まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

「まつこの庭」・春の花木

 早く暖かくなあれと思っていたら、今日などは暖かさを通り越して初夏の暑さのようです。春らしい春という日になかなか出会えないものですね。

 「まつこの庭」の花たちもさぞかしびっくりしていることでしょう。

 今回は、「まつこの庭」に咲く春の花木です。花木は木に咲く花を楽しむものですが、正確に言うと花を楽しむものではないものも紹介してあります。

f:id:myuu-myuu:20170416163957j:plain↑ ツバキ     ↓ レンギョウ

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f:id:myuu-myuu:20170416164125j:plain↑ ユキヤナギ    ↓ アセビ

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f:id:myuu-myuu:20170416164340j:plain↑ サクラ  このサクラは白く小さな花を咲かせます。何の花かは忘れましたが、花苗のポットの中に芽生えていたものを育ててみたら、サクラだったのです。まだ小さいので、ポツポツしか咲きません。

f:id:myuu-myuu:20170416164613j:plain↑ ヒイラギナンテン  これも上のサクラのように何かの花苗のポットに一緒に芽生えていたものです。秋から冬にかけて咲くもののようですが、我が家では春に咲きます。

f:id:myuu-myuu:20170416164802j:plain↑ 紫モクレン(シモクレン)  ↓ 常緑クレマチス・アーマンディ

f:id:myuu-myuu:20170416165118j:plain中国原産で、冬でも葉を落としません。寒さにやや弱いと言われますが、わたしの庭に植えてから10年以上経つので太くなり、寒さで傷むことはありません。

f:id:myuu-myuu:20170416165153j:plain↑ アオキの花(秋に真っ赤な実を付けます。秋の赤い実はほとんどが、冬にはなくなりますが、アオキは早春まで実が残ります。)    

f:id:myuu-myuu:20170416165637j:plain ↑ ビックリグミの花(6月頃、ビックリするような真っ赤な大きな実を付けます。)

f:id:myuu-myuu:20170416165333j:plain↑ ↓ クロモジの花

f:id:myuu-myuu:20170416165517j:plain和菓子などに添えられるようじを作るのに使われるそうです。クロモジの木は雌雄異株で、びっしりと花を付けているのは、どうやら雄株のようです。今年は特に花付きがよく、しみじみときれいだなあと思いました。

 「まつこの庭」では、まだまだいろいろな花木が咲く順番を待っています。

桜川へサクラを見に行って来ました !!

 シーズン最後に降りる霜を終霜といって、ちょうど4月14日の頃だそうです。昨年は、4月12日だったそうです。観測史上最も遅かったのは、1908年の5月16日だったそうですが、最近では2013年5月8日だったそうです。今朝も大部冷え込みましたが、霜は降りなかったような気がします。

 今日、桜川市の桜川公園と磯部稲荷神社のサクラを見に行ってきました。家の近くに(車で30分ぐらい)国指定天然記念物のサクラの名所があるとは知りませんでした。そんなわけで初めて行きました。

f:id:myuu-myuu:20170414181120j:plain↑ 筑波山と公園のサクラ        ↓ 公園の様子

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f:id:myuu-myuu:20170414181327j:plain↑ 八重紅枝垂れザクラ       ↓ 枝垂れヤマザクラ

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f:id:myuu-myuu:20170414181629j:plain↑ ↓ ソメイヨシノサクラ

f:id:myuu-myuu:20170414181720j:plain日本で見られる桜の約8割は、このソメイヨシノだそうです。ソメイヨシノは江戸時代の末期に江戸の染井という所の植木屋さんが、江戸彼岸サクラとオオシマザクラとの交配種を「ソメイヨシノ」と名付けて売り出したそうです。桜の名所で名高い吉野のサクラにあやかって、染井の吉野ザクラという意味で名付けたそうです。吉野のサクラはヤマザクラなので花と葉が同時に開くのに対して、ソメイヨシノは花が先に開いて花が散った後に葉が開くので、しかも花も大きいので人気が出たそうです。公園の中の桜もほとんどがソメイヨシノのようでした。

