今年の冬は殊の外寒さの厳しい冬だったせいか、春の訪れが遅かったようです。3月になってからは、朝は冷え込んでも日中は暖かくなったので、さすがに啓蟄を過ぎると、庭の草木も動き出したようです。まつこの庭にいち早く春を告げる八重紅枝垂れウメも例年より3週間ぐらい遅れて、満開を迎えたようです。
春に先駆けていち早く春の訪れを告げるかのように咲く花を「春告草(はるつげぐさ)」と言いますが、ウメの異名だそうです。他にも春告草と言われるものにはサクラやスノードロップがあるようですが、一般的には春告草と言うとウメを指すようです。
玄関前の様子です。
ドライフラワーのようになっていたビオラやパンジーも、元気を取り戻してきたようです。
ビオラと共に植えこんであったチューリップも芽が出てきました。
庭では、スイセンやクロッカス、クリスマスローズなどの花が咲き始めました。
↑ スイセン ↓ クロッカス
↑ クロッカスと原種チューリップの芽 ↓ クロッカスとミニアイリス
↑ スノードロップ ↓ チューリップとヒアシンスの芽
地植えのクリスマスローズの周りに見える緑色のツンツンした草のようなものは、雑草ではなく球根植物のオーニソガラムの葉です。
↑ セツブンソウ ↓ フクジュソウ
ビニールハウスの中ではトキワマンサク・花吹雪が咲き始めました。
この花吹雪はピンク、白、しぼりなどの咲き分けで、いろいろな色を楽しめます。
例年なら暮れから咲き始めるワビスケツバキも、年を越して2月頃から咲き始めました。
せっかく咲いた花も寒さで大分痛みました。
まつこの庭は春を迎えて、これから賑やかになっていくでしょう。
せっかく春が来たというのに、コロナの感染者はなかなか減らず、戦争は激化するばかりで解決の糸口も見つからず、素直に春を喜べない気がします。
全国のコロナ感染者は減少に向かっているというのに、茨城は感染者が高止まりで、なかなか減っていきません。しかも感染者の3分の1は10代と10歳以下の子どもで、亡くなる高齢者の人が多いのが、気がかりです。去年の今頃はちょうど1回目のワクチン接種が始まったころで、今年は3回目の接種、5歳~10歳以下の子どもの接種が始まったところです。コロナはなかなか収束しそうにないですね。