まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

「まつこの庭」・春のラン(3)

 久しぶりの雨は、植物にとっては恵みの雨となりましたが、オーニソガラムの一部が雨で倒れてしまいました。一面の白が少し崩れてしまい、ちょっとがっかりです。

 今回は、4月に「まつこの庭」で咲いたランです。

<原種カトレア>

f:id:myuu-myuu:20180426131657j:plain↑ インターメディア・オルラッタ   ↓ インターメディア・イロラータ

f:id:myuu-myuu:20180426131941j:plainインターメディアは、ブラジル大西洋側にある海岸山脈に自生しています。日本では春の代表的なカトレアですが、現地では秋に開花するそうです。

f:id:myuu-myuu:20180426132454j:plain↑ スキンネリー   ↓ スキンネリー・セルレッセンス

f:id:myuu-myuu:20180426132623j:plainスキンネリーは、標高1200mぐらいのメキシコ、グアテマラ、ホンジェラス、ニカラグアコスタリカなど中米の湿度の高い山地に自生しています。日本では、インターメディアより少し遅れて、初夏に咲きます。今年は少し早く開花したようです。

<デンドロビューム>

f:id:myuu-myuu:20180426133425j:plain↑ アグレガタム・ジェンキンジー  ↓ ピエラルディ

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f:id:myuu-myuu:20180426133651j:plain↑ 名前不明         

f:id:myuu-myuu:20180426133811j:plain↑ ファーメリー   ↓ ブロンカルティエ・紅ボタン

f:id:myuu-myuu:20180426133918j:plainファーメリーもブロンカルティエもたくさんの花が房になって下がって咲きます。

<香りの有るラン>

f:id:myuu-myuu:20180426135157j:plain↑ リカステ・アロマティカ  ニッキの香りがします。

f:id:myuu-myuu:20180426135408j:plain↑ エンシクリア・コルディゲラ  甘い濃厚な香りで、温室中に香ります。

<その他のラン>

f:id:myuu-myuu:20180426134234j:plain↑ エピデンドラム  ↓ エピデンドラム・シェードエピデンドラム

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f:id:myuu-myuu:20180426135011j:plain↑ バルボフィラム

 今年は季節が半月位先を進んでいるようで、初夏咲きのランも咲いてしまったものがあります。温室の中は外気にそれほど影響されないはずですが、それでもやはり温室の中の植物たちも調子が狂ってしまったようです。

 私の大好きな、初夏の代表的なカトレア・パープラータが咲くのが楽しみです。

 

あしかがフラワーパークへフジの花を見に !!

 我が家のフジが咲いたので、あしかがフラワーパークのフジも見ごろを迎えたに違いないと思い、出かけました。平日でも混雑が予想されるので、7時の開園に合わせて5時に家を出発しました。30分前に到着しました。幸い車は正門ゲート近くに駐車できたのですが、すでにチケット売り場前には長い行列ができていました。前後に並んでいた人たちは、次にひたち海浜公園ネモフィラを見に行くと言っていました。私には、フジとネモフィラを一日で見るというのが、考えられませんでした。しかし、時間的には可能なのですね。

 ゲートが開くと、桜色のペチュニアのウエルカムフラワーがお出迎えです。

f:id:myuu-myuu:20180424175825j:plain一番開花の早いうす紅のフジは盛りを過ぎて、散り始めていました。

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f:id:myuu-myuu:20180424180216j:plainうす紅のフジ棚の下は、休憩所になっていました。

 樹齢150年、畳600畳という2本の大藤は真っ盛りで、圧倒されました。

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f:id:myuu-myuu:20180424181028j:plain株元もフジつるがこんなに太くなるものなの?というほどでした。

 我が家にもある八重黒龍コクリュウ)です。やはり樹齢150年、畳500畳の広さだとか。下から見上げるとブドウのようでした。

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 花房が最長で1.8メートルにもなるという大長フジです。

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 長さ80メートルにも及ぶ白フジのトンネルです。白フジはまだ開花が始まったばかりでした。

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 うす紅橋です。

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 白フジの滝です。スクリーンいっぱいに育っていないので、寂しい感じです。

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 池の水面に映った逆さフジ(?)

