昨日の朝、今朝と冷え込み、私の家の軒下で２℃でした。降霜の予報が出ていましたが、何とか免れたようです。
一昨日、皇帝ヒマワリが、今日皇帝ダリアが開花を始めました。皇帝ヒマワリと皇帝ダリアはメキシコなど中南米原産のキク科の短日植物で、晩秋に咲きます。例年皇帝ダリアと皇帝ヒマワリの開花は、降霜とどちらが早いか競っているのですが、今年も皇帝ダリアと皇帝ヒマワリは霜に勝ったようです。例年開花は１１月中旬で、皇帝ダリアの方が幾分早く咲くのですが、昨年は皇帝ダリアの方が５日早く、今年は皇帝ヒマワリの方が２日早く咲き始めました。
↑ ↓ 皇帝ヒマワリの花
皇帝ヒマワリはガリバーヒマワリと言う別名がある通り、背丈が３～５ｍになります。私の庭には１株しか植えてありませんが、長い茎が６本ほど伸びてそのうち３茎は高さが５ｍぐらいあり、その頭頂に花径８～９㎝ぐらいの黄色い花を咲かせます。せっかく花を咲かせても目の高さで花を楽しむことができません。そんなわけで写真もうまく撮れませんでした。残り３茎は２ｍぐらいの高さですが、まだつぼみです。
このぐらいの高さなら、花を目の前で楽しめます。ただ霜が降りる前に花が咲けばの話ですが・・・・・。皇帝ダリアと同じで、寒さに弱く霜が降りると枯れてしまいます。
皇帝ダリアは今年は皇帝ヒマワリより遅く開花しましたが、去年と同じころの開花になりました。
皇帝ダリアは高さが３～５ｍになり、茎が木質化するので、木立ダリアとかツリーダリアなどの別名があります。登頂に紫色がかったピンク色の花をたくさん咲かせます。花径は１８～１９㎝ぐらいあり、皇帝ヒマワリの倍ぐらいの大きさの花を咲かせます。
私の庭には６株の皇帝ダリアが地植えされていますが、それぞれの株に５～１０本の茎が上がっているので、全部咲いたらさぞかし見事だろうと思います。今年は台風の直撃がなかったので倒れずにすんだと思っていたら、数日前の大風で倒れたものもありますが、折れてはいないので花は咲くと思います。
皇帝ダリアは、皇帝ヒマワリと花の色や大きさが異なりますが、中南米原産の短日植物であること、寒さに弱いことなど性質がよく似ています。どちらも皇帝が付くのは、普通のダリアやヒマワリと比べると、姿形が大きくて立派だからでしょう。違うところは皇帝ダリアは冬に地上部が枯れても、地下茎で冬越しし、翌春には芽が出てきますが、皇帝ヒマワリは冬に株全体が枯れてしまい、翌春芽が出てくることはありません。
私の庭には八重咲きの皇帝ダリアもあります。濃いピンクと白の２種類です。
八重咲きの皇帝ダリアは、一重咲きの皇帝ダリアより背が低く、２～３ｍほどで、花も半分ぐらいの大きさで、ちょっと見栄えがしません。花の時期も一重咲きより遅いと言われていますが、私の庭では、ピンクの八重は一重咲きより１週間ぐらい早く開花しました。白の八重咲きもあるのですが、株が大きくなるばかりで、今年は３０本も茎が上がったと言うのに一向に花芽が見えません。
↑ 株だけりっぱな白の八重咲き皇帝ダリア
白の八重咲き皇帝ダリアは、毎年つぼみのうちに霜が降りてしまい、花を見ないで終わってしまいます。今年こそ見たいものです。
