ここ数日、カラッと晴れてさわやかな春のような陽気です。5月の終わりごろの真夏のような暑さが嘘のようです。バラも少し長持ちするかもしれません。
一緒に植えることでお互いを引き立てあう関係の植物を、パートナープランツと言います。「まつこの庭」にもたくさんのパートナープランツが植えられています。意図的に植えても花の時期が合わなかったり、色の組み合わせ(反対色や同系色が多い)がうまくいかなかったりします。偶然にこぼれ種から育った植物が、引き立てることもあります。
↑ ツルバラ・安曇野(アズミノ)とアスチルベ(左側は白色、右はピンク色)
↑ 木立バラ・シュシュとカンパニュラ八重咲き
↑ 木立バラ・花霞(ハナガスミ)とムシトリナデシコ(雑草と言われています。)
↑ オールドローズ・サフラノ(ツルバラのようになります。)とスモークツリー(花が咲いたあとが白くなります。)
↑ ミニツルバラ・メイ(夢乙女の子)とクレマチス・キャロライン
一般的にバラに合うパートナープランツとして挙げられるのは、クレマチスやジギタリス、デルフィニウム、オルラヤ、ギボウシなどです。
↑ クレマチス・プリンス・フィリップ
↑ クレマチス・プリンセス・ダイアナ
↑ ジギタリス・パムズチョイス ↓ デルフィニウムとチドリソウ(小さい花)
アカンサスモーリスはそれ自体が大型の植物で存在感が有りすぎて、バラのパートナープランツには、合わないような気がします。
バラのベストパートナープランツはクレマチスと言われています。豪華なバラと清楚なクレマチスの組み合わせが互いを引き立てあうというのが、理由の一つですが、何といってもクレマチスにはバラにはない青系の色が豊富だということがあげられるでしょう。同じ理由でデルフィニウムも選ばれるようです。
「まつこの庭」には、いろいろな植物が植えられていますが、あれもこれも欲しいというだけで、次々に植えてしまうので、まとまりのつかない庭になってしまうのが悩みです。おまけに草取りが間に合わないので、草ぼうぼうで余計に始末に負えません。優しい花友が、「ナチュラルガーデンなんだからいいのよ。」と言ってくれるのがうれしいです。