まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

初夏の花木と草花

 5月の初めは遅霜を心配するほど寒い日があったと思ったら、5月の終わりは真夏並みの陽気で、しかもこれまでの観測史上5月に猛暑日になったことはないとかで、ただ驚くばかりです。毎年何かしらの「観測史上初」という事が起きていて、普通が普通でなくなっているように思います。

 「まつこの庭」は、遅れていたバラや初夏の花が次々に咲き、にぎやかになってきています。

f:id:myuu-myuu:20190527143146j:plain↑ ↓ ユズの花

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f:id:myuu-myuu:20190527143342j:plain↑ ↓ フクレ(福来)ミカンの花

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f:id:myuu-myuu:20190527143604j:plain↑ 柿の花   ↓ カリンの実

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f:id:myuu-myuu:20190527143738j:plain↑ ビックリグミの実    ↓ アップルアメリカの実

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f:id:myuu-myuu:20190527143843j:plain↑ キングサリの花   ↓ カルミアの花

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f:id:myuu-myuu:20190527144120j:plain↑ シラン   ↓ キショウブ

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f:id:myuu-myuu:20190527144238j:plain↑ ジャーマンアイリス  ↓ アマリリス・ペアストラムキャッチャー

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f:id:myuu-myuu:20190527145817j:plain↑ フレンチラベンダー   ↓ ノコギリソウ

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f:id:myuu-myuu:20190527145948j:plain↑ ニゲラ   ↓ ジギタリスポルカドットピパ

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f:id:myuu-myuu:20190527150136j:plain↑ キャットミント  ↓ クレマチスアンドロメダ

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f:id:myuu-myuu:20190527144831j:plain↑ ↓ クラウンベッチ

f:id:myuu-myuu:20190527144915j:plainマメ科の植物で、アメリカでは牧草として利用されているそうですが、日本ではグラウンドカバープランツとして利用されています。私も雑草防止に植えていますが、勢力旺盛でバラやドウダンツツジに這い上がり、バラやドウダンツツジがあわや枯れそうになりました。わたしの庭を訪れる人は、レンゲソウに似たこのかわいい花を欲しがりますが、やがてみんな持て余すことになります。

f:id:myuu-myuu:20190527152311j:plain↑ ルブス・サンシャインスプレンダーの花   木イチゴの仲間のつる植物で、寄せ植えなどに使われます。小さなオレンジ色の実が生ります。

f:id:myuu-myuu:20190527150429j:plain↑ バーベナ・ピンクパフェ  ↓ ペチュニアサフィニアアート

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f:id:myuu-myuu:20190527150915j:plain↑ アジサイ・旭の舞姫   ↓ バラのウエルカムフラワー   

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f:id:myuu-myuu:20190527151141j:plainお客様を迎えるのに用意したウエルカムフラワーにクロアゲハが止まりました。おそらく水を飲んでいたのでしょう。

 今の時期は、汗をかきながら咲き終わったナガミヒナゲシカモミールの処分に追われています。その後を追うように今度はクラウンベッチやマルバストラムが地面を覆い、花を咲かせます。

 

バラ真っ盛り !!

 昨日、今日と5月にしては珍しい真夏日が続いています。庭仕事をすると汗がダラダラ流れます。テレビは連日熱中症予防を呼び掛けていますが、私の住む地域はそれほどの高温にはならず、冷房を入れなくても室内で過ごせます。

