まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

水戸徳川家のラン

 水戸植物園へ水戸徳川家のラン展を見に行ってきました。

 裸木の下では、スノードロップが清楚な白い花を咲かせていました。

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 温室の中では、球根ベゴニアがたくさんの花を付けて華やかでした。

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 ラン展は、水戸徳川家の14代当主の圀斉(くになり)氏の収集・交配したパフィオペディルムを展示していました。

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 圀斉氏とパフィオペディルムの出会いは、イギリスの洋らんの雑誌に載っていた真っ白いパフィオペディルム・メドースィート・ピューリティに魅了されたからだそうです。                  ↓ メドースィート・ピューリティ

f:id:myuu-myuu:20190129142939j:plainこれを手に入れ、これを基にして真っ白なパフィオペディルムを目指して、数々の交配・育種を行ったそうです。

f:id:myuu-myuu:20190129143145j:plain↑ スワンゴールド・カントク   ↓ スワンゴールド・ミワ

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f:id:myuu-myuu:20190129143237j:plain↑ マユミ   ↓ シラウメ

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f:id:myuu-myuu:20190129150138j:plain↑ サンノマル    ↓ ボタンユキ

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f:id:myuu-myuu:20190129150728j:plain↑ ヤミゾ    ↓ ヒタチ

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 圀斉氏の作出したパフィオペディルムには水戸の町名や茨城の山や川の名前が付けられています。圀斉氏亡きあと平成13年から水戸市植物公園が栽培するようになり、毎年今の時期に公開するようになったそうです。

 パフィオペディルムは東南アジアを中心にインドから中国南部、フィリピン、インドネシアニューギニアなどに分布し、原種は60種類ぐらいあると言われています。日本には自生していませんが、クマガイソウが近縁種だそうです。ほとんどのランは現在バイオテクノロジーで大量増殖が可能となっていますが、パフィオペディルムだけは株分けや実生交配に頼るしかないそうです。種から育てて花が咲くまで、5~6年かかると言われています。

 ランに夢中になると最後はパフィオペディルムに行き着くと言われていますが、私はパフィオペディルムはあまり好きではありません。白のパフィオペディルムは良いと思いますが、黄や茶色の花弁やパフィオペディルム特有の形などはちょっと・・・・という感じです。ランに夢中になって35年ぐらいになりますが、パフィオペディルムに行き着く事はないと思います。

   

 

 

「まつこの庭」のクリスマスローズ(1)

 まつこの庭にクリスマスローズのシーズンがやってきました。

 今年は例年より開花が遅いようで、やっと咲き始めたところです。お正月になってから、ほとんど雨が降らず乾燥しているせいか、葉がカサカサしています。水が足りないのかもしれません。

 クリスマスローズキンポウゲ科多年草で、およそ20種類の原種とそれらの自然交雑種や交配種がたくさんあります。原種はヨーロッパ全域から地中海沿岸、バルカン半島黒海沿岸、そして中国(チベタヌス1種のみ)に自生しています。

f:id:myuu-myuu:20190126111530j:plain↑ 原種・リヴィダス    ↓ 原種・リヴィダス

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 どちらも原種・リヴィダスですが、リヴィダスは花色があずき色、ピンク、黄緑、緑と色幅があります。原生地はマジョルカ島で、地中海気候の温暖な地域に自生するため耐寒性が弱く、鉢植えにして温室内に入れています。

f:id:myuu-myuu:20190126112258j:plain↑ 原種・ノイガー(ニゲル)  イタリア、オーストリアクロアチア、スイス、ドイツなどに自生します。リヴィダスよりは耐寒性があります。イギリスで「クリスマスの時期に咲くバラのような花」という意味でクリスマスローズと名付けられたそうです。日本では、原種もハイブリッド種もすべてクリスマスローズと言っていますが、ヨーロッパではクリスマスローズというとこのノイガーを指すそうです。

