気温が下がったのはいいのですが、台風が去ってから晴れの日がなく、ここ２,３日肌寒い日が続いています。台風一過と言えば、雲一つない青空と言うのが定番だったのですが、最近の気象状況は定番が通用しませんよね。台風前と１０℃位違うのですから、寒いと感じるのは当たり前です。カラッと晴れた秋晴れの日が恋しいです。
先日紹介したワタの実がはじけました。実の先が４分裂してその中にそれぞれ綿の固まりが入っています。
「綿は白い」という既成概念が覆される色で、感動です。本当に茶色や緑色の綿があるのですね。白のワタははじけるまでにまだ時間がかかりそうです。
はじけた綿は雨に当たるとよくないというので、実を切り取りました。
実の中から１つ綿を取り出して広げてみました。ふわふわの綿の中に種らしきものが４個入っています。写真の左下が取り出した種です。綿に包まれています。
緑の綿は実の中に入っている時は白っぽいのですが、広げてみると確かに緑色をしています。この綿の中には５個種が入っていました。１つのワタの実には２０個ぐらい種ができるのでしょうか。
この種を来年蒔けば、またワタ栽培が楽しめるのですね。
花友からもらった３株のワタでしたが、正直のところ花が咲けばいいなぐらいの気持ちでした。花が咲き、実を付け、ワタがはじけるところまで見られるとは思いませんでした。プランター植えにした事が結果としてよかったようです。地植えにすると株ばかり大きくなってなかなか花が咲かないそうなのです。たとえ実がなってもはじける前に寒さがきてしまうそうなのです。考えてみると３本のうち白のワタが１番大きく育ち、花が咲くのが遅かったように思います。白のワタがはじけるのをもう少し待つことにします。
