カールドンって何?と思われたことでしょう。
カールドンというのは、ジャンボアザミと思ってください。
カールドンは地中海原産で、花は大人のこぶしぐらいあり、高さは2.5メートルぐらいあります。アーティチョークの仲間で、スパニッシュアーティチョークという別名もあります。アーティチョークよりトゲが多く、普通のアザミを大きくしたようなものです。アーティチョークと同じようにサラダにしたり、ゆでたりしてて食べられるそうですが、トゲトゲがちょっとね・・・・。
「まつこの庭」には、20年位前から玄関の横に植えられていますが、訪れる人の目を引くらしく、ほとんどの人が「これ何の花ですか?」と聞きます。
5月ごろから背が伸び始め、6月にはつぼみが見え、7月になると花が咲きます。花が終わると枯れたようになり、秋になるとまた新しい芽が出て、大きく葉を広げて(株回り1メートル位)、冬を越します。
私はこのカールドンをよそのお庭で咲いているのを見たことがありません。植物園では見たことがありますが、葉の形がちょっと違っていて、細いです。先日宇都宮の方でカールドンらしきものを見かけましたが、花は同じでしたが、やっぱり葉の形が違っていて、背の高さも低く同じ種類かどうかよく分かりません。
私は、珍しい花、変わった色の花(黒とか茶など)、大きな花が大好きです。エンジェルトランペット、皇帝ダリア、アカンサスモーリスなどを庭に植えています。特に皇帝ダリアは普通の一重咲き、八重咲き、白花八重咲きと揃えていますが、花が咲くのが11月の終わりごろなので、咲く前に大霜でダメになることがあります。皇帝ダリアと普通のダリアを交配した、背が低く、10月に咲く「ガッツァリア」という皇帝ダリアがあります。さっそく植えてみたところ、6月の終わりに咲いてしまいました。
↑ 皇帝ダリア・八重咲きガッツァリア・ピンク (一重咲きやロゼア色もある。)
<夏の花>
↑ インドハマユウ (左は白花でよく見かける。 右はピンク花で珍しいらしい。)
↑ アルセア(タチアオイ)・ブラックナイト
↑ アガパンサス・アルバ(高さ1メートル、花径20センチメートル)
↑ クレオメ(昼は花びらが閉じる。) ↓ フロックス・キャンディツイスト
<夏の虫>
↑ ナナフシ(竹節虫) どれがナナフシか分かりますか? ナナフシは枝に似せる擬態で有名です。昆虫なのに羽がなく、オスはほとんど見られず、メスだけで繁殖するらしいです。
↑ カラスアゲハ (一部分しか撮れなかったのが残念! 背後からしっかり撮って青緑のメタリックな輝きを伝えたかったです。)
↑ ハグロトンボのオス (オスは腹部がメタリックな緑色、メスは黒色)
いつものことながら、動いている虫を写真に収めるのは難しいです。!!
それにしても虫の世界は奥が深い。!?