立春を過ぎても、春は名のみで風が冷たいです。日本海側は連日記録的な大雪で大変ですね。10㎝、20㎝降っただけで大騒ぎする太平洋側の人たちには、3メートルも4メートルも雪が積もるということがどういうことなのか、全く想像がつきません。早く寒気が去ることを願うばかりです。
今回は、「まつこの庭」に咲くクリスマスローズです。ビニールハウスの中のクリスマスローズが咲き始めました。
<シングル(一重)咲き>
↑ ピンクゴールド ↓ ピンクフロスト
↑ 赤と白のバイカラー(表が赤、裏が白の二色咲き)
<セミダブル(半八重)咲き>
↑ 黄セミダブル ↓ ピンクスポットフレアー咲き
↑ ゴールド赤フラッシュ(花弁の元に入る赤い模様) ↓ ネオンセミダブル
ネオンというのは、ゴールドに赤い縁取りや模様が入ったものです。
↑ 淡グリーンセミダブル
<ダブル(八重)咲き>
↑ 赤スポット白ダブル ↓ 赤ブロッチピンクダブルスポットは点ですが、点が集まった模様をブロッチと言います。
↑ 紫と淡いグリーンのバイカラー ↓ 赤ピコティ白ダブルフリル咲き
ピコティというのは、縁取りのことです。
クリスマスローズは、みんなが花弁だと思っているものは、実はガクです。花弁は退化してしまって、ガクの元に小さくネクタリーとして残っています。花が終わるとネクタリーは落ちますが、ガクは残ります。ガクと学をかけて、ガクが残る → 学が残る(学んだことは残る)ということで、受験生には縁起がよい花とされているというのを最近聞いて、おもしろいなあと思いました。受験生の藁にも縋る思いがこんなことにも表れているのですね。
2月も後半になれば、さすがに暖かくなってくるでしょう。クリスマスローズもどんどん咲くと思います。楽しみです。