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 あちこちにきばなフジ(キングサリ)のトンネルがありましたが、ほんの一部しか咲いていませんでした。見ごろはまだ先のようです。

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 大きなフジだけでなく、小さく(大フジに比べて)仕立てられたフジもあちこちに点在していました。

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 あしかがフラワーパークは、今の時期フジだけでなく、ツツジシャクナゲ、ハンカチノキ、マロニエなども花盛りでした。

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f:id:myuu-myuu:20180424195631j:plain↑ ↓ シャクナゲ

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f:id:myuu-myuu:20180424200215j:plain↑ ↓ ハンカチノキ

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f:id:myuu-myuu:20180424200441j:plain↑ ↓ マロニエ

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 バラ園もあります。クレマチスもあちこちに大株が植えられています。時期が早く、バラもクレマチスもほとんど咲いていませんでした。

f:id:myuu-myuu:20180424200636j:plain↑ バラ・マダム・アレフレッド・キャリエール       ↓ クレマチス

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 草花花壇も手入れが行き届いていて、素晴らしかったです。

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 フジが見事なのはもちろんですが、ツツジシャクナゲ、ハンカチノキ、マロニエも花の盛りで、一番いい時期に訪れたと感じました。あしかがフラワーパークは、花の見ごろによって入園料が変動するシステムになっているようでしたが、今が見ごろで入園料も最高で、1800円でした。園内の花はどれも手入れが行き届いていて、今が盛りの最高の花が見られて、しかもゆっくりと花を眺められる休憩所もあちこちに設置されていて、料金以上に楽しめたと思いました。

 バラの季節にもう一度訪れてみたいと思いました。

 

 

 

 

白とブルーの初夏の「まつこの庭」

 連日夏日で、所によっては真夏日とか。今日などは私の家の軒下で30℃を記録してビックリです。まだ4月だというのに、初夏というより真夏のような陽気ですね。

 今「まつこの庭」は、一面白とブルーの花で埋め尽くされています。

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f:id:myuu-myuu:20180422123827j:plain白い花の正体は、

f:id:myuu-myuu:20180422123948j:plain球根植物のオーニソガラム・ウンベラタムです。オーニソガラムはユリ科の植物で、ヨーロッパ、アジア、南アフリカに約150種もあるそうです。ウンベラタムは耐寒性が強く、繁殖力も旺盛で、「まつこの庭」がよほど気に入ったらしく、庭中に広がって増えてしまいました。この花は太陽が出ている間しか花を開かないので、晴天の日の9時頃から夕方4時ごろまでしか見られません。しかも1週間ぐらいで花が終わってしまいます。この一面の白い花は、天候や時間、期間限定なのです。例年なら5月の連休ごろに見ごろなのですが、今年は半月位早く見ごろを迎えてしまいました。

 ブルーの花の正体は、f:id:myuu-myuu:20180422125336j:plainシラー・カンパニュラータです。ヒアシンソイデスとも言い、スパニッシュ・ブルーベルとイングリッシュ・ブルーベルの2種類があり、今の時期咲いているのは、スパニッシュ・ブルーベルのようです。ピンク色と白もありますが、ブルーほど耐寒性、繁殖力が強くなく、増えてはくれません。私の庭にもイングリッシュ・ブルーベルがありますが、ムスカリと同じ頃に咲き、ヒアシンスによく似ています。

 白い花の咲く植物は、他にもイチリンソウ、ニリンソウ、シャスターディジー、カモミールなどが群生しています。

f:id:myuu-myuu:20180422132612j:plain↑ イチリンソウ    ↓ ニリンソウ

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f:id:myuu-myuu:20180422132801j:plain↑ シャスターディジー(大きい花)とオーニソガラム     ↓ カモミール

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f:id:myuu-myuu:20180422133011j:plain↑ 白花ホザキマンサク  ↓ ドウダンツツジ

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f:id:myuu-myuu:20180422133253j:plain↑ シャガ(花色は薄紫ですが、シャガの群生は遠目には白っぽく見えます。)

 ブルー系の花は、他にはムラサキハナナ、アジュガツルニチニチソウワスレナグサなどがあります。ライラックやフジなども咲いています。

f:id:myuu-myuu:20180422133742j:plain↑ ムラサキハナナとオーニソガラム       ↓ アジュガf:id:myuu-myuu:20180422140001j:plain

f:id:myuu-myuu:20180422134241j:plain↑ ツルニチニチソウ    ↓ ワスレナグサ

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f:id:myuu-myuu:20180422134541j:plain↑ ライラック    ↓ フジ・八重コクリュウ

f:id:myuu-myuu:20180422134820j:plain今年はたくさん花房をつけました。開花が半月早いです。

f:id:myuu-myuu:20180422134956j:plain↑ エクィジット(遅咲きの紫八重咲きチューリップ)

