11月8日は立冬でした。暦の上では冬の始まりです。11月になっても比較的暖かな日が続き、まだ霜が降りるような日はありませんでした。
去年より5日ぐらい早く皇帝ダリアと皇帝ヒマワリが咲き始めました。皇帝ダリアも皇帝ヒマワリも頭上高く咲く花は青空に映えてきれいです。
皇帝ダリアはメキシコなど中南米原産のキク科の植物で短日植物なので、晩秋から咲き始めます。例年なら11月中旬ごろから咲き始めるので、霜に遭うと一日でダメになります。つぼみのまま花を見ずに終わったり、満開の花を見ることは稀だったり、皇帝ダリアの開花は毎年霜と競争するかのようです。今年は暖冬傾向のようなので、満開の皇帝ダリアを見られるかもしれません。
皇帝ダリアは背丈が3~5mにもなり、茎が木質化するので、木立ダリアとかツリーダリアとかの別名もあります。花径は18~19㎝位です。
皇帝ヒマワリも中南米原産のキク科の植物で、短日植物なので晩秋に咲きます。皇帝ダリアと同じ日に咲き始めたので、ビックリです。
皇帝ヒマワリはガリバーヒマワリという別名があります。背丈も3~5m位の高さになり、寒さに弱いのも皇帝ダリアに似ています。花径は8~9㎝位で皇帝ダリアの半分ぐらいです。皇帝ダリアと皇帝ヒマワリは、花の色や大きさが違うだけで、よく似ています。皇帝という名が付くのは普通のダリアやヒマワリに比べると大きくて立派だからでしょう。皇帝ヒマワリを育てるのは2年目です。
私の庭には、八重咲きの皇帝ダリアもあります。例年ならシングル咲きより遅いのですが、地植えにしたら早く咲いたのでビックリです。と言うのも、八重咲きの皇帝ダリアは咲くのが遅いと言うので、今まで鉢植えにして霜が降りる前に温室に取り込んで花を咲かせ、楽しんでいました。八重咲きの皇帝ダリアを挿し木して株が増えたので、今年地植えにしたら早く咲いたのです。
八重咲きの皇帝ダリアは一重咲きの皇帝ダリアより背も低く2m位で、花径も半分ほどで、ちょっと寂しいです。たくさん咲けば、見栄えがするかもしれません。
白花の八重咲き皇帝ダリアもあるのですが、つぼみさえ見えない状態なので、花は見られないと思います。
あと1週間ぐらいは、霜が降りるほど冷え込まないようなので、満開の皇帝ダリアと皇帝ヒマワリが見られるかもしれません。ブログで紹介できるのを楽しみにしています。