を通り越して、初夏になってしまったようです。

 我が家の庭の花も大慌てで、春の花を咲かせているようです。しだれ梅やヒメコブシの花があっという間に終わり、今はレンギョウが満開になり、クロモジやビックリグミミツマタなどが咲いています。花の咲く順番も何もあったものではありません。ムラサキハナナとスイセンやチューリップ、ハナニラなどが一緒に咲いて、庭は春真っ盛りです。毎日庭に出るのが楽しみです。5月の連休ごろ咲くはずのフジやモッコウバラの花芽が大きくなっているのには、ただビックリです。

f:id:myuu-myuu:20180403185758j:plain↑ レンギョウ    ↓ クロモジ   f:id:myuu-myuu:20180403190231j:plain

f:id:myuu-myuu:20180403190202j:plain↑ ビックリグミ     ↓ アカバミツマタ

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f:id:myuu-myuu:20180403190555j:plain普通ミツマタの花は黄色ですが、我が家の庭のミツマタは赤花です。

f:id:myuu-myuu:20180403190809j:plain↑ アオキの花(茶色をしています。)    ↓ ツバキ(絞りの八重咲きです。)

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f:id:myuu-myuu:20180403191312j:plain↑ 紫木蓮(シモクレン)    ↓ クレマチス・アーマンディ

f:id:myuu-myuu:20180403191003j:plain   中国原産のクレマチスで、冬でも葉が残る常緑性で、春に白い花を咲かせます。甘い香りがします。

f:id:myuu-myuu:20180403191517j:plain↑ ボケの花とハナニラ   ↓ ムラサキハナナとチューリップ

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f:id:myuu-myuu:20180403191740j:plain↑ 庭のあちこちに点在して咲くスイセン  ↓ 昔からある八重咲きのスイセン

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f:id:myuu-myuu:20180403192149j:plain↑ 原種スイセン・バルボコディウム   ↓  ムラサキハナナとブルークローバー 

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f:id:myuu-myuu:20180403192437j:plain普通クローバーは、豆の花形をした小さな花がたくさん集まって1つの花を作っていますが、このクローバーは葉は他のクローバーと同じですが、花が1つしか咲きません。

f:id:myuu-myuu:20180403193106j:plain↑ 玄関前のプランター     ↓ 咲き始めたチューリップ

f:id:myuu-myuu:20180403192942j:plainf:id:myuu-myuu:20180403193350j:plain↑ 春の寄せ植え   ↓ 春のキャンパスプランター

f:id:myuu-myuu:20180403193519j:plain左からフクシアルピナス、ガーベラ(オレンジと黄)、バーベナ、上にのっている鉢はフクシア

 

 ブログ「まつこの庭」は、今年の4月で3年目に入りました。私の庭で育てた花や庭にやってくる虫たちを紹介しようと思って始めたのですが、お花見のお出かけ記や花に関わる本の紹介などにまで広がってしまいました。見て下さる人たちも増えて、ブログを書く励みになっています。また続けて見て下さったら、うれしいです。

 

 

「まつこの庭」のクリスマスローズ(6)

 例年ならもう少し楽しめるはずだったクリスマスローズも、連日の初夏のような陽気で、あっという間に花が開き、色あせてきてしまいました。

 3月最後は、今シーズン最後のクリスマスローズです。

<シングル(一重)咲き>

f:id:myuu-myuu:20180331183757j:plain↑ ネオン   ↓ ゴールド

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f:id:myuu-myuu:20180331183936j:plain↑ ゴールドフラッシュ

<セミダブル(半八重)咲き>

f:id:myuu-myuu:20180331184108j:plain↑ ワインシフォン    ↓ メープルシフォン

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f:id:myuu-myuu:20180331184420j:plain↑ 白赤ピコティ              ↓ ホワイトゴールドピコティ

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f:id:myuu-myuu:20180331185003j:plain↑ アプリコット      ↓ 白グリーンネクタリー

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<ダブル(八重)咲き>

f:id:myuu-myuu:20180331184312j:plain↑ アプリコット   ↓ ミルフィーユ(赤と白のバイカラー、内側が赤、外側が白)

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f:id:myuu-myuu:20180331185618j:plain↑ アプリコット        ↓ エレガンスフレアーピンク

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<原種系、原種交配種>

f:id:myuu-myuu:20180331185931j:plain↑ ノイガー(花弁にかすかにピンク色がさしている。)

f:id:myuu-myuu:20180331190147j:plain↑ ピンクフロスト(リヴィダス交配)

<ビニールハウスの中のクリスマスローズ たち>

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< 庭植えのクリスマスローズスイセンなど>

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クリスマスローズのウエルカムフラワー>

f:id:myuu-myuu:20180331191648j:plain水鉢に水をはって、クリスマスローズの花を浮かべたものです。

 花が終わると花柄を切って植え替えをしたり、肥料をやったりして、6月頃から休眠期に入ります。9月頃に休眠から目覚め、早いものは11月から花を咲かせ、4月までの約半年の間、楽しませてくれます。例年なら緑色に変わった花を4月いっぱいは楽しめるのに、今年は早く終わりそうで残念です。サクラなどはもっと短い命のようですから、それに比べれば十分楽しめたと思います。

 

 

サクラとモモのお花見に出かけました !!