 私はこの白い庭が大好きです。(何しろ白に雑草が隠されて気になりません。)今年は、シラーカンパニュラータが更に彩りを添えてくれました。花の咲く順番が大きく狂ったので、思わむ白とブルーの花の組みあわせの素敵な庭が出現しました。この楽しみも少しの間です。咲き終わったチューリップの整理、玄関前の模様替え、クリスマスローズやランの植え替え、草取りなどたくさんの仕事が待っています。そろそろ福神草も目覚めるころ、温室から出してあげないと・・・・。庭仕事が山ほど待っています。

 ちょっとの間、うっとりしながら庭を眺めることにします。

 

 

 

ギャザリングに挑戦 !!

   「ギャザリングって何?」と思いますよね。

 最近私が習い始めたものです。私の作品を正面から見ると、

f:id:myuu-myuu:20180420191628j:plain裏側から見ると、

f:id:myuu-myuu:20180420191826j:plainこんなふうです。

 ギャザリングとは、根付きのフラワーアレンジメントのようなものであり、アレンジメントのような寄せ植えとでも言ったらいいのでしょうか。

 普通の寄せ植えは、植えこんでから少し育つのを待って楽しむものですが、このギャザリングは植えこんだ瞬間から楽しめるということをコンセプトにしているようです。しかも根付きなので、生長を見ながら長く楽しめるという長所もあります。

 このかご型の鉢には、11種類16ポットの花苗が植えこまれています。中心のピンクはキンギョソウ、紫の小花はバーベナ、ミニバラ(グリーンアイス)、クリーピングタイム、オレンジがちょっと覗いている花はリナリア、葉物はプテリス、ワイヤープランツ、シレネ、ラベンダー(黄色の斑入り)、ハツユキカズラ、オレアリア(銀色の細かい葉)です。

 えっ!?そんなにたくさんの苗が入るなんて、一体どんな植え方をしているの?と誰でも思いますよね。私も最初はこのギャザリングに抵抗がありました。根の土を落とし、下の方の葉を落とし、ぎゅうぎゅう詰めにするのですから・・・・。何だか花がかわいそうで仕方ありませんでした。

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   1番初めに作った作品は、約2カ月の間一部枯れたものもありましたが、新しい表情を見せながら楽しませてくれました。

 ギャザリングは花ものと葉ものの3株で小さな花束を作り、メインになる花束を1組、周りに配置する花束を器の大きさや形に合わせて何組か作ります。花束を作る時には、苗の土を落とし、下の方の葉を落とし、3株合わせて水苔で巻きます。そしてその花束を土の代わりのベラボンというココヤシの繊維で作った培養土に植えこんでいきます。ベラボンは土に比べると軽く水を吸いやすく、根のはりがいいそうです。

 今回、私はピンク色の花籠をイメージして、花色をピンクと薄紫と白の花を組み合わせることにしました。メインになる花束をキンギョソウバーベナで作り、その周りに配置する花束はミニバラとハツユキカズラとラベンダーの組み合わせを2組とリナリアハツユキカズラとラベンダーの組み合わせを1組作り、またその周りにクリーピングタイムとプテリスとワイヤープランツの組み合わせを2組とオレアリアとプテリスとシレネの組み合わせを2組作り、植え込みました。

 今回は2回目だったので、少し慣れたということもあり、苗選びの段階から1回目の経験を活かせたように思います。出来上がりも満足でき、今回は「花遊び」が楽しめたような気がします。

f:id:myuu-myuu:20180420200547j:plain参加者6人の作品です。

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 器も自分の好きな物を選び、花色も自由に選んで組み合わせました。先生からお褒めの言葉を頂いて皆満足できたようでした。

 次回は6月です。観葉植物の予定です。楽しみです。

 

 

 

「まつこの庭」・チューリップ図鑑

 今年はチューリップが咲くのが早く、お彼岸の頃から咲き始め、早咲きと中咲きがワァーッと一斉に咲き、4月半ばだというのにもう遅咲きが咲いて、チューリップのシーズンも終わりそうです。

