まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

秋のつくばラン展

 11月18日から25日まで筑波実験植物園で秋のラン展が行われていたので、見に行って来ました。肌寒い日だったので出かけるのが億劫でしたが、こんな日こそ人出が少ないのではないかと思い、出かけました。結構賑わっていました。

 今回は愛好家団体のランと筑波実験植物園が所有するランの公開が同時に行われました。愛好家団体の展示は、私が大好きなカトレアのせいかカトレア・マキシマが目立ちました。普通のマキシマはこんな色です。リップ(唇弁)の模様が特徴的です。

f:id:myuu-myuu:20181125175559j:plain

f:id:myuu-myuu:20181125175739j:plain↑ ↓ マキシマ・アルバ (全体が白く、リップに黄色が入ります。)

f:id:myuu-myuu:20181125180216j:plain

f:id:myuu-myuu:20181125180343j:plain↑ マキシマ・セミアルバ(リップ以外は白ですが、これは全体的に少しピンク色がかっています。)

f:id:myuu-myuu:20181125180607j:plain↑ ↓ マキシマ・セルレア(全体が紫色がかっています。)

f:id:myuu-myuu:20181125180725j:plain

f:id:myuu-myuu:20181125180831j:plain↑ マキシマ(赤紫の濃色です。実物はもっと黒っぽいです。)

f:id:myuu-myuu:20181125181034j:plain↑ カトレア・ルベッセンス  ↓ カトレア・ブルーボーイ

f:id:myuu-myuu:20181125181212j:plain

f:id:myuu-myuu:20181125181431j:plain↑ カトレア・チョングルコニー   ↓ カトレア・エンジェルレース

f:id:myuu-myuu:20181125181535j:plain

f:id:myuu-myuu:20181125181651j:plain↑ 黄チョコレートドロップ・レモンドロップ  ↓ パフィオペディルム

f:id:myuu-myuu:20181125181809j:plain

f:id:myuu-myuu:20181125181842j:plain↑ フラグミペディウム   ↓ オンシジューム・シャリーベイビー

f:id:myuu-myuu:20181125181953j:plain

f:id:myuu-myuu:20181125182043j:plain↑ バルボフィラム    ↓ カタセナム

f:id:myuu-myuu:20181125182142j:plain

 愛好家団体のラン展を見ると、いつもよくこんなにたくさんの花を咲かせられるなあと感心させられます。特にマキシマは私ががんばってもせいぜい7、8輪ですが、愛好家の方は15輪とか20輪とか咲かせるのですから・・・・・。

 筑波実験植物園のランコレクションは珍しい原種ばかりですから、これも見ごたえがあります。

f:id:myuu-myuu:20181125182705j:plain↑ プテロスティルス    ↓ バルボフィラム

f:id:myuu-myuu:20181125182814j:plain

f:id:myuu-myuu:20181125182845j:plain↑ ↓ バンダ・セルレア

f:id:myuu-myuu:20181125182932j:plain

f:id:myuu-myuu:20181125183003j:plain↑ マスデバリア   ↓ デンドロビューム・ウィリアムシアヌム

f:id:myuu-myuu:20181125183117j:plain

f:id:myuu-myuu:20181125183214j:plain↑ トリコグロッティス・グィベルティ   ↓ ワルネス

f:id:myuu-myuu:20181125183346j:plain

f:id:myuu-myuu:20181125183505j:plain↑ オンシジューム・レウコキルム       ↓ ドラキュラ

f:id:myuu-myuu:20181125183614j:plain

f:id:myuu-myuu:20181125183648j:plain↑ シンビジューム・マディドウム(香りがあります。)  ↓ ウサギゴケ

f:id:myuu-myuu:20181125183824j:plain

 お天気がよければ、園内をゆっくり見てくるところですが、寒かったので、ラン展だけ見て帰りました。

 私の温室もこれからランの開花時期を迎えます。楽しみです。

晩秋の「まつこの庭」

 一昨日、今日と私の家の軒下は0℃を記録しましたが、場所によっては霜が降りたところもありましたが、皇帝ダリアも皇帝ヒマワリも無事でした。高い所で花を咲かせるからか、かろうじて霜の被害を受けずにすんでいるようです。

f:id:myuu-myuu:20181123121615j:plain

f:id:myuu-myuu:20181123125600j:plain

皇帝ダリアは昨年は咲き始めたとたんに大霜で、一昨年はやはり咲き始めたとたんに雪が降り、満開の皇帝ダリアを見ることが出来ませんでしたが、今年は満開とまではいきませんが、たくさんの花を付けた皇帝ダリアを見ることができました。11月いっぱい咲き続けることを祈るばかりです。

f:id:myuu-myuu:20181123121655j:plain

f:id:myuu-myuu:20181123125708j:plain

皇帝ヒマワリは今年初めて花を見ることが出来ました。皇帝ヒマワリも5つ6つと花を付けた姿を見ることが出来、大感激です。

   