f:id:myuu-myuu:20170414183355j:plain↑ 磯部稲荷神社の入り口に掲示してあった「天然記念物 桜川のサクラ 11種」

f:id:myuu-myuu:20170414183820j:plain↑ 源氏サクラ    ↓ 樺匂いサクラ

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f:id:myuu-myuu:20170414184332j:plain↑ ↓ 糸サクラ

f:id:myuu-myuu:20170414192019j:plain花が小さく枝垂れることから糸サクラと云われているそうです。江戸彼岸の枝垂れ桜の系統で、樹齢140年だそうです。このサクラはこれで満開なんだそうです。完全に開き切らないカップ咲きなのです。花が小さくとてもかわいらしいです。となりに似たようなサクラがありましたが、この糸サクラの実生なので、糸サクラとは言わないそうです。となりのサクラの方がピンクが濃く、わたしはそちらの方が好きです。

↓ 隣の糸サクラに似たサクラ(江戸彼岸枝垂れサクラとしか言わないそうです。)

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f:id:myuu-myuu:20170414185155j:plain↑ 桜川匂サクラ  桜の香りというのは、普通葉の匂いをいうそうですが、このサクラは花そのものから香ってきます。

f:id:myuu-myuu:20170414185427j:plain↑ 左側山サクラ 右ソメイヨシノ

 帰りの山々はまだ山サクラが咲いていませんでした。1週間ぐらい遅れているそうです。この山サクラも見事だそうです。

 家の近くの山々の山サクラは少し咲き始めました。我が家の竹林の山サクラは散り始めました。今日聞いてきた話の中に、普通のサクラの樹皮の模様は横に付いているのに対し、江戸彼岸系のサクラは樹皮の模様が縦方向に付いているということがあったので、見てみたら、何と縦方向でした。我が家の山サクラと思っていたサクラは、どうも江戸彼岸系のサクラだったようです。道理で花びらの赤みが強い訳です。納得できたような気がします。

「まつこの庭」・クリスマスローズコレクション(6)

 やっと春らしくなったと思ったら、菜種梅雨になり、今日などは日中でも冬並みの寒さで、またこたつにもぐりこむ有様です。せっかく咲いたサクラも、花散らしの雨で、ゆっくり花を楽しめないうちに終わりそうですね。

 1月から咲き続けたクリスマスローズも、例年なら4月になると色あせてしまうのですが、今年は春になっても朝晩冬並みの寒さが続いたせいか、長く花を楽しめたように思います。

 今回は、今シーズン最後のクリスマスローズです。

 

<シングル咲き>

f:id:myuu-myuu:20170411152711j:plain↑ ホワイトゴールドシングルピコティ   ↓ 白シングル薄ピンクフラッシュ

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f:id:myuu-myuu:20170411153148j:plain↑ グレーパープルシングル (表現の難しい色ですが、地植えして5、6年経つ株で、花が50ぐらい咲きました。)

 

<セミダブル咲き>

f:id:myuu-myuu:20170411150701j:plain↑ 白セミダブルピコティ(咲き始めはうすグリーンですが、時間が経つと白くなります。中花弁がサクラの花びらのようです。)

f:id:myuu-myuu:20170411151006j:plain↑ 黄色セミダブル(花弁が黄色にちょっとピンク色がのっています。内花弁がグリーンと黄色の2色になっていてちょっと変わっています。)

 

<ダブル咲き>

f:id:myuu-myuu:20170411150749j:plain↑ ワインレッドダブル   ↓ ブラック小輪ダブル

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f:id:myuu-myuu:20170411150901j:plain↑ 赤と白のバイカラーダブル(内花弁が赤、外花弁が白です。)

f:id:myuu-myuu:20170411152948j:plain↑ 黄色ダブル    ↓ ピンク大輪ダブル

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<原種交配種>  下の3つはいずれも1月からずっと花が咲き続けています。

f:id:myuu-myuu:20170411151128j:plain↑ ピンクフロスト     ↓ ウインターベル

f:id:myuu-myuu:20170411151204j:plain↓ アンナズレッド

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 クリスマスローズは花が終わると花柄を切ったり、植え替えをしたり、鉢植えを地植えにしたりします。2月に出た芽も本葉が出ると植え替えをします。4月、5月は日光を浴びて養分を蓄えます。熟した実はとり置いて、10月に種蒔きします。

 高温多湿に弱いクリスマスローズは、6月からは休眠期に入ります。9月まで日陰でゆっくりお休みします。

チューリップ 🌷 が咲き始めました !!