f:id:myuu-myuu:20190126113016j:plain↑ ノイガー交配種・スノーダンス

 現在日本で出回っているクリスマスローズは、ほとんどが交配種です。美しい花の色や形、咲き方を追究して複雑に交配されています。花色は赤、ピンク、白、黄色、黒などの他、2色咲き、模様入りなど、形も丸弁、剣弁、ねじれた細い花弁など、咲き方もシングル(一重咲き)、セミダブル(半八重咲き)、ダブル(八重咲き)、そしてシングルの中でも小輪の花をたくさん付ける小輪多花性咲き、ダブルの中でも花弁数の多い多花弁咲きとバラエティー豊かになっています。10年ほど前では考えられないほど安価で珍しい花が手に入れらるようになったのもクリスマスローズマニアにとってはうれしいです。

f:id:myuu-myuu:20190126113425j:plain↑ 赤シングル     ↓ ピンク赤ブロッチ(模様のこと)セミダブル

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f:id:myuu-myuu:20190126115058j:plain↑ ネオンセミダブル    ↓ 赤ダブル

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f:id:myuu-myuu:20190126115214j:plain↑ アプリコットダブル   ↓ 白ダブル

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f:id:myuu-myuu:20190126115449j:plain↑ ゴールド赤フラッシュ(模様のこと)ダブル  

f:id:myuu-myuu:20190126115725j:plain↑ 白赤糸ピコティ(赤の細い縁どり)ダブル・多弁花   普通のダブルは花弁が3段ぐらいですが、多弁花は5、6段あり花弁数も5、60枚あります。

 珍しい色や形、咲き方などが複雑に重なって、どんどん新しい品種が出てきて、クリスマスローズは楽しみの多い植物です。世間では少しクリスマスローズブームに陰りが見えてきたようですが、私のマイブームは去りそうにないようです。

 

寒中のまつこの庭

 20日は大寒でした。1年中で1番寒い時期のはずですが、比較的暖かな大寒でした。7年ぶりの全面凍結が期待されていた日本三名瀑の一つ袋田の滝が、7割程度まで進んでいた凍結がこの暖かさで解け始めて5割程度になってしまったそうです。このまま暖かくなるのか、それとも寒さが戻って来るのか、気をもませます。

 今回は、寒中のまつこの庭の様子です。霜枯れた庭にも所々に赤や黄色の花や実が彩りを添えています。

f:id:myuu-myuu:20190122134804j:plain↑ ↓ たくさん花を付けたロウバイ

f:id:myuu-myuu:20190122134914j:plain冬の青空に透き通るような黄色の花が映えます。

f:id:myuu-myuu:20190122135405j:plain↑ アオキの実   アオキは今ごろ実が赤くなるのですね。図鑑などには、「花は3~5月に咲き、実は秋に赤く熟し、4月頃まで実が残る。」と書いてありますが、私の家のアオキはそうではないようです。花の蕾も見え始めました。3月頃花が咲くそうなので、花と実が同時に見られそうです。       ↓ アオキのつぼみ

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f:id:myuu-myuu:20190122140734j:plain↑ ワビスケツバキ

f:id:myuu-myuu:20190122140200j:plain↑ 陽だまりで咲くカレンジュラ   ↓ オオイヌノフグリ

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f:id:myuu-myuu:20190122140424j:plain↑ 高くて取れずに残ったユズの実   ↓ ナンテンの実

f:id:myuu-myuu:20190122140637j:plain↓ ローヤ柿

f:id:myuu-myuu:20190122141019j:plain例年ならお正月を過ぎると小鳥が赤い実を食べてすっかりなくなってしまうのに、今年はどういう訳かまだたくさん残っています。

f:id:myuu-myuu:20190122140837j:plain↑ ↓ 寒さでドライフラワーのようになったミニバラ

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f:id:myuu-myuu:20190122141124j:plain↑ 温室の中のランたち    ↓ ポインセチアとシンビジュームの蕾