 今回は、11月も半ばを過ぎたのに、まだまだ元気に晩秋のまつこの庭で咲いている花や鮮やかに色付いた木の実です。

f:id:myuu-myuu:20181123122237j:plain↑ キバナコスモス    ↓ ウインターコスモス

f:id:myuu-myuu:20181123122331j:plain

f:id:myuu-myuu:20181123122842j:plain
↑ ツワブキ   ↓ 紅葉し始めたヒメツルソバ

f:id:myuu-myuu:20181123122533j:plain

f:id:myuu-myuu:20181123122418j:plain
↑ マリーゴールド   ↓ 変わり咲きアサガオ・ミナロバータ

f:id:myuu-myuu:20181123123619j:plainマリーゴールドもミナロバータも夏の花ですが、まだまだ元気です。

f:id:myuu-myuu:20181123122633j:plain↑ ヒイラギの花    ↓ サザンカ

f:id:myuu-myuu:20181123122755j:plain

f:id:myuu-myuu:20181123125903j:plain↑ ノボタン・リトルエンジェル      ↓ エンゼルトランペット

f:id:myuu-myuu:20181123123038j:plain

f:id:myuu-myuu:20181123121742j:plain↑ ユズ    ↓ フクレミカン

f:id:myuu-myuu:20181123121821j:plain

 今年は柑橘類はハズレの年のようで、私の家のユズもフクレミカンもあまりなりませんでした。カリンは柑橘類ではありませんが、1つも実りませんでした。なりものは1年おきと言いますから、今年はハズレ年なのですね。

f:id:myuu-myuu:20181123123515j:plain↑ ローヤ柿   ↓ カラスウリ

f:id:myuu-myuu:20181123123723j:plain

f:id:myuu-myuu:20181123123925j:plain↑ ツルウメモドキ  ↓ 赤実マユミ

f:id:myuu-myuu:20181123124031j:plain

 毎日気温の変化を気にしながら庭の花たちを見ています。今朝も冷え込んだので、さすがに皇帝ダリアも皇帝ヒマワリもダメになってしまったのではないかと恐る恐る外に出て見ると、元気な姿がありました。

 あと何日元気な皇帝ダリアと皇帝ヒマワリが見られるでしょうか?氷点下にならないことを願うばかりです。

冬桜を見に埼玉と群馬の県境へ

 TVの旅番組で埼玉の冬桜を放送していたので、見に行くことにしました。放送していたのは埼玉県にある城峯公園の冬桜でしたが、近くにある群馬の桜山公園の冬桜も有名だというので、2カ所見に行くことにしました。県は違っても2つの公園は県境にあり、ごく近いようなのです。

 北関東道を車で約170㎞、2時間半ぐらいかかりました。北関東道を藤岡インターで降り、走っていると満開の皇帝ダリアがやたらと目につきました。茨城と同様で強い霜がまだ降りていないようです。山の麓から冬桜が咲いているのが目につきました。

 ナビに従って山を登っていくととても車が入ってはいけそうにない道路へと案内されてしまいました。私たちと同じように案内されてバックしてくる車があり、その車の後をついて城峯公園へと向かいました。

 冬桜というと白い花のイメージがありましたが、城峯公園の桜はピンク色をしていたので、ビックリです。しかも八重咲きです。

f:id:myuu-myuu:20181121114755j:plain

 看板の説明によると、今の時期に咲く桜には2種類あって、冬桜と10月桜があるそうです。私は冬桜と10月桜は同じものだと思っていたので、ビックリです。冬桜は一重咲きの白い花を咲かせ、10月桜は八重咲きの淡いピンク色の花を咲かせるのだそうです。城峯公園の桜は10月桜の改良種で、香りがあるそうですが、私には香りは感じられませんでした。

