今日は久しぶりの雨で、乾いていた庭にほどよい潤いを与えてくれたようです。
木々の緑や花の色が生き生きと見えます。
今回は、「まつこの庭」の温室で咲くコチョウランです。約30株ほどありますが、ほとんどはミニコチョウランです。花の大きさで言うと、大体花径10㎝以上が大輪、7,8㎝前後が中輪(ミディコチョウラン)、4,5㎝前後が小輪(ミニコチョウラン)3㎝以下が極小輪(マイクロコチョウラン)というわけです。小輪の方が比較的寒さに強いように思います。場所も取りませんから・・・・。
<ミディコチョウラン>
↑ 私の愛猫の名前と同じ「ミュー」と言う名前が付いていたので、衝動買いをしてしまったコチョウランです。
↑ グリーンの花色が珍しく、「アンスラカーリー」という名前がついています。良く普通の白いコチョウランに色水を吸わせて、青や紫の色を付けて売っている物がありますが、これは交配を繰り返す中で作られた自然の色だそうです。
<ミニコチョウラン>
↑ レジーナ ↓ オレンジマジック
私はよく花木センターやホームセンターなどで、安くなったコチョウランを買う事が多いのですが、名前を付けて売られていることはまれです。名前の付いている物は、元値が驚くほど高いので、ビックリです。
<ミニミニ(マイクロ)コチョウラン>
コチョウランは東南アジアを中心に、中国東部、インド、オーストラリア北部に広く分布しています。日本に自生しているナゴランは、この仲間だそうです。
コチョウランというとギフト用に売られている白い大輪の花が20も30もきれいに並んだ姿を思い浮かべますが、私の温室には、白の大輪は花友から預かっている3株だけです。プロのようにはとてもとても咲かせられませんが、それでも10輪から15輪ぐらいは咲きます。今はまだつぼみで、咲くのはもう少し先になりそうです。
コチョウランの花は長持ちするのが特徴で、3か月ぐらいは咲き続けるものもあるそうです。私の温室には、ナメクジがたくさんいて、咲く前にかじられたり、せっかくきれいに咲いたものをかじられてぼろぼろにされたりして、長く楽しむというわけにはいきません。ちょっと残念です。ナメクジ退治が今の私の温室の大きな課題です。