「今年はなかなか梅雨が明けないなあ。去年は7月19日に明けたので、もうそろそろ明けてもいいのになあ。」と思っていました。
7月28日に「関東地方は梅雨明けしたとみられます。平年より7日遅く、去年より18日遅い梅雨明けとなりました。」とテレビのニュースが伝えているではありませんか。私は日記をつけているので、19日で間違いないはずなのに、去年より18日遅いというのは変だなあと思いました。謎は夫がネットで調べて解いてくれました。
梅雨の入り明けには、平均して5日間程度の「移り変わり」の期間があり、気象庁は気象予測をもとに梅雨の入り明けの速報を発表するそうです。そして梅雨の季節が過ぎてから、春から夏の天候経過を考慮した検討を行い、梅雨の入り明けを確定するそうです。ちなみに私の日記によると去年の梅雨入りは6月8日、梅雨明けは7月19日と発表されていますが、梅雨入りが6月3日ごろ、梅雨明けは7月10日ごろと確定されています。そんな事情があるので、気象庁は「梅雨入りしたとみられる。」とか「梅雨明けしたとみられる。」という表現を使うのですね。
ところで、関東地方で梅雨明けがなかった年があるのを知っていますか?
立秋(8月7、8日のころ)がタイムリミットで、晴天が5日間続かないで、その日を過ぎると梅雨明け宣言をしないそうです。1993年(平成5年)は、梅雨が明けないうちに秋の長雨につながり、実質的な梅雨明け(?)は10月だったそうです。冷害でお米が採れない大変な年でしたね。ちなみに東北地方は、数年に1度梅雨明け無しの年があるそうです。
梅雨が明けると日差しが強くなるので、大慌てで温室に寒冷紗をかけたり、休眠中のクリスマスローズを日陰に移動したりしました。本当は梅雨明け前に行えばいいのですが、なかなか計画的にはいかないものです。
梅雨が明け日差しが強くなると、ますます草取りが間に合わなくなります。ヤブガラシやカラスウリ、カナムグラなどのつる草に庭が占領されてしまいます。それでも夏の花は強いです。雑草にも夏の暑さにも負けず、しっかり花を咲かせています。
<盛夏の草花と花木>
↑ ヒマワリ ↓ ノウゼンカズラ
↑ ダリア(ポンポン2色咲き)
↑ ナツズイセン(春に他のスイセンと同じように葉が出ますが、花は咲かずに葉は枯れて、夏に茎だけを伸ばし、花を咲かせます。ヒガンバナの仲間です。)
↑木立ベゴニア・月宮殿(ゲッキュウデン)
<夏のバラ>
↑ ダブルディライト ↓ アメジストバビロン
<夏の野草>
↑ ハナミョウガ (ヤブミョウガとも言います。葉は普通のミョウガに似ています。普通のミョウガは足元に花が咲き、それを食べますが、これは花が葉の上に咲き、食べられません。)