 今、「まつこの庭」はバラが真っ盛りです。

f:id:myuu-myuu:20190525143103j:plain↑ ↓ サンショウバラ(日本原産)

f:id:myuu-myuu:20190525142624j:plain葉がサンショウの葉に似ているので、この名があります。富士・箱根地方に自生するので、「ハコネサンショウバラ」とも呼ばれます。変異が多く花色は白、ピンク、赤色があります。八重のサンショウバラもあり、我が家の庭でも咲きました。サンショウバラは若木では花を付けませんが、去年は3年目ぐらいでしたが半八重の花を2、3輪付けました。今年は八重の花が咲きましたが、花数は少なく数輪です。

f:id:myuu-myuu:20190525142806j:plain↑ 八重サンショウバラ・羽衣

f:id:myuu-myuu:20190525132757j:plain↑ アイズフォー・ユー(イギリス作出) 咲き始めと咲き終わり、気温の変化や季節によって花色が変わるバラです。紫色の目が特徴です。

f:id:myuu-myuu:20190525133654j:plain↑ 咲き始め   ↓ 咲き進むと

f:id:myuu-myuu:20190525133759j:plainピンクの花弁に赤紫色の目からラベンダー色の花弁に青紫色の目に色が変わります。夏は淡ピンク色の花弁に赤の目で、晩秋は青紫色の花弁に濃い青紫色の目になります。晩秋の色に魅かれてこのバラを育て始めました。

f:id:myuu-myuu:20190525134513j:plain↑ かおりかざり(日本作出)の咲き始め  ↓ 咲き進むと

f:id:myuu-myuu:20190525134712j:plainこのバラは香りもいいですが、何と言ってもバラの色では珍しいコーラルピンクが気に入っています。丈夫で四季咲きなのもいいです。

f:id:myuu-myuu:20190525135146j:plain↑ ↓ いおり(日本作出) 紫色を含んだ茶色の花弁が気に入っています。

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f:id:myuu-myuu:20190525135601j:plain↑ コンテ・ドゥ・シャンパーニュ(イギリス作出) 

f:id:myuu-myuu:20190525135503j:plain↑ グリゼリー(フランス作出)咲き始め  ↓ 咲き進むとグレイになります。

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f:id:myuu-myuu:20190525140223j:plain↑ ピンクアイスバーグ(ドイツ作出)  ↓ レディ・オブ・シャーロット

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f:id:myuu-myuu:20190525141146j:plain↑ グルーテンドルスト(オランダ作出) ↓ ピンクグルーテンドルスト

f:id:myuu-myuu:20190525141345j:plain花弁にカーネーションのような切れ込みが入ります。白い花もあります。

f:id:myuu-myuu:20190525141532j:plain↑ ガブリエル(日本作出)の咲き始め  ↓ 咲き進むと

f:id:myuu-myuu:20190525141742j:plain河本純子さんのバラでとても人気がありますが、気難しいバラでなかなか株が育ちません。枯れないだけよしとするほかありません。

f:id:myuu-myuu:20190525142042j:plain↑ ベビーロマンティカ(フランス作出) ↓ アウグスタ・ルイーゼ(ドイツのバラ)

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f:id:myuu-myuu:20190525142328j:plain↑ つるバラ・ロイヤルサンセット(アメリカ) ↓ ピンクサクリーナ(フランス)

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f:id:myuu-myuu:20190525144012j:plain↑ ラ・フランス(フランス作出) 1867年に作出され、オールドローズとモダンローズをつなぐバラと言われています。

 今の時期次々とバラが咲くので、毎日庭に出るのが楽しみです。つるバラも咲き始めました。あとしばらくバラを楽しめそうです。

 

Devil's Tongue(悪魔の舌)の異名をもつ花

 悪魔の舌のような花って、一体どんな花?って誰でも思いますよね!

 こんな花です。木(柿の木)の右側にニューッと突き出ているものです。

f:id:myuu-myuu:20190523130443j:plain「えっ!?これが花?」って誰でも思いますよね。確かにこのニューッと突き出たものは悪魔の舌に見えるかもしれません。背丈が約110㎝、棒状のものは約50㎝ぐらいあります。私の庭で咲いたのを見たのは2回目なので、それほどビックリしませんでしたが、初めて見た時は不気味に感じました。

 このちょっと異様なものの正体は「コンニャクの花」です。「コンニャクに花が咲くの?」と思った人もいるでしょうし、そもそも「コンニャクって食べるものでしょう?こんにゃくと一体どんな関係があるの?」と思った人もいるかも知れません。コンニャクの原料となるコンニャク芋に咲いた花なのです。