 4月になっても朝晩冬並みの寒さが続き、早く暖かくなあれと思っていたら、ここ2、3日の5月並みの陽気にはただビックリ!!です。「まつこの庭」の花たちもびっくりして、花を咲かせ始めました。車で通りがかりに保育園のブロック塀沿いに赤白黄ピンク色のチューリップが列をなして咲いているのを見て、うらやましく思っていましたが、「まつこの庭」のチューリップも2週間ぐらい遅れてやっと咲き始めました。

f:id:myuu-myuu:20170408123212j:plain↑ チューリップ・桃太郎(一重2色咲き)とよく咲くスミレ・ソーダ

f:id:myuu-myuu:20170408123406j:plain↑ モンテオレンジ(八重咲き)     ↓ アンジェリカ(八重咲き)

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f:id:myuu-myuu:20170408123653j:plain↑ 原種チューリップ・ペルシャンパープル 原種はミニチューリップの名で売られていることが多いです。(紫の小さな花は、ベロニカ・オックスフォードブルーです。)

f:id:myuu-myuu:20170408123913j:plain↑ チューリップ・モンテオレンジとクロッカスとビオラ・ブラックパールの寄せ植え

 チューリップは、トルコ原産で中央アジアから北アフリカまで広く分布し、原種、交雑種、交配種を合わせると何百種にもなるそうです。咲き方で一重咲き、八重咲き、花形でユリ咲き、フリンジ咲き、レンブラント咲き、パーロット咲きなどがあり、一重咲きでも2色咲き(写真の桃太郎など)や色変わり種(咲き始めからだんだんと色が変わった行くタイプ)があるそうです。咲く時期も、早生種、中生種、晩生種とあり、3月の終わりごろから5月の初めごろまで花を楽しめます。この咲き方や花形、咲き時期などが複雑に交配され、さまざまな種類が生み出されているようです。

 オーソドックスな赤白黄ピンクの一重咲きは、比較的早生種が多いようです。「まつこの庭」のチューリップは、八重咲き、ユリ咲きなどの種類が多いので、咲く時期が遅いようです。その代わり5月の連休頃まで何かしらチューリップが咲いています。

 チューリップだけでなく、イフェイオンやクロッカス、ヒアシンス、ムスカリなどの春の球根植物も3月から5月の連休にかけてパンジーやビオラと共に咲きつないでいきます。        ↓ 黒いヒアシンス・ミッドナイトミスティックとスイセン

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f:id:myuu-myuu:20170408131702j:plain↑ 八重咲きの赤のヒアシンスとミニビオラの寄せ植え

f:id:myuu-myuu:20170408131834j:plain↑ ピンク色のムスカリ・ピンクサンライズと虹色スミレ

f:id:myuu-myuu:20170408132228j:plain↑ 空色のムスカリ・ラティフォリュームと虹色スミレ

 

 ここ2.3日の5月のような陽気は、庭仕事をしていると汗ばむほどです。竹藪の方から、ウグイスやヤマバトの鳴き声が聞こえてきます。竹藪の中の山ザクラも咲いていることに気づきました。去年は竹を切らなかったので、あちこちに竹が伸び、山ザクラの木がよく見えなくなったのです。竹と竹の間からピンク色の花が顔をのぞかせていました。

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 今頃続けて降る雨を菜種梅雨というそうですが、せっかく桜が咲いたのに、花散らしの雨にならなければよいのですが・・・・。

 

「まつこの庭」は1歳になりました!!

