アメリカは、非常事態宣言が続く日本への渡航中止を国民に勧告したそうです。一方ではオリンピック選手団を派遣すると言う、矛盾していませんか? ダラダラと続くコロナ感染、ワクチンの効果が出るのはまだ先のようで、本当にオリンピックができるのでしょうか?
庭の草花はコロナなど関係なく、時期が来れば花を咲かせます。長い長い自粛生活の慰めになっています。
今回は、5月にまつこの庭の温室で咲いた初夏のランです。
☆☆☆ カトレアの仲間 ☆☆☆
↑ ディグビヤノ・シュロデレー(ディグビヤとシュロデレーの交配種)リップの細かい切れ込みが入ったリップ(唇弁)のフリフリもかわいいですが、優しい色も香りもいいです。優しいピンク色はシュロデレーから、大きなリップと香りはディグビヤから引き継いでいます。私の大好きなカトレアの一つです。
↑ インターメディア・イロラッタ ↓ カーハンミア
↑ ラブパッション・ロングバケーション 似た花でラブパッション・オレンジバードがありますが、私の温室では一足早く4月に咲きました。このロングバケーションは14年前、仕事を辞める時に退職記念に頂いたものですが、ロングバケーションという名は今仕事を辞める人に贈るのには何と粋な、今で言うおしゃれなセンスだろうと思いました。
☆☆☆ ミニコチョウラン ☆☆☆
↑ チャンピオン・チョコレート(チョコレートの名の通り、実物はもっと黒っぽいです。チョコレートの香りはありません。)他の3つのコチョウランの名前は不明です。
☆☆☆ その他のラン ☆☆☆
↑ エンシクリア・コルディゲラ(香りがあります。)
↑ バンダ・ブーンセリット・パステル バンダは東南アジアを中心に、インドからインドネシア、オーストラリア、ソロモン諸島に至る広範囲に約60種が自生しているそうです。オレンジ色のつもりで買ったのですが、思ったより黄色でちょっとがっかりです。でもオレンジ色の縁取りやスポットがかわいいです。
↑ ↓ バルボフィラム・ロビー
1864年にジャワ島で発見されたそうです。タイ、マレーシア、フィリピン、ボルネオ島などに自生するそうです。リップの先をさわると揺れるのがおもしろいです。開花した姿を前から見ると、あぐらをかいた恵比須様に見えると言われています。バルボフィラムの中では比較的大きく横幅、高さとも8㎝ぐらいあります。
↑ マキシラリア・シュンケアナ(ブラジル原産です。)
マキシラリアはフロリダ南部からアルゼンチンまでの広範囲に約300種が自生しているそうです。一般的にマキシラリアは小型で小さな花を咲かせます。このシュンケアナは花径が1㎝程度の小さな花でしかも色が黒です。花期が定まらず、私の温室ではしょっちゅう咲いている印象があります。今回は1輪しか咲きませんでしたが、春先には10輪も咲きました。今成長期なので、花は余り付けない時期なのですが・・・・。
今日は雨ですが、明日からまたお天気が続きそうです。早くから梅雨入りが騒がれていましたが、この調子では関東は例年並みの梅雨入りになりそうですね。