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f:id:myuu-myuu:20190122141337j:plain↑ 温室の中で咲く原種シクラメン・コーム   ↓ ビルベルギア・ヌタンス

f:id:myuu-myuu:20190122141441j:plainビルベルギア・ヌタンスは和名をヨウラクツツアナナスと言います。パイナップル科の観葉植物です。ピンクと緑と黄色と青の何と色鮮やかなエキゾチックな花なのでしょう。ヨウラクと言うのは、インドの貴族が身につけていた飾りのことを言うそうです。英名は「王妃の涙」と言うそうです。私にはイアリングのように見えますが、高貴な花であることは確かなようです。

f:id:myuu-myuu:20190122142450j:plain↑ ↓ 出番を待っているクリスマスローズたち

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 ビニールハウスの中や軒下でたくさんのクリスマスローズの鉢が花の出番を待っています。連日乾燥注意報が出るほど乾燥しているので、水不足で葉がカサカサになっているものもあります。例年より開花が遅いような気がします。

 

 先日、親戚の結婚式におよばれして東京まで出かけました。寒中にしては暖かい日だったので、気持ちよく出かけられました。おみやげに披露宴のテーブルに飾られていたアレンジメントを頂いて来ました。白を基調とした素敵なアレンジでした。

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 結婚式の日の誕生花が白バラだったので、白バラを中心にした白い花のアレンジだったようです。白バラ2種類、白のトルコキキョウ、ストック、スイトピー、淡いグリーンのアジサイとカ―ネーションがぎっしりとアレンジされていました。葉はゼラニュームのようです。しばらく玄関を明るく飾ってくれそうです。



 

花の図書館(6) 植物図鑑

 花の図書館の6回目は、有川浩作「植物図鑑」です。

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 有川浩は、映画やTVでおなじみの「図書館戦争」「三匹のおっさん」「フリーター、家を買う」などの作者です。

 初め文庫本コーナーで植物図鑑を見つけた時は、これはきっといろいろな花に例えられた女の人が登場する短編集に違いないと思いました。ところが、実際は20代の男女のラブコメ風小説だったのです。2人の出会いからその後の展開が、まるで現代版「ツルの恩返し」の逆バージョンといったところでしょうか?

 主人公は失恋したばかりの27才の会社員さやか、さやかはマンションの前に行き倒れていた青年イツキを拾って(?)、一緒に住むようになります。イツキは宿を提供してもらう代わりに料理などの家事を受け持ちます。このイツキがツルの役回りをしていることになり、機織りの代わりになるのが料理というわけです。しかもイツキは野草にやたら詳しいだけでなく、それらをおいしく料理する腕をもっているのです。植物図鑑には、野草採集と野草料理の日々がレシピ付きで物語れられていきます。

 この植物図鑑には約30種の野草が出て来ます。写真も載せられているので、植物図鑑の様相は呈していますが、野草図鑑と言った方がいいかもしれません。

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 野草と言うとおひたしや天ぷらにすることが多いと思いますが、炒め物や酢の物、和え物、煮物など工夫次第でいくらでもおいしく食べられるようです。フキノトウというと天ぷらが一番おいしいと思われているそうですが、天ぷらが一番美味しくない食べ方なのだそうです。フキ味噌とかフキご飯の方がずっとおいしいそうです。セイヨウカラシナとノビルを使ったパスタ料理も意外性がありました。「今まで食べたパスタの中で一番好きかも!」とさやかにいわせるほど読むだけでも美味しそうに感じました。他にもえっ!こんな野草も食べられるんだ、こんな料理方法も有るんだと驚きや発見の多いベジタリアン料理集という側面も持っているこの本は、植物が好きな人だけでなく、料理の好きな人にも楽しめると思います。

 助けた女の人は実はツルだったという「つるの恩返し」のオチにあたる部分は、「植物図鑑」ではどうなっているか、イツキが何者だったのかは、自分で読んでみて下さい。

 