f:id:myuu-myuu:20181121115703j:plain

f:id:myuu-myuu:20181121114837j:plain城峯公園の桜は盛りを過ぎていたようです。ちょっと残念でした。

f:id:myuu-myuu:20181121120023j:plain

f:id:myuu-myuu:20181121120301j:plain小さなピンク色の桜は、紅葉と共に青空に映えてきれいでした。

f:id:myuu-myuu:20181121120426j:plain

f:id:myuu-myuu:20181121120525j:plain

f:id:myuu-myuu:20181121121111j:plain

 城峯公園から約15㎞ぐらい離れて、桜山公園がありました。こちらの冬桜は一重咲きの白い桜でした。

f:id:myuu-myuu:20181121122019j:plain

f:id:myuu-myuu:20181121122121j:plain花が盛りのようでした。城峯公園でちょっと物足りなさを感じていたので、嬉しくなりました。まだ蕾もあり、12月まで楽しめるという事でした。

f:id:myuu-myuu:20181121122342j:plain

f:id:myuu-myuu:20181121122416j:plain

f:id:myuu-myuu:20181121122501j:plain

f:id:myuu-myuu:20181121122620j:plain

f:id:myuu-myuu:20181121122857j:plain

f:id:myuu-myuu:20181121122805j:plain

f:id:myuu-myuu:20181121122710j:plain

f:id:myuu-myuu:20181121122953j:plain

f:id:myuu-myuu:20181121123059j:plain

f:id:myuu-myuu:20181121123134j:plainf:id:myuu-myuu:20181121123249j:plain

 城峯公園の冬桜だけを見て帰途についたら悔いが残っただろうなあと夫と話していたら、城峯公園へ行くときに知りあったご夫婦に再開して、感謝されました。そのご夫婦は城峯公園から温泉に寄って帰る予定でしたが、私たちが桜山公園へ行くことを話したので、予定を変えたようなのです。思いは私たちと同じでちょっと物足りなさを感じていたようです。冬桜を2カ所見られて満足したようです。

 旅先での出会いはちょっと嬉しいものですね。

 お天気にも恵まれ、2種類の冬桜を堪能でき、大満足の小旅行でした。

 

 

玄関前の模様替え(2018 晩秋)

 11月になっても小春日和が続き、玄関前のコリウスペチュニアはまだ元気なものもありますが、思い切って模様替えをしました。10月からチューリップやビオラ・パンジーの寄せ植えやリースを作り、少しずつ準備はしていました。

 玄関の右側はこのように模様替えしました。

f:id:myuu-myuu:20181117154159j:plain手前の30㎝角のプランターは、チューリップを楽しむためのものでチューリップが15球ずつ埋め込まれています。16プランター全て違う種類のチューリップが植えられています。水かけ忘れ防止と芽が出るまでのにぎわいにビオラが植えてあります。1株でもプランターいっぱいに広がり、5月ごろまで咲き続けます。

f:id:myuu-myuu:20181117154516j:plain軒下のプランタービオラやパンジーを楽しむための寄せ植えです。フリンジ咲きや2色咲きなどの変わり咲きのものばかりです。

f:id:myuu-myuu:20181117161133j:plain↑ 3種類のフリル咲きビオラとスイートアリッサムキンギョソウの寄せ植え

f:id:myuu-myuu:20181117161310j:plain↑ 3種類のフリル咲きビオラキンギョソウとプミラの寄せ植え

f:id:myuu-myuu:20181117161522j:plain↑ 白のリース(ハボタンとビオラとスイートアリッサムとプラチーナ)

f:id:myuu-myuu:20181117161748j:plain↑ ハボタン(丸葉)とシロタエギクとプラチーナのギャザリング風寄せ植え

f:id:myuu-myuu:20181117160026j:plain↑ キャンバスプランターは、ポインセチアと鑑賞トウガラシ、ローズリーフセージとレディイングリーン(ナデシコの仲間)です。上にのっているのは、香りの有るネメシア3種類です。チョコレートやココア、バニラなどの香りがします。下にあるのは、多肉植物のギャザリングリースとポインセチアビオラの寄せ植えです。

f:id:myuu-myuu:20181117160555j:plain↑ 紅葉し始めた多肉植物のギャザリングリース     ↓ ビオラの寄せ植え

f:id:myuu-myuu:20181117160811j:plainチュニチュニシリーズというニュアンスカラービオラ3種類です。寒さが強まると色がシックに変化するそうです。今でも充分にシックなのに、どんな風に変化するのか楽しみです。