 5月の初めの頃はこんな様子でした。 

f:id:myuu-myuu:20190523130405j:plain10日過ぎた頃、先から棒状のものが伸び始め、

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f:id:myuu-myuu:20190523130443j:plain約3週間後の姿です。この長く伸びた棒状のものが花です。

 コンニャクはサトイモ科の植物で、ミズバショウや前に春の山野草で紹介したウラシマソウなどの仲間です。よくテレビで「ショクダイオオコンニャク」の開花が話題になりますが、同じ仲間です。もともとはこのショクダイオオコンニャクの花に付けられた名前がDevil's Tongueです。この花は物凄い臭気をもっているそうですが、私の庭で咲いた花はそれほどにおいません。

 花のつくりがとても変わっています。棒状の花を包んでいるひらひらしたものは「仏炎苞(ぶつえんほう)」と言い、突き出た棒状の部分は「付属体」と言い、開花するとこれが匂いを発するそうです。花はどこにあるかというと付属体の下の方にあります。覗いて見ると、

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f:id:myuu-myuu:20190523134304j:plainぶつぶつしたものが花だそうです。上の方に雄花の集まった雄花群、下の方に雌花が集まった雌花群があるそうです。この写真では違いがよく分からないと思いますが・・・・。  左下の所が白くなっているのは、何かの虫が外側からかじったようなのです。

f:id:myuu-myuu:20190523135438j:plainこのぶつぶつした花のようなものがよく分かります。

 わたしの庭のコンニャクは、義母が生前コンニャクを手作りするのに植えていたものです。コンニャクは大体3年ぐらい育てると、コンニャクを作れる大きさになるようです。花が咲くのには4年以上育てる必要があるそうです。花が咲ける状態になる前に出荷してしまうので、コンニャク畑で花を見ることはできないのだそうです。コンニャクの花はコンニャクの栽培をしているプロの人でもなかなか見られない本当に珍しい花だそうです。

 この後花がどうなるのか、見守りたいと思います。


 

 

初夏のまつこの庭

 バラやクレマチスが咲き、木々の若葉もすっかり緑を濃くし、まつこの庭はすっかり初夏の装いになりました。連日アゲハチョウが蜜を求めて、姿を見せています。

f:id:myuu-myuu:20190520144454j:plain↑ スモークツリーの花   ↓ 銅葉のスモークツリーの花

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f:id:myuu-myuu:20190520145423j:plain↑ アメリシモツケ  ↓ クロロウバイ

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 カモミールやオルラヤなどの白い花が真っ盛りです。

f:id:myuu-myuu:20190520144712j:plain↑ カモミール  ↓ オルラヤ

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f:id:myuu-myuu:20190520144850j:plain↑ シャスターデージー(オレンジの花はナガミヒナゲシ) ↓ 2色咲きのアイリス

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f:id:myuu-myuu:20190520145057j:plain↑ ↓ アイリス

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 ギボウシが庭のあちこちで大きな葉を広げています。株の大きい物だと直径1mを越えているものもあります。

f:id:myuu-myuu:20190520145644j:plain↑ ↓ ギボウシ

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f:id:myuu-myuu:20190520145837j:plain↑ ↓ ヤグルマソウ

f:id:myuu-myuu:20190520145917j:plain去年軽井沢のレイクガーデンで赤花のヤグルマソウを見て欲しくなり、手に入れたものです。白花は咲いたのですが、赤花はまだ株が小さく咲きませんでした。来年のお楽しみです。