 昨日は各地で夏日になるほど暑い日でした。連日の暑さでサクラの開花がどんどん早まっているので、あわててお花見に出かけました。お目当ては、埼玉の幸手権現堂桜堤のサクラと茨城の古河総合公園の花モモです。

 高速に乗った途端に事故で渋滞、圏央道を走って、先ずはサクラ。

 堤の上のサクラの花のトンネルをくぐって、

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上を見上げると、

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下を見下ろすと、

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堤の下へ降りると、

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 埼玉きっての花の名所として知られる権現堂桜堤は、見渡す限りの菜の花畑(約5ha)と約1000本のソメイヨシノの桜並木、そして青空がウリのはずが、今年はサクラが早く咲きすぎて、菜の花はほんの少ししか咲いていなくて、同時に楽しむことができませんでした。ネットでは、サクラは5分咲きと言っていましたが、ほぼ満開でした。(気象予報などでは、80%開花すると満開と言うそうです。)菜の花も一面に咲いたら、どんなに見事なことでしょう。

 反対側の堤下の出店が何十と立ち並ぶ並木道を通って、

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サクラ見物は終了です。サクラを堪能できました。菜の花があまり咲いていなかったのが、ちょっと心残りです。

 次は、約15㎞離れた茨城の古河総合公園へ花モモを見に。埼玉と茨城というとちょっと離れている感じがしますが、この辺りは茨城、埼玉、栃木、群馬など県境が入り組んでいる場所で、30分ぐらいで各県へ移動できるのです。

 古河総合公園へ入ると、桃娘のお出迎えです。

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ここの公園で咲いているモモは濃いピンクの八重咲きの矢口という種類がほとんどだそうです。わずかに赤や白、赤と白が1本の木に咲く源平という種類がありました。花は散り始めていて、盛りを過ぎていました。

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 エノキにフジツルがからまった「ブランコの木」という木があり、子どもたちがぶら下がったり、よじ登ったりしていました。f:id:myuu-myuu:20180329184318j:plain

 花の名所と言われるところは、平日でも、今の時期どこへいっても人で賑わっていました。サクラの花見は何度かしたことがありましたが、モモの花は初めてです。私の庭にはないので、よい機会でした。

 とにかく暑い一日でした。車の外気温は最高26℃を示していました。こんな調子では、花の開花時期が大幅に狂ってしまいますね。

 

 

 

 

 

 

「まつこの庭」に春が来た !!

 彼岸が過ぎて、今日など私の庭は日中20℃を越えました。春を通り越して初夏の陽気です。草取りをしていると、汗ばむほどです。

 「まつこの庭」にも大慌てで、一気に春がやってきて、桜が咲き始めました。

f:id:myuu-myuu:20180326165146j:plain高さが2メートル位の小さなうすピンクの花を付けるサクラです。

f:id:myuu-myuu:20180326170146j:plain近くで見ると白いのですが、離れてみるとかすかにピンクがかっているのです。庭に自然と生えてきたもので、名前も由来も分かりません。小鳥のプレゼントか、鉢花にくっついてきたのか、どちらかだと思います。

f:id:myuu-myuu:20180326165616j:plain竹林の中に咲くヒガンザクラです。竹より高く背を伸ばして、花を咲かせています。勝手にヤマザクラだと思っていましたが、昨年桜川のサクラを見に行って、サクラには木肌の模様が横と縦のものがあり、縦のものはヒガンザクラであるということを知り、我が家のサクラはヒガンザクラと分かりました。ヤマザクラは横です。

f:id:myuu-myuu:20180326170323j:plain  カワヅザクラもあるのですが、一足早く咲くはずが、2月は寒かったので今頃咲いて、葉も開いて、花と葉を同時に見るようになってしまいました。

 サクラの開花は、今年例年より10日ほど早いようです。原因は冬の低温と春先の高温だそうです。サクラの花芽は、前年の夏に形成され、その後休眠期間に入ります。その休眠から目覚めるためには、冬の低温に一定期間さらされる必要があるそうです。それを「休眠打破」と言うそうです。今年の冬は極端に寒く、春先が初夏のように急激に暖かくなったので、休眠打破のスピードが加速されたそうです。東京と九州の開花がそれほど違わないのは、冬の気温が九州は東京ほど寒くなかったからだそうです。九州の冬の平均気温が温暖化の影響で、年々高くなっているので、このままでは、サクラが休眠打破できずに開花しないというようなことが起こる心配があると言っていました。

