まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

12月の玄関前 2022

 「冬至10日前」という言葉を知っていますか?

 子どものころ、母に「日が1番短いのは冬至じゃなく冬至10日前なんだよ。」とよく言われたものですが、学校では「冬至は昼間の時間が1番短い日」と教えられたので、「えっ! どういうこと?」と不思議に思っていました。当時の私には、日没時刻と日照時間(昼間の時間)に混同があったのですね。

 11月の終り頃までは日の出は毎日1分ぐらいずつ遅くなり、日没は毎日1分ぐらいずつ早くなり、日照時間はどんどん短くなります。11月の終りごろに日没が1番早くなり、その後冬至10日前ごろまで日没時刻は変わらず、それを過ぎると少しずつ日没が遅くなっていきます。一方日の出時刻は1月12日ごろまで遅くなり続けるので、冬至の頃に1番日照時間が短くなるというわけです。

 母が言っていた「冬至10日前が日が1番短い」と言ってのは、日没(日暮れ)が1番早いという意味だったのです。今の時期がちょうどその時期です。

 今回はまつこの庭の玄関前の様子です。

 花友に「花屋さんでも始める気?」とからかわれるほどたくさんの花でにぎやかです。庭には花がなくなるので、せめて玄関前だけでもにぎやかにしたいと思う気持ちもあるのですが、新しい花・珍しい花大好き人間の私は、そんな花を見ると欲しくなってしまうのです。

 玄関の右側の様子です。

 右側軒下は主にビオラを楽しむために、珍しいビオラや寄せ植えなどが中心です。

↑ ビオラだけの寄せ植え  ↓ 3D寄せ植え(2段寄せ植え)

ビオラと一緒に葉ボタンやシロタエギク、ヘデラなどが植え込まれています。

右側の手前のプランターには、10個ぐらいずつチューリップの球根が植え込まれています。水かけ忘れ防止にビオラが1株植え込まれています。

 キャンバスプランターの様子です。

ポインセチアシクラメンなど季節の鉢花を飾っています。

 玄関の左側の様子です。

↑ オレンジ系ビオラの寄せ植え  ↓ ブルー系ビオラの寄せ植え

↑ ビオラ・ミルフルミックスの寄せ植え  ↓ 天の羽衣とアリッサムの寄せ植え

 12月も半ばになったというのに、驚いたことに私の庭でアサギマダラを見かけました。10月にも見かけたのですが、写真に収めることはできませんでした。

↑ 玄関の軒下に止まるアサギマダラ    ↓ ビオラに止まるアサギマダラ

 アサギマダラは「わたり」をするチョウとして有名です。春に北上移動し、秋に南下移動し、1500㎞も移動した記録があるそうです。今の冬の時期、本来なら南の方へ移動しているはずなのですが、今茨城の辺りをウロウロしているようでは、一体どこで冬を越すのでしょう。簡単にカメラに納まったのは、弱っていたからかもしれません。どこかで無事冬を越せるといいのですが・・・・・。