今日18日は彼岸の入りです。厚さ寒さも彼岸までのことわざ通り、朝晩はまだ少し冷え込みますが、日中は暖かです。ここ2、3日朝の冷え込みが厳しく、せっかく咲き始めた白モクレンがあちこちで真っ茶色になって可哀そうな姿をさらしています。白モクレンは毎年同じことを繰り返しています。白い花びらのまま散る姿を見た事がないほどです。
「まつこの庭」ではお彼岸前からチューリップが咲き始めました。例年3月の終わりごろには咲き始めるものもありましたが、お彼岸前に咲き始めたのは初めてかもしれません。いずれも原種チューリップです。
花が咲いているチューリップはまだ3種類ですが、他のチューリップも背丈がグーンと伸びてつぼみが膨らんできたので、あと1週間もするとたくさん咲くと思います。
チューリップの他にクロッカスやヒアシンス、スイセンなども咲いています。
<クロッカス>
<ヒアシンス>
↑ ヒアシンス(オレンジの花)とスイセン・テタテータ(黄色の花)
<スイセン>
今スイセンはテタテータが盛りです。他のスイセンに比べ背丈は低いですが、小さな花をたくさん付けて、庭のあちこちを賑わわせています。
さっそく何かの虫に食害されています。香りのあるスイセンなので、虫を引きつけるのでしょうね。
<ハナニラ(イフェイオン)>
ハナニラは普通白ですが、「まつこの庭」ではブルーとピンクとイエローがあります。イエローは他のハナニラに比べて葉が細く、花が咲くのが遅いです。まだ咲いていません。
霜枯れた庭に点在するように咲くスイセンやハナニラなどの球根植物のなんと可憐なこと、「ああ春だなあ。」と実感させられます。
チューリップが咲き始めるといよいよ春本番です。