 すでに早咲きと中咲きのチューリップを紹介したので、今回は遅咲きと原種チューリップを紹介します。

<一重咲き>

f:id:myuu-myuu:20180417171139j:plain↑ サッポロ(黄→白)  ↓ シャーリー(白に紫ピコティ→紫)

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f:id:myuu-myuu:20180417172045j:plain↑ 初桜   ↓ クイーンオブナイト(黒の一重)とシャーリーとフレミングフラッグ

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f:id:myuu-myuu:20180417173736j:plain↑ さくらチューリップ・ロザリエ  ↓ ハウステンボス(フリンジ咲き)

f:id:myuu-myuu:20180417173805j:plain↓ プリティプリンセス(濃いピンクのレンブラント咲き、黒っぽい模様のこと)

f:id:myuu-myuu:20180417175107j:plainオレンジのチューリップはオレンジプリンセス

 

<八重咲き>

f:id:myuu-myuu:20180417170726j:plain↑ オレンジプリンセス(八重レンブラント咲き)f:id:myuu-myuu:20180417170913j:plain↑ プリティプリンセスとオレンジプリンセスの寄せ植えf:id:myuu-myuu:20180417171102j:plain↑ ラ・ベルエポック(茶色) ↓ アイスクリームf:id:myuu-myuu:20180417171502j:plainf:id:myuu-myuu:20180417171649j:plain↑ ブラックダイアモンド(黒の八重)とクイーンオブナイトとシャーリー

 

<原種チューリップ>

f:id:myuu-myuu:20180417171825j:plain↑ ライラックワンダー  ↓ ブルーチューリップf:id:myuu-myuu:20180417172357j:plainf:id:myuu-myuu:20180417173232j:plain↑ ブライトジェム      ↓ レディジェーン

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f:id:myuu-myuu:20180417173051j:plain↑ リリプット    ↓ タルダ

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f:id:myuu-myuu:20180417181435j:plain↑ ストレーザ

 

 今年は自分の庭にもたくさんチューリップを植えたし、チューリップフェスタにも出かけて本当にチューリップを満喫しました。例年なら種類によって順番に咲いて、長くチューリップを楽しめるのですが、今年は一斉に咲いてしまったために、充分に楽しめなかったという不満が残りました。しかし、逆にフェスタでは、何回も出かけられるわけではないので、一度にたくさんの種類のチューリップを楽しむことができたというメリットがありました。

 「まつこの庭」にもたくさんの人が訪れて、チューリップを楽しんでもらえてうれしかったです。

 

「まつこの庭」・春のラン(2)コチョウラン

 今日は久しぶりの雨で、乾いていた庭にほどよい潤いを与えてくれたようです。

 木々の緑や花の色が生き生きと見えます。

 今回は、「まつこの庭」の温室で咲くコチョウランです。約30株ほどありますが、ほとんどはミニコチョウランです。花の大きさで言うと、大体花径10㎝以上が大輪、7,8㎝前後が中輪(ミディコチョウラン)、4,5㎝前後が小輪(ミニコチョウラン)3㎝以下が極小輪(マイクロコチョウラン)というわけです。小輪の方が比較的寒さに強いように思います。場所も取りませんから・・・・。

<ミディコチョウラン

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f:id:myuu-myuu:20180415144119j:plain↑ 私の愛猫の名前と同じ「ミュー」と言う名前が付いていたので、衝動買いをしてしまったコチョウランです。

f:id:myuu-myuu:20180415143511j:plain↑ グリーンの花色が珍しく、「アンスラカーリー」という名前がついています。良く普通の白いコチョウランに色水を吸わせて、青や紫の色を付けて売っている物がありますが、これは交配を繰り返す中で作られた自然の色だそうです。

<ミニコチョウラン

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f:id:myuu-myuu:20180415145716j:plain↑ レジーナ             ↓ オレンジマジック

f:id:myuu-myuu:20180415145435j:plain私はよく花木センターやホームセンターなどで、安くなったコチョウランを買う事が多いのですが、名前を付けて売られていることはまれです。名前の付いている物は、元値が驚くほど高いので、ビックリです。