 チューリップの球根などもこの休眠打破が必要な植物で、アイスチューリップと言って冬にチューリップを咲かせるのは、冬になる前に冷蔵処理をして季節を錯覚させるのです。

 「まつこの庭」のチューリップも、サクラと同様に例年より10日ぐらい早くお彼岸から花を咲かせてしまいました。

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 「まつこの庭」でしだれ梅に続いて2番目に春を告げるヒメコブシが、今年はサクラと一緒に開花です。いろいろな花が咲く順番を狂わせています。

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f:id:myuu-myuu:20180326175109j:plain↑ ヒメコブシ   ↓ ボケ

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f:id:myuu-myuu:20180326173741j:plain↑ ヒイラギナンテン    ↓ アオキの実

f:id:myuu-myuu:20180326174057j:plainアオキは、3、4月頃に花を咲かせ、秋に実が赤くなり、4月頃まで実が残り、花と実が同時に楽しめるそうです。(白っぽくとんがっているのが花芽です。)

f:id:myuu-myuu:20180326175011j:plain↑ レンギョウ          ↓ カタクリ

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f:id:myuu-myuu:20180326175318j:plain↑ ヒアシンスとスイセン   ↓ 開花を待つ玄関前のチューリップ

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 あんなに待ちわびていた春ですが、一気に花が咲いて、ゆっくり楽しむ間もなく花が早く終わってしまいそうな気がします。例年なら5月の連休の頃まで楽しめるチューリップは、今年はどうでしょうか?

 暖かくなったらなったで、雑草もどんどん伸びてきます。苦手な虫たちもたくさん出て来ます。戦闘開始です。きれいな花を楽しむのも楽じゃありません。

春の洋らん展

 「暑さ寒さも彼岸まで」とよく言いますが、今回の彼岸期間中は夏の陽気から真冬の陽気まで目まぐるしく変化して、ただ驚くばかりの初めての経験でした。

 近くの花木センターでらん展を開催しているというので、出かけました。21日から25日まで、茨城蘭遊会が主催する春の洋らん展です。以前はイオンのホールを借りてらん展を行っていたそうですが、会場費などの問題で、会場が変わったそうです。

 私が想像していたよりずっとたくさんのランが展示されていて、たくさんの賞が付いていて、ビックリしました。初めて見るランもたくさんあって、しかもお客さんがほとんどいなかったので、ゆっくり見ることが出来て、よかったです。

<カトレアの仲間>

f:id:myuu-myuu:20180323203634j:plain↑ ランディート・ヨコカワ  ↓ トリック・オア・トリート

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f:id:myuu-myuu:20180323203947j:plain↑ インターメディア   ↓ グアテマレンシス

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f:id:myuu-myuu:20180323204145j:plain↑ モッシエ     ↓ マキシマ

f:id:myuu-myuu:20180323204241j:plain「こんなに濃い色のマキシマを初めて見た。」と思わずつぶやいてしまったら、近くにいた人が、「そうでしょう。14年前にこんなに(指で示して)ちっちゃな苗を買った時に2万5000円もしたんです。」と返事が返って来たのに、ビックリ。このマキシマの持ち主だったのです。何人かでこの苗を買ったら、4年後にその人は思い通りの色が出て大喜びしたけれど、その人のお友達は薄い色の花が咲いて2万5000円をどぶに捨てたとがっかりしたそうです。写真より実物の方がもっと黒っぽい色をしていました。

 

<デンドロビュームの仲間>

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f:id:myuu-myuu:20180323205605j:plain↑ リンドレイ     ↓ ガットンサンレイ

f:id:myuu-myuu:20180323205515j:plainリンドレイもガットンサンレイも見事な大株で、圧倒されました。ガットンサンレイは今から20年ぐらい前に我が家にもありましたが、枯れて今はありません。すごく懐かしい気がしました。

パフィオペディラムの仲間>

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<バンダの仲間>

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<その他のラン>

f:id:myuu-myuu:20180323210632j:plain↑ シィシス      ↓ エンシクリア

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f:id:myuu-myuu:20180323211534j:plain↑ シンビジューム・トラシアナム (こんなに濃い色のものは初めて見ました。夫はトラに似ているとは思ったけど、まさかトラとは思わなかったと言っていました。)

f:id:myuu-myuu:20180323211704j:plain↑ オエオニエラ・ポリスタキス(初めて見たランです。花径1㎝ぐらいの小さな花がびっしりと咲いていました。)

 

 らん展はいつ行っても、大株作りや初めて見るランで楽しめるのですが、今回も期待を裏切らなかったです。一緒に行った夫の「もっと規模が小さくてたいしたことないと思っていた。」ではないですが、期待以上のものを見ることができたように思いました。懐かしいランにも出会えました。

 会場では、会員の方が育てたランの苗を売っていたのですが、そこで懐かしい株に出会いました。1つはオレンジ色が気に入っていたのに枯らしてしまったカトレア、もう一つはドームで大賞をとったカトレアですが、高くて手が出なかったあこがれのカトレア、2つも格安で手に入ってラッキーでした。

 まだまだラン熱は冷めそうにないようです。