まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

福神草の植え替え

 去年の11月に温室に入れて冬越しした福神草を、発泡スチロールの箱や植木鉢から出してみました。去年は5月の連休が終わってから植え替えをしましたが、今年は連日初夏のような天気が続いているので、10日早く植え替えをすることにしました。去年の春は、深さ1メートルの穴から掘りだすのが大変でしたが、温室の中で冬越し出来ることが分かったので、今年は作業が楽のはずでした。

f:id:myuu-myuu:20180428185001j:plain↑ 11月に取り込んだ時の様子   ↓ 4月の様子(茎が枯れてしまいました。)

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f:id:myuu-myuu:20180428185235j:plain↑ 土の中から出した球根の様子(茎のついていたところはくぼんでいますが、腐ってはいません。丸くふくらんだ部分が球根で新しい芽が出てくるところです。

f:id:myuu-myuu:20180428185031j:plain↑ 11月の鉢植えの様子  ↓ 4月の様子(茎は2本になってしまいました。)

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f:id:myuu-myuu:20180428185940j:plain茎の節の所から新しい芽が出て、かなり大きくなっています。これを切り取って土や水に挿しておくと、根が出てきて挿し木苗ができます。去年この方法で福神草をたくさん増やしました。

f:id:myuu-myuu:20180428185052j:plain↑ 11月に取り込んだ子苗の鉢(挿し木で増やしたものです。) 

f:id:myuu-myuu:20180428190218j:plain↑ ↓ 4月の様子(葉が元気なものと枯れてなくなってしまったものとあります。) 

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f:id:myuu-myuu:20180428190605j:plain土の中から出してみたら、小さいけれど腐らずに球根が残っていました。

 小さい球根は、大きくなることを想定してそのまま2回り大きい鉢に植え替えました。10鉢できました。芽が3つぐらいの中ぐらいの大きさの球根も、そのまま2回り大きい鉢に植え替えました。これも10鉢できました。

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 大変なのは、大きい球根です。芽が2つか3つあるように切り分けます。手で割れるものもありましたが、割れないものは鎌を使って切り分けました。大きい球根が入っている発泡スチロールの箱が4箱あったので、自分でもうんざりするほどのたくさんの植え株(球根)が出来ました。

f:id:myuu-myuu:20180428191912j:plain  大きい球根の半分は地植えにするつもりで、あと半分は譲る約束をした人への仮り植えをしようと思います。

 福神草を譲ってもらったおじさんに教えてもらったように、地植えは1株当たり、50㎝四方の地面をよく耕し、スコップ1杯の有機肥料(鶏糞や牛糞など)と1握りの化成肥料をよく混ぜます。平らにした土の上に芽の位置をよく確認して球根を置いて、

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土を山形にかけ、水をたっぷりかけます。

f:id:myuu-myuu:20180428192957j:plain植えつけてから約1か月ぐらいで芽が出て来ます。花が咲くのは、それから更に2カ月ぐらい経ってからで、7月の半ばから終わりごろになると思います。

 穴から出さなくても済むので楽だと思っていましたが、量が去年の比ではないので、とんでもなかったです。というのは去年は穴が1つとプランター1つでしたが、今年は地植えにしたもの4株の発泡スチロール4箱の他に大きなプランター1つと子苗20鉢ぐらいを温室に取り込んでいたのです。今日は、温室から出すのと子苗の球根を植え替えるだけでくたびれてしまい、地植えは2株しかできませんでした。残りは明日です。