まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

雲南月光花(ウンナンゲッコウカ)

 12月も半ばを過ぎ、今年も残り2週間となってしまいました。

 まつこの庭の温室では、今、雲南月光花ウンナンゲッコウカ)が盛りを迎えています。あまり聞きなれない花だと思いますが、こんな花です。

花径が4㎝ぐらいの小さな鮮やかな黄色の花をぎっしりと付けています。月光花と言う名ですが、月の光にしてはあまりにも鮮やかすぎる気がします。

 今年は驚くほどたくさんの花を付けました。

  ウンナンゲッコウカは中国やインド原産で、アマ科の半耐寒性常緑低木(樹高約1m)で、和名はキバナアマ(黄花亜麻)です。水色の花の亜麻の花に似ているので、この名があるそうです。12月から4月、冬から春にかけて鮮やかな黄色の花を咲かせることから中国では「迎春柳(げいしゅんやなぎ)」と呼ばれるそうです。

 日本の寒さには弱いので、関西以西以外は外で冬が越せません。室内で育てると3月ごろの開花になるそうですが、私は温室へ入れているせいか、例年12月には開花を始めます。

 ウンナンゲッコウカが我が家にやって来たのは、今から5,6年前だったと思います。花友が育てていて、名前を知りたいというのがきっかけでした。私のもっている知識を総動員して(?)調べたのですが、なかなか名前が分かりませんでした。ある時、花の通販雑誌の中にその花を見つけて、名前が判明したわけです。お礼にと挿し木苗を貰った時は、15㎝ぐらいの高さでしたが、毎年生長するたび少しずつ花を増やし、今年は樹高が1mぐらいになり、びっしりとたくさんの花を付けました。

 花の少ない今の時期、鮮やかな黄色は目を引きます。そして黄色はビタミンカラーと言うだけあって元気を貰えます。花友に感謝です。

 

 ここ4,5日朝の冷え込みが強く氷点下を記録していますが、-2℃の時は皇帝ダリアは花がうなだれてもまだ紫がかったピンク色を保っていましたが、-3℃になっては色を失い、茶色になってしまいました。あと少しと思っていた八重の白花皇帝ダリアは咲くことなく真茶色になってしまいました。しかし温室に取り込んでおいた白花の皇帝ダリアは花を開くことができました。

 昨年は取り込んでおいた白花の皇帝ダリアはどれも一重咲きでしたが、今年はきちんと八重咲きになりました。地植えの白花の八重咲き皇帝ダリアが、外で花を咲かせたのを見たことがまだ一度もありません。今年こそ、今年こそと思うのですが、願いはなかなかかないません。

 

 私の住む茨城は、コロナ感染者が思ったより緩やかに増えているなと少し楽観的に見ていたら、ここにきて急増しているようです。第7波の8月ごろの多さです。幸いなことに私は5回目のコロナワクチン接種が無事済みました。今回も腕の痛みぐらいで、副反応らしきものはありませんでした。夫はかかりつけの病院の都合で1月になってからの予定です。1回目のワクチン接種は私の方が1カ月遅れだったのに、ここにきて逆転してしまいました。今まで通りの感染予防を心がけるだけです。