<ミニミニ(マイクロ)コチョウラン

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 コチョウランは東南アジアを中心に、中国東部、インド、オーストラリア北部に広く分布しています。日本に自生しているナゴランは、この仲間だそうです。

 コチョウランというとギフト用に売られている白い大輪の花が20も30もきれいに並んだ姿を思い浮かべますが、私の温室には、白の大輪は花友から預かっている3株だけです。プロのようにはとてもとても咲かせられませんが、それでも10輪から15輪ぐらいは咲きます。今はまだつぼみで、咲くのはもう少し先になりそうです。

 コチョウランの花は長持ちするのが特徴で、3か月ぐらいは咲き続けるものもあるそうです。私の温室には、ナメクジがたくさんいて、咲く前にかじられたり、せっかくきれいに咲いたものをかじられてぼろぼろにされたりして、長く楽しむというわけにはいきません。ちょっと残念です。ナメクジ退治が今の私の温室の大きな課題です。

ひたち海浜公園へネモフィラを見に !!

 連日、NHKの夕方の番組で、「ネモフィラが見ごろを迎えました!」と放送しているので、追い立てられるように(?)出かけました。我が家から1時間ぐらいですが、公園の近くのホームセンターへはしょっちゅう出かけるのに、しばらく行った事がなく、10年ぶりぐらいです。ネモフィラの咲く風景が「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」の一つに選ばれたそうですが、ネモフィラの時期に訪れたのは、一体何年前かも思い出せないほどずっと前です。

 9時半開園の30分前に着くように出かけたのですが、駐車場の入り口にはすでに行列ができていました。駐車してある車は、ほとんどが県外ナンバーで、公園の西ゲート前には開園を待つ長い長い行列ができていました。東南アジア系の人がたくさん並んでいました。入園料は国立だけあってすごく安く、その上私はシルバー料金の対象になったので、驚くほど安かったのは嬉しいのですが、いよいよシルバーデビューかと思うとちょっと悲しいような複雑な心境でした。

 例年なら今の時期はスイセンが見ごろなのですが、今年は開花が順番に繰り上がっているようで、盛りをすぎていました。

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 ゲートをくぐると、人の列はネモフィラの咲く見晴らしの丘をめがけて一目散です。

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f:id:myuu-myuu:20180413133505j:plain思ったほどネモフィラも菜の花も咲いていないように思いました。ネモフィラは7分咲きと言っていたので、その通りだと思いました。

f:id:myuu-myuu:20180413133705j:plain丘の頂上目がけて歩く人の列。曇り空のせいかネモフィラの水色があまり映えません。

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f:id:myuu-myuu:20180413134008j:plain 近くで見るとこんなに青い色がきれいなのに、ちょっと残念。

 ネモフィラムラサキ科の植物で、北アメリカ原産の1年草です。和名は瑠璃唐草(ルリカラクサ)で、英名はbaby blue eyes(ベイビー ブルー アイズ、赤ちゃんの青い瞳)です。約450万株のネモフィラが植えてあるそうです。

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頂上から下を眺めると、

f:id:myuu-myuu:20180413135635j:plain犬を連れた人も多く、ネモフィラと愛犬のツーショット写真を撮る人も数多く見られました。f:id:myuu-myuu:20180413135835j:plain↑ 観覧車とネモフィラ     ↓ 園内を走るシーサイドトレイン

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 ひたち海浜公園は、今の時期はスイセン → チューリップ → モフィラと花を繋いでいくのですが、今年はチューリップとネモフィラが一緒に咲いて見られました。チューリップは「たまごの森」に植えられているのですが、松林の中のせいか日があまりよく当たらないので、少し咲く時期が遅れたようです。ネモフィラを見るだけだったはずが、チューリップも一緒に見られてラッキーでした。

 ここのチューリップも名札が立てられていました。しかも2種類混合植えが特徴的でした。お花が全然傷んでいなくて、新鮮な感じがしました。

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f:id:myuu-myuu:20180413141921j:plain水色の花はムスカリで、川をイメージしているそうです。

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 2時間ほどお花を堪能して、お昼ごろひたち海浜公園を後にしました。駐車場は満車状態で、観光バスもたくさん止まっていました。駐車場へ入る道路はそれほど混んでいませんでした。土日ごろネモフィラは満開を迎えるでしょうから、公園やその周辺はきっと凄いことになっているでしょうね。