 昨年の4月から始めたブログ「まつこの庭」は、やっと1周年を迎えました。

 「まつこの庭」に咲く花や「まつこの庭」にやってくる虫などの生き物について、記録していこうと思って始めたブログですが、1年間何とか花を中心にして続けることができました。一年中四季折々、花を絶やさない庭を目指してきましたが、花友に「いつ来ても、何かしら花が咲いていてすごい!!」とお褒め(?)の言葉を頂いて、とてもうれしいです。また、自分でも思いがけないほどたくさんの人にブログを見て頂いて、時々感想や励ましの言葉を頂いて、また頑張ろうという気持ちになりました。

 今回は、4月になってからの「まつこの庭」の様子です。

f:id:myuu-myuu:20170404174114j:plain↑ 姫コブシ(高さは5,6メートルぐらいです。)  ↓ 姫コブシの花

f:id:myuu-myuu:20170404174204j:plain例年なら、サクランボの後を追うように咲いて3月中には散ってしまうのに、4月になってから咲き始めました。亡き義母が大好きな花でした。

f:id:myuu-myuu:20170404174719j:plain↑ ツバキ(まるでバラの花のようです。) ↓ 赤花ミツマタ

f:id:myuu-myuu:20170404174638j:plain普通のミツマタは黄色の花ですが、これは赤い花をつけます。枝が三又になることからこの名があります。和紙の原料になります。

f:id:myuu-myuu:20170404175114j:plain↑ クリスマスローズ     ↓ ヒアシンスとスイセン

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f:id:myuu-myuu:20170404175514j:plain↑ スイセン  ↓ イエイオン(花ニラ)これはピンク色ですが、普通は白です。

f:id:myuu-myuu:20170404175552j:plain庭のあちこちにクリスマスローズスイセンと白花の花ニラが花を咲かせています。

f:id:myuu-myuu:20170404175855j:plain↑ 温室の中のカトレア  ↓ 温室の中の原種シクラメンと原種クリスマスローズ

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f:id:myuu-myuu:20170404180139j:plain↑ 陽だまりで咲くブルークローバー  ↓ グレコマ(斑入りカキドオシ)の花

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f:id:myuu-myuu:20170404180355j:plain↑ 一部リニューアルした玄関前の寄せ植え

f:id:myuu-myuu:20170404180734j:plain↑ 庭を散歩する野良猫のクロちゃん  最近シロちゃんを見かけません。

f:id:myuu-myuu:20170404180524j:plain↑ やっと咲き始めたチューリップ 

 

 4月になってもなかなか暖かくならず、会う人会う人「なかなか暖かくなりませんねえ。」というのが、挨拶の言葉になっています。「まつこの庭」の花は、どれも1週間から10日ぐらい開花が遅れているようです。例年なら3月の終わりには咲き始めるチューリップもやっと1輪2輪と咲き始めました。その代わり、クリスマスローズが長持ちしているような気がします。

 

 花を育て、それをブログで紹介するということが、今の私の一番の楽しみで、いきがいのようなものになっています。また、続けて「まつこの庭」を見てくださるとうれしいです。

「まつこの庭」・早春のラン(4)

 お彼岸を過ぎ、3月も終わり、明日から4月だというのに、雪の天気予報が出ているのには、困ったものです。一体いつになったら、春らしい暖かい日が訪れるのでしょう。春を待ちくたびれてしまいそうです。

 3月の最後は、ランです。

 

<原種カトレア>

f:id:myuu-myuu:20170331125517j:plain↑ マキシマ  南米の太平洋側のエクアドル、コロンビア、ペルーのジャングルに自生しています。リップ(唇弁)の赤紫色のすじ模様が特徴です。日本では、秋から冬に開花すると言われていますが、我が家では、秋に咲くものと春に咲くものがあります。エクアドルでは、「クリスマスの花」と呼ばれているそうです。

f:id:myuu-myuu:20170331125600j:plain↑ インターメディア・アキニー・セルレア(花全体が紫色の濃淡です。)

f:id:myuu-myuu:20170331125646j:plain↑ インターメディア・アキニー・ビニカラー(2つの花弁がリップと同じように変化しています。)

 