f:id:myuu-myuu:20181117163409j:plain↑ ハボタン(フリンジ葉)とミニバラとリシマキアのギャザリング風寄せ植え

 玄関の左側は、このように模様替えしました。

f:id:myuu-myuu:20181117154739j:plain中央の円形のプランターはチューリップが30球埋め込まれています。

f:id:myuu-myuu:20181117155642j:plain左側の軒下の寄せ植えは、まだ秋の寄せ植えが元気なのでいくつか残してあります。

f:id:myuu-myuu:20181117162544j:plain↑ 黄色系2色咲きビオラ3種類とクローバーとキンギョソウの寄せ植え

f:id:myuu-myuu:20181117163052j:plain↑ じょうろ型プランター5種類ビオラ寄せ植え

f:id:myuu-myuu:20181117162903j:plain↑ ビオラとヒューケラのリース  

f:id:myuu-myuu:20181117164105j:plain↑  シクラメンとヒューケラとシレネとビオラのリース

f:id:myuu-myuu:20181117165537j:plain↑ キンギョソウとミニハボタンとビオラとシロタエギクの寄せ植え(自分でも気に入ってる出来栄えです。これは花友の所にお嫁に行きました。)

 今秋は自分でも呆れるほどたくさん寄せ植えを作りました。ギャザリングを習い始めたからかもしれません。作るのがとにかく楽しいのです。5種類のビオラの寄せ植えは10個ぐらい作って、あちこちの花友のところにお嫁に行きました。

 

 庭は寒さが深まるとともに花がなくなり寂しくなりますが、玄関前だけはいつも花いっぱいでにぎやかにしておきたいと思っています。

 

「まつこの庭」の秋のバラ

 今朝は冷え込みました。私の家の軒下で2℃でした。霜は免れたようで、皇帝ダリアも皇帝ヒマワリも無事だったようです。

 今回は、「まつこの庭」で10月に咲いた秋バラです。夏バテしたバラが多く、まばらにしか咲きませんでした。

f:id:myuu-myuu:20181115105754j:plain↑ アイスバーグ    ↓ ピンクアイスバーグ

f:id:myuu-myuu:20181115105918j:plain

f:id:myuu-myuu:20181115110118j:plain↑ ペーパームーン     ↓ フランシスディプリィ

f:id:myuu-myuu:20181115110036j:plain

f:id:myuu-myuu:20181115110840j:plain

↑ ボレロ    ↓ ベビーロマンティカ

f:id:myuu-myuu:20181115110532j:plain

f:id:myuu-myuu:20181115110604j:plain↑ ↓ カオリカザリ

f:id:myuu-myuu:20181115110754j:plain

f:id:myuu-myuu:20181115111055j:plain↑ ゴールデンボーダー   ↓ クイーンエリザベス

f:id:myuu-myuu:20181115111229j:plain

f:id:myuu-myuu:20181115112208j:plain↑ ↓ スィートマザー

f:id:myuu-myuu:20181115112317j:plain

f:id:myuu-myuu:20181115112520j:plain↑ ポップコーンドリフト    ↓ レッドドリフト

f:id:myuu-myuu:20181115112650j:plain

f:id:myuu-myuu:20181115112729j:plain↑  ピーチドリフト    ↓ アプリコットドリフト

f:id:myuu-myuu:20181115113528j:plain

f:id:myuu-myuu:20181115113017j:plain↑ ↓ クイーンマザー

f:id:myuu-myuu:20181115113349j:plain

f:id:myuu-myuu:20181115112604j:plain↑ ミニバラ・シュネープリンセス    ↓ ミニバラ・アイスグリーン

f:id:myuu-myuu:20181115113802j:plain

 私の庭で今秋比較的よく咲いたのは、アイスバーグとスィートマザーとミニバラ(ドリフトローズもミニバラ)です。本格的な寒さが来るまで、蕾があるので、まだ少しずつ咲くと思います。

 

 

皇帝ダリアと皇帝ヒマワリが咲きました !!

  前回、皇帝ダリアが咲きそうだということを書きましたが、去年より1週間ぐらい早く、昨日から咲き始めました。頭上高く咲く花は青空に映えてきれいです。

f:id:myuu-myuu:20181112130320j:plain

f:id:myuu-myuu:20181112130347j:plain

f:id:myuu-myuu:20181112130427j:plain

 皇帝ダリアはメキシコを始めとする中南米原産のキク科の植物で、短日植物なので、晩秋から咲き始めます。背丈が3~5メートルにもなり、茎が木質化するので、木立ダリアとかツリーダリアとかの別名もあります。私の庭には皇帝ダリアが10株ぐらいあり、1メートル位のものから高いものは4メートルぐらいのものがあります。台風で倒れたままのものは、かろうじて目の高さで花を愛でることができますが、約4メートルぐらいあるものは花を直接楽しめないのが残念です。花径は18~19㎝位です。