 ジギタリスも咲き始めました。右側はユリ・カサブランカです。

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 玄関前は今模様替えの途中です。

f:id:myuu-myuu:20190520151014j:plain↑ ↓ 初夏のキャンパスプランター 

f:id:myuu-myuu:20190520151511j:plain左から白花はオステオスペルマム、グリーンの花はナデシコ・てまり姫、濃いピンクはミニバラ、ガクアジサイ、右端の白花はペチュニアです。

f:id:myuu-myuu:20190520151224j:plain↑ ギャザリングのハンギングのその後の姿  黄色のペチュニアは咲いたのですが、小花や白のチャイブが終わりました。

f:id:myuu-myuu:20190520152214j:plain↑ アジサイ・ピンク万華鏡   ↓ ペチュニア・クリームソーダ

f:id:myuu-myuu:20190520152117j:plain玄関前のキンギョソウが終わったら、ペチュニアを並べる予定です。

f:id:myuu-myuu:20190520152445j:plain↑ オステオスペルマムに止まるクロアゲハ  ↓ バラに止まるジャコウアゲハ

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 まつこの庭には、初夏から夏にかけて9種類のアゲハチョウがやってきます。ナミアゲハ、キアゲハ、クロアゲハ、ジャコウアゲハモンキアゲハオナガアゲハ、ナガサキアゲハ、アオスジアゲハ、カラスアゲハです。今年はまだ5月の半ばを過ぎたばかりなのに、もうオナガアゲハ以外はみんな見かけました。出現するのがちょっと早いようです。

 その代わりというのは変ですが、今の時期見かけるはずのスズメバチをほとんど見ません。ナニワイバラが咲き始めるとスズメバチが現われるので、トラップを仕掛けるのですが、例年なら何十匹と入るのに、今年は入っていないのです。姿も見かけないのです。ちょっと変です。何かの前兆でなければいいのですが・・・・・。

ツル植物の女王クレマチス

 クレマチスは「ツル植物の女王」と言われ、「花の女王」と言われるバラのベストパートナープランツとして、よく一緒に植えられます。私の庭でもバラと一緒に植えていますが、地植えのバラはほとんどがつるバラなので、バラより先にクレマチスが咲いてしまいます。今はまだつるバラはほとんど咲いていず、クレマチスばかりが咲いています。

f:id:myuu-myuu:20190518183819j:plain↑ はやて     ↓ トリーヌ

f:id:myuu-myuu:20190518185103j:plain周りの花弁のようなものは、実はがくだそうです。クレマチスの多くは上向きに平たく花弁のように変化したガクを鑑賞しているのだそうです。花弁はなく、真ん中に有るのはめしべとおしべだそうです。

f:id:myuu-myuu:20190518190003j:plain↑ 名前不明      ↓ サマリンタンジョー

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f:id:myuu-myuu:20190518190259j:plain↑ リトルマーメイド   ↓ プリンスフィリップ

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 クレマチスはほとんどが一重咲きですが、八重咲き、万重咲き、チューリップ咲き、釣り鐘型咲きなどがあります。八重咲き、万重咲きはおしべが花弁化したものです。

f:id:myuu-myuu:20190518183939j:plain↑ 雪おこし   ↓ 名前不明

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f:id:myuu-myuu:20190518190914j:plain↑ ↓ 名前不明  

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f:id:myuu-myuu:20190518183844j:plainこれはジョセフィーヌというクレマチスですが、一重咲きでも八重咲きでもなく半八重咲き(アネモネ咲き)とでも言うのでしょうか? このクレマチスは、咲くにつれ形がどんどん変わる不思議なクレマチスです。先ず周りのガクが開いて、次に小さな花弁が開きます。

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f:id:myuu-myuu:20190518184250j:plainしかも真ん中の花の開き方が2通りあり、どちらも1株に咲いたジョセフィーヌです。やがて、周りのガクが落ち、真ん中の花だけになります。長く楽しめる不思議なクレマチスです。

 クレマチスの多くは北半球に広く分布し、原種は約300種あり、交配種は2000種を超えているそうです。日本原産はボタンヅル、センニンソウ、ハンショウヅル、カザグルマなどがあるそうです。

 私の庭にはチューリップ咲きや釣り鐘型咲きのクレマチスセンニンソウなどもありますが、まだ咲いていません。バラと同じで、クレマチスにも早咲きと遅咲きがあり、しかも2回、3回と咲くものもあるので、初夏から晩秋まで長く楽しめる植物です。

銀竜草(ギンリョウソウ)が咲きました !!

