ここ3,4日比較的涼しい日が続き、暑さに慣れた体ではすぐに対応できなかったようで、かえって体調が悪くなってしまいました。夏バテかもしれません。それなのに、また暑さが戻って来てしまい、困ったものです。
8月の終わりの今の時期は、秋バラを美しく咲かせるための夏剪定の時期です。剪定してから50日前後で花が咲くので、10月頃には咲くと思います。
連日の暑さに痛めつけられたバラたちは、ほとんど花を付けていませんし、夏バテで葉を落としてしまったバラさえあります。そういう中でも、健気にも小さな淡い色の花を1つ、2つと咲かせているバラがあります。夏のバラは花色が薄いと言われますが、本当に白に近い色の花ばかりです。
↑ 8月のかおりかざり ↓ 7月のかおりかざり(花は小さくても色は濃いです。)
↑ 5月のかおりかざりは花弁が多く、色も一段と濃かったです。
このかおりかざりのように夏のバラは花弁の色が薄く、花弁の数も少なく、花全体が小さいのです。しかも数輪しか花を付けないのです。
↑ 5月のアイズフォー・ユー ↓ 8月のアイズフォー・ユー
春の花と夏の花の違いがよく分かると思います。アイズフォー・ユーのばあいは、秋のバラは全体が青みがかって、真ん中の目(ピンク色の部分)が濃い青紫色になります。秋バラは、花色が濃くなるというところに楽しみがあります。そういう花を咲かせるために、今のこの時期に剪定を行うのです。
剪定する前にぽつぽつとわずかに咲いているバラの記念写真を撮りました。
↑ ベビーロマンティカ ↓ ボレロ
↑ ツルバラ・アンジェラ ↓ オールドローズ・セブンカラーズ
このバラは1株が何色かに咲き分けるバラで、白とピンクと赤が微妙に入り混じって咲くバラです。全体が白やピンクや赤になったり、半分ずつ色が変わったり、スポットが入ったり、縞模様になったり、7種類のパターンがあるので、セブンカラーズというのだそうです。「草笛の丘」で見て、気に入って買って来ました。赤い色はなかなか出ないそうですが、長く育てていれば、赤い花に出会えるというので、楽しみなバラです。
↑ リくホタル(かおりかざりの枝替わりで本来の色は黄色です。)
↑ イザヨイバラ(これは一期咲きなので剪定しません。) ↓ 魅惑
↑ ハナガスミ ↓ ミニバラ・ピンクキャット
↑ いおり(本来は茶色) ↓ ペルルドール
剪定をした後は、夏バテのバラには活力剤をあげて、他のバラにはたっぷりの肥料をあげて、秋のバラシーズンに備えることにしましょう。