 

 皇帝ヒマワリは、今日初めて咲き始めました。我が家の庭で皇帝ヒマワリが咲くのは初めてです。10年ぐらい前に一度植えた事があったのですが、咲く前に霜で枯れてしまいました。その後皇帝ヒマワリの苗を見ることは無かったのですが、今春見つけたので、何株か買って、花友にも分けてあげたところ、昨日咲いたとの連絡がありました。

f:id:myuu-myuu:20181112132213j:plain

f:id:myuu-myuu:20181112132245j:plain

f:id:myuu-myuu:20181112132309j:plain

 皇帝ヒマワリは皇帝ダリアと同様に、中南米原産で、キク科の植物で、短日植物で晩秋から咲き始めます。ガリバーヒマワリという別名があり、和名はニトベギクと言うそうです。背丈も3~5メートルの高さになり、寒さに弱いです。花径は8~9㎝で、皇帝ダリアの半分ぐらいの大きさです。花の形と色が違うだけで、原産も短日植物であることも皇帝という名前がつくほど背が高いことも、この2つの植物はよく似ています。黄色の花が頭上高くたくさん咲くと青空に映えてさぞかし見事だろうと思います。

 決定的に違うのは、皇帝ダリアは地上部が枯れても、地下茎が残り翌年芽を出すので地植えで冬越しできますが、皇帝ヒマワリは株全体が枯れてしまい、翌年芽を出すことはないようです。皇帝ダリアは挿し木が可能ですが、皇帝ヒマワリも挿し木ができるようです。試してみようと思います。

 私の庭では、他にも皇帝ダリアの仲間が咲いています。

f:id:myuu-myuu:20181112135508j:plain↑ 八重咲き皇帝ダリア  八重咲きは普通の皇帝ダリアより花の時期が遅いので、温室に取り込みやすいように鉢植えにしてあるのですが、今年は咲くのが早かったようです。外で咲く八重咲き皇帝ダリアは滅多に見られません。

f:id:myuu-myuu:20181112135949j:plain↑ 皇帝ダリアとのハイブリッドダリア・ガッツアリア・ピンク  

f:id:myuu-myuu:20181112140127j:plain↑ ガッツアリア・ローズ    ↓ ガッツアリア・アプリコット

f:id:myuu-myuu:20181112140406j:plain

 

 すっかり忘れていた花友に頂いたヒマワリとコスモスのミックスの種が夏の終りに出て来たので、もう芽が出ないだろうと思いながらも9月の初めに蒔いた所、芽が出て今頃小さな花を咲かせました。まだ霜が降りないので、咲かせることが出来たのだと思います。素敵な花が咲いただけに、蒔き忘れた事が悔やまれます。

f:id:myuu-myuu:20181112140526j:plain

f:id:myuu-myuu:20181112140957j:plain

 

 皇帝ダリアと皇帝ヒマワリの花を見られたのは、霜がなかなか降りなかったからだと思います。去年は花が咲き始めた翌日に大霜が降り枯れてしまいましたが、まだまだ冷え込みが来ないというので、しばらくぶりに満開の皇帝ダリアや皇帝ヒマワリが見られるかもしれません。霜が降りたらどうしようと焦っていた福神草の冬越し準備も、近くに住む花友が腰痛を心配して手伝いに来てくれたので、残っていた12株全部を掘り起こして、温室に取り込むことが出来ました。その上、チューリップとビオラの寄せ植えプランターを玄関前に並べるのも手伝ってくれました。すっかり遅れてしまっていた庭仕事が随分はかどりました。本当に花友には感謝です。

 満開の皇帝ダリアと皇帝ヒマワリをブログで紹介できるとうれしいです。

「まつこの庭」のサルビアの仲間

 立冬を過ぎ、暦の上では冬だというのに、連日10月上旬の陽気が続いています。場所によっては、夏日を記録したり、まだ北海道の平地では初雪が観測されていなかったりするようですが、私の庭でもまだ霜が降りていません。この陽気がまだまだ続くようです。

 今回は、「まつこの庭」で咲くサルビアの仲間です。サルビアというと学校の庭や公園に植えられている真っ赤なサルビアを想起しますが、それはスプレンデスといって一年草サルビアです。

 「まつこの庭」で咲くサルビアにスプレンデスはなく、ほとんどが宿根草サルビアです。夏から秋遅くまで、いろいろなサルビアが咲きます。夏から秋まで繰り返して咲くものもあれば、秋になって咲くものもあります。宿根サルビアは寒さが苦手なものが多く、地植えでは冬越し出来ないので、温室に取り込むことを考えて、ほとんどを鉢植えにしています。

