暦の上ではもう秋だというのに、8月になってから連日猛暑が続いています。まるで13年ぶりと言う遅い梅雨明けを取り戻そうとするかのようです。コロナ感染対策と熱中症対策、毎日が大変です。
今回は、まつこの庭で咲く黄色の夏の花を紹介します。
花の世界では一番多い色が白と黄色で、それぞれが全体の1/3ずつを占めるそうです。一般的には、春が黄色の花が、夏には白い花が多いとされているようですが、私の庭では、春は白、夏は黄色系統の花(黄の濃淡やオレンジ)が多いように思います。
一番多い黄色の花はルドベキア・タカオです。
↑ ルドベキア・タカオ ↓ ルドベキア・タカオと斑入り葉カンナ
ルドベキアは宿根草で年々株が大きくなるだけでなく、こぼれ種でよく増えます。庭のあちこちに横張り1mぐらいの黄色の固まりを作っています。色も場所によって濃淡があるようです。秋遅くまで次々に花を咲かせ続けます。
一般的には種で増える1年草扱いですが、私の所では宿根するので、かなりの大株になります。フォーオクロックの別名があるように、夕方から花を咲かせます。
↑ キバナコスモス(黄の濃淡とオレンジ色の3色) ↓ 1000輪咲きヒマワリ
54輪咲きました。1000輪までまだまだ遠い道のりです。
↑ ヒメヒマワリ ↓ ヘリオプシス(レモン色ヒメヒマワリ)
私の背丈ぐらいあります。とにかく増えます。
↑ ヒマワリ(背丈が1mぐらい) ↓ カクタス咲きダリア
↑ ジニア ↓ トレニア
↑ ジンジャー(例年ならお盆の後ですが、今年は花が咲くのが早いです。)
花屋さんの調査では、お客さんに一番好まれる花の色はピンク色で約6割、次は赤と紫色だそうです。野生の花色を調べると、白と黄色がそれぞれ3割ずつで、青と紫が2割だそうで、ピンクや赤は少数だそうです。野生の花は昆虫たちに受粉を助けてもらう都合があるので、虫が見える色で自分をアピールするのだそうです。人間の好む花の色と虫たちの好む花の色に違いがあるのがおもしろいですね。