<カトレアの交配種>

f:id:myuu-myuu:20170331125743j:plain↑ カトレア・シュロデレーとブラソボラ・ディグビアの交配種  色はシュロデレーに、リップのフリルはディグビナの血を受け継いで似ています。  

f:id:myuu-myuu:20170331125909j:plain↑ 名前不明     ↓ パープラタの交配種らしいが、名前は不明

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<その他いろいろな種類のラン>

f:id:myuu-myuu:20170331133326j:plain↑ リカステ・ファーストスプリング  ↓ デンドロビューム・アグレガタム

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f:id:myuu-myuu:20170331133702j:plain↑ エビデンドラム  葉がカトレアに似たこのランは、葉の付いた茎と花の咲く茎が別々に出てくるところが変わっています。

f:id:myuu-myuu:20170331133936j:plain↑ バンダエノプシス・プルケリミン(バンダとコチョウラン(ファノレプシス)の交配種です。バンダとファレノプシスが交配できるというのがすごく不思議です。)

f:id:myuu-myuu:20170331134409j:plain↑ レリア・スプレンディダ・シノブ

f:id:myuu-myuu:20170331134541j:plain↑ コチョウラン(原種コチョウラン・アマビリス交配)  ↓ ミニミニコチョウラン

f:id:myuu-myuu:20170331134617j:plainどちらも白のコチョウランで同じようにみえますが、上は花の大きさが7㎝ぐらい、下は3.5㎝ぐらいで下の花は半分ぐらいしかありません。コチョウランは寒さに弱いですが、アマビリスの血を引いているものは比較的寒さに強いと言われています。

 今年はランが本当によく咲いたと思います。まだまだつぼみが咲く順番を待っています。庭の花木や山野草、球根植物などは、例年より1週間から10日ぐらい花の時期が遅れているのに、温室の中はあまり関係ないようです。

 「ああ・・・・春だなあ。」と思える日が早く来ないかなあ。

 

サクランボの花が満開になりました !!

 「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、今年は彼岸を過ぎても朝の冷え込みが続き、なかなか春らしい朝を感じられないような気がしますね。

「まつこの庭」のサクランボの花も、例年より1週間遅れでやっと満開になりました。例年より花の数が少なく、枝が透けて見えるほどです。集まってくるミツバチの数も少ないように思います。実もたくさんはならないでしょう。

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f:id:myuu-myuu:20170326111148j:plainつぼみはピンク色でも花が開くと白くなります。普通のサクランボは1本では実を付けず、種類の異なる受粉樹が必要だそうですが、このサクランボは1本でも実を付けます。その代わり実は小さいです。食べることが目的ではなく、鑑賞用なのでしょうね。亡き義母は、この花が咲くと近所のお友達を招いて、お花見をしたものです。3月21日生まれの義母にとっては、このころ満開になるサクランボの花が自分の誕生日を祝ってくれていたような気がしたのでしょう。

 昨日の朝、冷え込みが厳しく、隣の家の咲き始めた白モクレンはまっ茶色になってしまいました。我が家のサクランボは北側にモチの木を背負っているせいかそれほどの被害はありませんでした。          ↓ 茶色くなった白モクレン

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<「まつこの庭」に咲き始めた花たち>

f:id:myuu-myuu:20170326113107j:plain↑ サクランボの木の下のツルニチニチソウ      ↓ スイセン

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f:id:myuu-myuu:20170326113749j:plain↑ スイセンクリスマスローズ     ↓ クロッカス 

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f:id:myuu-myuu:20170326114137j:plain↑ 原種のプリムラ

 

<「まつこの庭」の玄関前の様子>

f:id:myuu-myuu:20170326114327j:plain手前のチューリップのプランターのチューリップのつぼみが大きくなってきました。

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f:id:myuu-myuu:20170326114612j:plain軒下のバラの芽も大きくふくらんできました。

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f:id:myuu-myuu:20170326114821j:plain元気を取り戻した玄関前のプランターには、パンジー・ビオラと一緒にチューリップやシラーカンパニュラ、ムスカリ、ヒアシンスなどの球根が埋め込まれています。花が開くのももうすぐでしょう。

 姫コブシもつぼみが大きく膨らみ、ピンク色が見え始めたので、まもなく咲くでしょう。もうすぐ4月、「まつこの庭」はもっともっとにぎやかになると思います。