 今一番盛りなのが、秋咲きのパイナップルセージとライムライトです。

f:id:myuu-myuu:20181110121654j:plain↑ パイナップルセージ  ↓ パイナップルセージ・ゴールデンデリシャス

f:id:myuu-myuu:20181110121904j:plainパイナップルセージは葉にパイナップルのような香りのあるセージです。ゴールデンデリシャスは花は同じ色ですが、葉が黄色みを帯びたライム色です。

f:id:myuu-myuu:20181110123919j:plain↑ ライムライト ガクがライム色で花弁が青というちょっと変わったサルビアです。

f:id:myuu-myuu:20181110133703j:plain↑ 名前不明(他のサルビアに比べ、葉が硬く、艶をもっています。)

 秋咲きですが、ちょっと盛りを過ぎたのがレウカンサとイエローマジェステイです。

f:id:myuu-myuu:20181110122330j:plain↑ ↓ レウカンサ(アメジストセージ、メキシカンブッシュセージとも呼ばれます。)

f:id:myuu-myuu:20181110122733j:plain紫のガクに紫色の花弁をもつものと紫のガクに白の花弁をもつものとがあります。  

f:id:myuu-myuu:20181110122440j:plain↑ ピンクレウカンサ(ピンクアメジストセージ)白のガクにピンク色の花弁です。

f:id:myuu-myuu:20181110124333j:plain↑ イェローマジェスティ(フォーサイシアセージ)黄色のサルビアは珍しいです。

f:id:myuu-myuu:20181110131223j:plain↑ アズレア(ブルーセージ) ギャザリングに使いました。

f:id:myuu-myuu:20181110131356j:plain↑ インボルボルタ(ローズリーフセージ) 地植えで冬越しできます。

f:id:myuu-myuu:20181110132654j:plain↑ チェリーセージ・ホットリップ   ↓ ムエリー

f:id:myuu-myuu:20181110132829j:plain

 チェリーセージの仲間は、初夏から晩秋まで繰り返し繰り返し咲きます。特に初夏と秋が花をたくさん付け、見事です。地植えで冬越し出来ます。

f:id:myuu-myuu:20181110133547j:plain↑ メドーセージサルビア・ガラニチカ)初夏から晩秋まで繰り返し繰り返し咲きます。宿根サルビアのほとんどは、寒さに弱く地植えで冬越し出来ないものが多い中で、暑さ寒さに強い種類です。しかも繁殖力旺盛で、増えすぎて困るほどです。

f:id:myuu-myuu:20181110135252j:plain↑ ロシアンセージ  これも夏から秋まで咲きます。寒さに強く宿根します。

f:id:myuu-myuu:20181110133451j:plain↑ ↓ コクシネア

f:id:myuu-myuu:20181110133301j:plainコクシネアは一年草サルビアです。こぼれ種で、夏から秋まで年中咲いているように見えます。色も白とピンクの他に赤と紫があります。私の庭ではピンクが強く、絶えることなく毎年花を咲かせます。

 

 ところで、サルビアとセージはどう違うのでしょうか? 私は、セージというとハーブとして利用されるものがあるので、食べられるのはセージで、食べられないのがサルビアというのかと思っていました。

 サルビアとセージはほとんど同じもので、サルビアは学名、セージは英名なのだそうです。ほとんどのセージはサルビアという学名を持つのだそうです。例えばメドーセージは英名で、サルビア・ガラニチカが学名ということになります。

 英名でセージ、学名でサルビアと呼ばれ、日本に自生するものがあります。ジャパニーズイエローセージと英名で呼ばれ、サルビア・ニポニカと呼ばれのもので、キバナアキギリのことです。ニポニカというのは、日本独自のものに付けられる名前だそうですから、アキギリは日本の原種サルビアと言われるのですね。

f:id:myuu-myuu:20181110140709j:plain

f:id:myuu-myuu:20181110140632j:plain普通のアキギリのことは、学名でサルビア・グラブレケンスというそうです。英名はジャパニーズサルビアというのでしょうか?

 

 立冬とは思えぬ暖かな陽気はあと1週間ぐらい続くそうです。心配していた霜も降りそうにないので、皇帝ダリアの花が見られそうです。つぼみが見えて来たので、去年より早く咲きそうです。

f:id:myuu-myuu:20181110142425j:plain