3月5日は、啓蟄でした。このころになると、冬ごもりしていた虫たちが地上に出てきて、活動を始めると言われています。
私も虫と同じように2月までは冬眠をしていたようなもので、3月の声を聞くと「ああ、私も動き始めなくちゃ。」と思うのです。虫と同じように草花も活動を始めるので、まあ雑草の伸びの早いこと、黙って見ているわけにはいかなくなるのです。この時期の困りものは、オオイヌノフグリやホトケノザ、ナズナなどですが、花がかわいいので、「まっ、いいか。」で許してしまうところがあります。
今回は、少し雑草が生え始めた早春の「まつこの庭」の様子を紹介します。
↑ 満開のしだれ梅 ↓ ボケ
↑ 地植えのクロッカス ↓ 地植えのクリスマスローズ
↑ 小さいほうの温室 (シンビジュームが中心です。上から下がっているのは、デンドロビュームです。他に原種シクラメンや夏の植物などが入っています。)
↑ 大きい方の温室 (カトレア中心です。他にコチョウランやクリスマスローズの苗、観葉植物、ダリアの鉢などが入っています。)
↑ 温室の中で咲く観葉植物・ヌタンス (南アメリカ原産のパイナップル科ツツアナナス属の植物で、耐寒温度は7~8℃です。人形教室の先生から名前が分からないので調べて欲しいということで預かっていたのですが、やっと花が咲いたので、調べることができました。初めて見る花でした。茎の中央が空洞でそこに常に水がたまっていて、そこから花茎が立ち上がってきます。ちょっと色も不思議ですが、咲き方も変わっています。)
↑ 玄関前のクリスマスローズの鉢
↑ チューリップとクロッカスとビオラの寄せ植え(チューリップの芽が大きくなりました。手前のクリーム色の花はクロッカスです。)
↑ パンジー・よく咲くスミレとムスカリとヒアシンスの寄せ植え(ピンクの花はヒアシンス、手前の水色の花はムスカリです。真ん中は徒長した踊りはボタンの茎です。よく咲くスミレは自分で種を蒔いたもので、プランターに定植するときはまだ花が咲いていなかったのですが、咲いて見たらカラフル過ぎてビックリです。)
↑ 春の寄せ鉢(黄色はマーガレット、オレンジと白の花はアネモネ、手前の青の斑点模様の花はネモフィラ、その両脇はパンジーです。)
↑ 冬アジサイ・スプリングエンジェル・フリルエレガンス
ホームセンターで「冬アジサイ」とラベルが付いて売っていました。珍しいもの大好きな私は、しかも4割引きになっていたので、迷うことなく買ってしまいました。「世界で初めて、バイテク技術で(群馬県で)誕生!」(ラベルの説明)という冬アジサイ、花弁が大きく薄くて切込みがあり、色もほんのりピンクがかっていてかわわいいアジサイです。エンジェルという名前がぴったりです。フリルエレガンスの他に、ピンクエレガンスとブルーエレガンスがあるようですが、フリルエレガンスしか残っていませんでした。耐寒温度は5℃以上で、冬暖かい部屋で管理すれば、2月に咲くそうです。
3月になって、寒さで傷んだビオラやパンジーも勢いを取り戻し始め、チューリップやスイセン、ヒアシンスなどの球根植物の芽も大きく膨らんできたので、「まつこの庭」はまたにぎやかになると思います。