昨日、今日と曇りがちで気温も30℃ぐらいで、今までの猛暑が嘘のように比較的しのぎ易いです。昨夜はエアコンを入れずに安眠出来ました。
ここ2、3日、花友から「福神草が咲きました。」といううれしい花だよりが次々に届いています。たくさんの福神草をあちこちにお嫁に出したのはいいのですが、無事咲いてくれるかどうかがとても心配でした。咲いたとのメールにホッと一安心です。
「可愛いお花ですね。」「おめでたい感じの名前の花で、うれしい。」「白い花が一輪、とても綺麗で可憐。」「暑さに強く、皆さんのところに福を運んでますね。」「福神草から元気を貰いました。」とコメントもうれしいです。
福神草は7月から10月にかけて赤い円錐状の苞に包まれた白いクレープペーパーのような花を次々と咲かせます。1日花で、上へ上へと咲き上がっていきます。確かにこのクレープペーパーのような白い清楚な花は、暑い夏に清涼感を与えてくれます。福を運んでくるようです。花友の皆さんがこの花に癒されるならうれしいです。
我が家の福神草も、7月の初めに1株目が早々と咲いて以来、2株目がなかなか咲かず、今朝やっと咲きました。
去年より早く植え替えをしたので、早く咲くかと思っていたのですが、1株以外は例年並みでした。花友のところでも今の時期に花が咲き始めたようですから、去年より早くという訳にはいかなかったようです。
福神草は、インド東部、マレーシアなどの東南アジアの原産なので、高温多湿の気候が生長の条件です。ところがどの株を見ても、茎は細く背が低いです。昨年は1.5~2mぐらいだったのですが、今年は1mぐらいで花芽ができています。つぼみ自体も小さく、花の数も少ないようです。梅雨の時期は気温が高くても雨が少なかったので、思ったほど生長できなかったからと思われます。
「まつこの庭」は湿りがちの土なので、夏でも地植えの植物には水をあげたことがありませんが、7月はほとんど雨らしい雨が降らなかったので、土が乾きすぎたらしく、ブルークローバーが枯れ始めたのでビックリです。あわてて水をかけましたが、こんなに庭が乾くという経験は初めてのような気がします。
↑ 7月初めから咲いている福神草 早々と花が終わってしまいました(赤く見えるのが花がら)が、驚いたことに7月初めの時点では新しい茎は1本も出ていなかったのに、この3週間ぐらいの間に何と新しい茎が3本も伸び、しかも太い茎が2mぐらいの高さになっているのです。この株は木と木の間に植えたので、根元に太陽光が当たらず、根元の乾燥を防ぎ、結果的に福神草の生長にはよかったのでしょう。
植え場所を変え、植え方を変えるといろいろなことが分かります。
花友を通じて福島の方へお嫁に行った福神草もありますが、どうしていることでしょう。つぼみは見えたのでしょうか? 福島も暑そうですから、条件はここ茨城とあまり変わらないとは思いますが・・・・。
「まつこの庭」には、福神草の地植えが10株と鉢植えが10株あります。これからどんどん咲くと思います。そして地下茎を太らせながら、茎を何本も伸ばしながら、(上手に管理できれば、地植えで最終的には茎は8~10本ぐらいになります。)次々と花を咲かせていきます。楽しみです。