まつこの庭は奥まった所にあるので、時々道に迷った車や迷い人が訪れます。「迷子になったから珍しいお花が見られてよかった。」と言って帰る人もいます。宗教の勧誘で立ち寄ったことがきっかけでまつこの庭のファンになり、定期的に訪れるおじさんもいます。もちろん宗教の話は抜きで・・・。新聞の集金のお姉さんも、お花大好き人間のようで、集金が済むとお花をじっくり見てお花談義をして帰ります。
人以外にもノラネコやたくさんの虫や小鳥などたくさんのお客さん(?)が来ます。木や草花がたくさん植えてあるからだと思います。虫の好む雑草もたくさん生えているからでしょう。
最近はノラネコの一家がしょっちゅうご飯を食べに来ます。
↑ ↓ 生後半年ぐらいのチビチャ
↑ チビチャのママ ↓ チビチャの家族
↑ 右下のネコはチャタロウ(ママとチャタロウはきょうだいです。チビチャそっくりで、パパかも知れません。この3匹はほとんど一緒です。オス猫は育児に参加しないと言われていますが、最近のオス猫はイクメンなのかもしれません。)
6月頃、子猫は5匹いたのですが、このチビチャだけになってしまいました。チャタロウと体の大きさが変わらないほど大きくなって、区別がつかないほどです。
チビチャ以外に時々このクロと忘れた頃にシロがやってきます。
ネコ以外は、チョウやカマキリ、トンボ、セミなどたくさんの昆虫がやってきます。特にアゲハチョウは私の庭では9種類も見られます。ナミアゲハ、キアゲハ、クロアゲハ、ジャコウアゲハ、オナガアゲハ、アオスジアゲハ、カラスアゲハ、モンキアゲハ、ナガサキアゲハです。特にナガサキアゲハは、私の庭で見られるようになってからまだ4、5年です。
↑ 羽がちぎれたナガサキアゲハのメス
ナガサキアゲハはもともと名前の通り関西地方でしか見られなかったアゲハですが、温暖化に伴って北上して来たようです。尾羽に入る白い紋がナガサキアゲハの特徴ですが、オスはこの紋がありません。青みがかった黒です。前からカラスアゲハほど青光りしていないが、クロアゲハにしてはちょっと青みがかっているアゲハが気になっていましたが、それがナガサキアゲハのオスだということを今年初めて知りました。
昨日は、写真には収められませんでしたが、アサギマダラらしきチョウを見かけました。昨年は10月頃だったので、今年はちょっと早いかなあとは思いましたが・・・。
↑ フジバカマに止まるアサギマダラ(昨年の写真)
今一番困っているお客さん(?)はカタツムリです。
ちょっと黄色がかった小さなカタツムリ🐌は見た目はかわいらしいのですが、新芽や花芽など食害し、しかも異常なほどの繁殖力で困っています。このカタツムリは昔からいるカタツムリではなく、東南アジア原産のオナジマイマイで関西の方にいたようですが、やはり温暖化に伴って北上してきたようです。やっと見つけた特効薬も2年目になると効き目が悪くなって来たような気がします。
今年、今まで見たことのないカタツムリを見かけるようになり、またまた悩みが増えそうです。
ネットなどで調べてみたのですが、名前が分かりません。大きさは2,3㎝前後です。
今年はまだ数匹しか見ていませんが、来年爆発的に増えていたなんてことになったら・・・・と考えると頭が痛くなります。カタツムリは100日で成熟するそうですから。
庭に困ったお客さんを招き入れることになったのは、珍しい花変わった花大好き人間の必然の結果ですね。花友のところへ行かないように気をつけなくちゃ・・・・ネ。