池袋サンシャインシティラン展

 1月10日~14日まで池袋のサンシャインシティで行われているラン展へ、東京では珍しい小雪の舞う日に出かけました。

 サンシャインシティラン展は、全日本蘭協会が中心になっていくつかの関東近郊の洋蘭愛好団体が展示をしています。

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f:id:myuu-myuu:20190114122948j:plain↑ 最優秀賞・マスデバリア    ↓ 優秀賞・リカステ

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<カトレアの仲間>

f:id:myuu-myuu:20190114123640j:plain↑ マジックボール    ↓ ゴールデンゼル

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f:id:myuu-myuu:20190114124227j:plain↑ ↓ トリアネー

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f:id:myuu-myuu:20190114124335j:plain↑ バルザック   ↓ マヒノ・ヤヒロ

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f:id:myuu-myuu:20190114124309j:plain↑ ハイソサエティ    ↓ ワルケリアナ

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f:id:myuu-myuu:20190114125513j:plain↑ ↓ アンセプス

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<デンドロビュームの仲間>

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<パフィオペデラムの仲間>

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<その他のラン>

f:id:myuu-myuu:20190114130637j:plain↑ シィシス    ↓ アングレカム

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f:id:myuu-myuu:20190114131717j:plain↑ パフィニア         ↓ トリコグロティス

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f:id:myuu-myuu:20190114131856j:plain↑ バンダ   ↓ レナンテラ

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 ラン展へ出かける楽しみは美しいランを鑑賞することですが、珍しいランや初めて見るランとの出会いも大きな楽しみです。今回も初めて見るランがいくつかありましたが、一番印象的だったのはトラシアナム・アルバと出会えたことです。アルバと言うのは色素が抜けて白くなる事ですが、トラシアナムにアルバがあることを知らなかったので、ちょっとビックリです。

f:id:myuu-myuu:20190114133003j:plain↑ 普通のトラシアナム   ↓ トラシアナム・アルバ

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アルバと言っても、赤の色素が抜けて、グリーンと黄色の花です。ちょっと花弁が傷んでいましたが、大株で見事でした。アルバも良いなあと思いました。

 昨年久しぶりにサンシャインシティのラン展へ出かけたのはいいのですが、帰りに池袋駅で切符を買うのに切符販売機の操作に手間取り懲りたので、今年はスイカを買って出かけました。改札口の通過の楽な事、早くスイカにすればよかったと思いました。普段はほとんど車で出かけるので、東京都内へ出かけることなど年に1、2回なので切符で十分と考えていたのですが、年寄りには複雑な機械操作に戸惑う事ばかりです。今の切符の自販機は、一つの機械で目的地までの切符だけでなく特急券や定期の販売など複数機能が付いているので、たった1枚の切符を買うのにも悪戦苦闘です。年寄りには優しくないですね。というより私がただ機械オンチなだけなのかもしれませんが・・・。

 

「まつこの庭」の冬のラン(1)

 今日は全国的に冷え込んだとかで、私の家の軒下では-9℃を記録しました。日中も日差しが少なく、気温がそれほど上がらず、寒い一日でした。

 今回は、「まつこの庭」の温室で12月からお正月にかけて咲いた冬のランです。

<カトレアの仲間>

f:id:myuu-myuu:20190110173812j:plain↑ ジョージキング(実物はオレンジ色がかっています。)   ↓ アンセプス

f:id:myuu-myuu:20190110173236j:plain  ランの花は花弁が6枚あると思われていますが、実は外側の3枚がガクで、中の3枚が花弁になります。しかも3枚の花弁の内下側の1枚は他の2枚とは形が違い唇のような形をしているので唇弁(リップ)と言います。ところがこのアンセプスは突然変異で他の花弁もリップにそっくりです。

f:id:myuu-myuu:20190110174343j:plain↑ ツタンカーメン   ↓ ピュアーイエロー

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f:id:myuu-myuu:20190110174239j:plain↑ ポカイタージェリナ