 銀竜草(ギンリョウソウ)って何?と思いますよね。

 こんな植物です。

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 私の家の敷地に続く竹林で見つけました。

 ギンリョウソウは、透明感のある白い色をしていて、ちょうど竜が頭をもたげたような形をしています。別名ユウレイタケとも言い、中国では水晶欄と言うそうです。薄暗い竹林の中で見るとユウレイタケも水晶欄も納得します。

 私が見つけたものは高さは5、6㎝ですが、大きなものだと15㎝ぐらいになるそうです。植物でありながら全く葉緑素を持たないので、光合成をしません。地下でベニタケの仲間の菌類に寄生し、養分を貰って生きているそうです。そのような植物の事を腐生(ふせい)植物というそうです。

 5、6月頃に地下から茎を伸ばし、1輪の花を付けます。頭のように見えるのが花で、2㎝位です。花の中を覗くと、

f:id:myuu-myuu:20190516132038j:plain青く目のように見えるのがめしべで、周りの黄色いものはおしべだそうです。マルハナバチなどが媒介して受粉し、実が出来るそうです。最近の研究で、この実をモリチャバネゴキブリが食べて、種を散布することが分かったそうです。

 私が初めてギンリョウソウを見たのは10年以上前です。3年続けて同じ場所、同じ時期に見かけたのですが、大量に竹を切った時には見られなくなりました。それから数年後別の場所で見かけるようになったと思ったら、竹を切ると見かけなくなるということの繰り返しでした。竹を切ることによって光の差し具合などの環境が変わったためと思われます。一昨年は見ましたが、昨年は見ませんでした。

f:id:myuu-myuu:20190516132124j:plain一昨年は沢山固まって咲いていたのですが、今年は1本、2本という具合です。

 ギンリョウソウは日本全国に分布し、山地のやや湿り気のある場所に生育するそうです。我が家の竹林は、ギンリョウソウにとってぴったりの生育場所なのですね。日本の他に、千島列島、樺太朝鮮半島、中国、台湾、インドシナミャンマー、ヒマラヤなどに広く自生しているそうです。

 我が家の竹林は、「まつこの庭」を侵略する困りものの一方、いろいろな動植物の宝庫のようです。動植物にとっては、とっても住み心地の良い環境なのでしょうね。

バラの季節がやって来た !!

 「まつこの庭」で真っ先に咲くバラはナニワイバラで、バラの季節の到来を知らせてくれます。今、私の庭はナニワイバラ(中国原種)が真っ盛りです。

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 ナニワイバラの挿し木苗がいつの間にか大きくなり、枝垂れ梅を這い上がり、まるでしだれ梅に花が咲いているようです。

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 他に咲いているのは、ピンクノイバラ(日本原種)と、

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  白のハマナス(日本原種)と、

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 ソレイユドール(フランス作出)と、

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 バーガンディアイスバーグ(ドイツ作出)と、

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 私が今1番気に入っているブルームーンストーン(日本作出)です。

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 本来の色はもっと紫がかった色なのですが、今年は少しピンクが強いようです。去年はこんな色でした。

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 雑誌を見て一目ぼれして買ったのはいいのですが、河本純子さん作出のバラなので、とにかく気難しいバラで、育てるのに苦労します。今年花を咲かせたのが奇跡のようです。よく咲いてくれました。

 私の庭は湿り気が多いせいか、バラには適した土地ではないようです。つるバラ以外はほとんど鉢で雨に当てないように軒下で育てています。ランよりバラの方が手がかかります。何鉢枯らした事でしょう。

 これからどんどんバラが咲くので、とても楽しみです。