あしかがフラワーパークへは12時前に着いてしまいました。花友の1人はあしかがフラワーパークは初めてですが、草花の売店が品揃えがよいことを知らせてあったので、入園前から売店に目が釘付けです。お買い物は後でゆっくりということで、昼食を取ろうとしたら、レストランは団体客で貸し切りでした。先にお花を見ることにしました。
メタセコイアの木の下に植えられたウエルカムフラワーはアザレアでした。春、フジを見に来た時は、ペチュニア・さくらさくらでした。
園内にはいたるところに今真っ盛りのメキシカンセージ(アメジストセージ、レウカンサとも言います。)が植栽されていました。もしかしたら「秋のフジ」のイメージなのかもしれません。
通路右側はメキシカンセージで、左側はローズリーフセージです。メキシカンセージもガクと花弁が両方紫色のものとガクが紫色で花弁が白のものがあります。足元に植えられた白い花はランタナです。 ↓ ローズリーフセージ
スイレンの池の向こう側に2種類のメキシカンセージが植えられています。スイレンがまだまだ元気で、花が咲いているのにはびっくりです。
アメジストセージは寒さに弱く、外で冬越しができません。霜が降りると傷むので全部抜いてしまうそうです。場所によっては、ダンボール製のプランターに植えられたアメジストセージが整然と並べられているところもありました。お客さんに常にきれいな花を見せるために、一斉に模様替えできるように考えられているのだなあと感心しました。
夏の名残があるかと思えば、紅葉している木や実がなっている木もあります。
↑ ハナミズキの紅葉 ↓ モッコクの実
十月桜も咲いていました。
池の中には冬の花、ポインセチアが浮かんでいるように飾ってありました。
バラ園は、草花と一緒にきれいに植栽されていて、雑草もきれいにぬかれ、いつもながら感心します。
↑ フジバカマの大株 付近をチョウのアサギマダラが飛んでいました。
↑ チェリーセージの大株
園内はいたるところで今週の土曜日から公開されるイルミネーションの準備が急ピッチで進められていました。
フジ棚に下がる電球は1つ1つフジの花の形をしているのにビックリ!!ピンク色のものもあり、2度ビックリ!!です。
以前は、あしかがフラワーパークというと「フジの花」のイメージでしたが、イルミネーションが加わり、最近はバラ園なども充実して、いつ来ても花の絶えないフラワーガーデンになってきたなあと思います。今回も期待を裏切りませんでした。
あしかがフラワーパークには100人のスタッフがいるそうです。草花の植栽もイルミネーションの設置も外部の人には頼まずに全部自分たちでやるそうです。今、27日からのイルミネーション公開に向けて準備におおわらわのようです。忙しい手を止めて、私たちの質問に丁寧に答えてくれる姿勢がすばらしいと思いました。たくさんの人が花を見に来る理由が分るような気がします。
花を堪能した後、ゆっくり休憩を兼ねて昼食を取り、お買い物を楽しみました。あしかがフラワーパークの売店は、草花のコーナーがとにかく充実しています。特に多肉植物に興味のある人には堪らないと思います。私たちはバラにあう宿根草を中心にあれこれと選び、車のトランクをおみやげで一杯にして、帰途に着きました。
前日の肌寒い日が嘘のように、当日は汗ばむほどの好天気に恵まれ、花三昧の楽しい旅に皆大満足のようでした。無事運転手を務められた私も満足でした。