オンシジューム

f:id:myuu-myuu:20190110174828j:plain↑ ↓ どちらもトゥインクル

f:id:myuu-myuu:20190110175001j:plain他にもピンク色や白などのトゥインクルもありますが、どれもバニラのような甘い香りがします。温室中がこの香りでいっぱいになります。

<シンビジュームの仲間>

f:id:myuu-myuu:20190110175725j:plain↑ テーブルシンビジューム・かふぇのあ  ↓ テーブルシンビジューム・ピーチ姫

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f:id:myuu-myuu:20190110175649j:plain↑ 和蘭・夕霧(ゆうぎり)  ↓ 原種シンビジューム・トラシアナム

f:id:myuu-myuu:20190110175945j:plainトラシアナムは中国、タイ、ミャンマーの高地原産で、花茎は1メートルぐらいのアーチ状になり、花径10㎝ぐらいの花を十数輪付けます。独特の香りがあります。

<その他のラン>

f:id:myuu-myuu:20190110180936j:plain↑ デンドロビューム・シラサギ  ↓ マキシラリア・シュンケアナ

f:id:myuu-myuu:20190110181108j:plain花径1㎝ぐらいで、黒い小さな花をつけるのが珍しいです。

f:id:myuu-myuu:20190110181317j:plain↑ メディオカルカー   花径が1㎝に満たない赤と黄色の壺型の花をびっしりと付けます。とても可愛いです。マキシラリア・シュンケアナもメディオカルカーも去年の2月頃にたくさん咲いているのを手に入れて、9月頃にも少し花をつけましたが、お正月早々に咲いたのはちょっと早いようです。9月に咲いたのは狂い咲きだったのか、それともこのランが2回咲くものなのかはよく分かりません。もう少し様子を見ることにします。

 温室ではまだたくさんのランたちがつぼみをつけて出番を待っています。

 

お正月のガーデンセンター

 今日は6日、小寒で「寒の入り」です。この日から節分までを「寒の内」と言い、立春に「寒の明け」を迎えるまで厳しい寒さが続きます。「小寒」とはまだ寒さはそれほどではないという意味ですが、これから寒さがいっそう深まっていきます。

 今までお正月早々ホームセンターへ出かけるなどということはなかったのですが、今年は来客の予定もないので、宇都宮のホームセンターへ出かけました。暮れに出かけた千葉ニュータウンのホームセンターと同じ系列のホームセンターです。ここのガーデンセンターの品揃えもいいので、やはり月に一度は出かけます。私は、ホームセンターへ行っても、特別の用事がない限りガーデンセンターしか見ません。

 お正月のガーデンセンターへ入ってみると、お花の福袋がズラリと並んでいました。ガーデンセンターもお正月の福袋をやっていたのにはちょっとビックリ。暮れにお正月用にと売っていた寄せ植えや売れ残ったチューリップの球根などを福袋にして売るのですね。値段設定も中身も色々ですが、中を覗くと設定値段以上のものが入っているのは確かなようです。

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 普通の初売りの寄せ植えもありました。

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 クリスマスローズも並び始めました。

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 ここはガーデングッズも品揃えがいいです。

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 近くの花木センターへも寄りました。ここはお花の福袋ではなく、福箱をうっていました。値段設定がお買い得だと思いました。

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 残念ながら欲しいと思う福袋、福箱はありませんでした。

 これからの時期、寒さが厳しく花の少ない時期になりますが、「まつこの庭」はランやクリスマスローズでにぎやかになります。ガーデンセンターや花木センターにはクリスマスローズが並び始めます。新しいクリスマスローズや珍しいクリスマスローズを求めて、ガーデンセンターや花木センター巡りが楽しみです。ラン展も始まります。新しいランや珍しいランとの出会いを求めてラン展巡りも楽しみです。この時期庭で花を育て愛でることはできませんが、寒い時期ならではの別の花の楽しみ方があるのです。