まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

アラマンダとマンデビラ

 今日20日は彼岸の入りです。「暑さ、寒さも彼岸まで」と昔からよく言われていますが、今年はそうはならないようです。長期予報ではあと1カ月ぐらい真夏日真夏日に近い日が続くそうです。お彼岸過ぎにはさすがに猛暑日にはならないようですが、それでも例年に比べると5℃以上気温が高いそうです。冬も暖冬傾向だそうです。今年の猛暑が色々なところに影響を及ぼしているようです。乳牛が暑さで死んだり、乳の出が悪かったり、水不足で米の収穫量が減ったりしているそうです。食品の値段に影響が出そうです。車で走っていると、木が枯れているのも見かけます。私が秋にダリアを見に行こうと思っていたダリア園では、暑さのせいでダリアの生育が悪く、今年は休園にするそうです。今年の夏は本当に暑かったですね。

 今回はアラマンダとマンデビラです。

↑ アラマンダアリアケカズラ)の花 ↓ マンデビラ(サンパラソル)の花

 アラマンダとマンデビラはどちらもキョウチクトウ科の熱帯性のつる植物です。

 アラマンダはブラジル原産で、この写真の花はアリアケカズラ・ヘンダーソニー(別名オオバナアリアケカズラ)と言います。花期は5月~10月までの初夏から秋までです。耐寒温度は10~12℃で、温度さえあれば周年開花するそうです。

 このヘンダーソニーは、8月の終り頃花が終わった株をリーズナブルな値段で買いました。まさか花が咲くとは思っていなかったのですが、茎が70㎝ぐらいに伸び、茎先にたくさんのつぼみを付けたのでビックリ。つぼみが大きくなると茶色になったので、暑さで日焼けしてダメになったのかと思ったら、そういう性質だったようで、無事開花しました。日に当たった部分が茶色になるようです。

 アラマンダはつる性と言っても茎が60㎝~6mと幅があり、種類や生育場所によって違うようなので、ヘンダーソニーはあまりつるが伸びないタイプのようです。つぼみがたくさんあるので、しばらく楽しめそうです。

 マンデビラはメキシコからアルゼンチンにかけての熱帯アメリカ原産です。花期はアラマンダと同様に5月から10月までの初夏から秋までです。耐寒温度は5~8℃で温度さえあれば、周年開花するそうです。マンデビラは3mぐらいつるが伸び、支柱などに巻き付きます。

↑ ↓ マンデビラ・サンパラソル・アプリコット

 サンパラソルはサントリーフラワーが作出したマンデビラの園芸種で、商品名です。今流通しているマンデビラの多くは、サンパラソルです。サンパラソルシリーズは色が赤、ピンク、白、アプリコットとあります。

↑ サンパラソル・レッド    ↓ サンパラソル・ホワイト

 私はアプリコットが好きで、毎年冬越しを試みるのですが、最低温度15℃設定のランの温室へ入れて置いても、花が咲くどころか葉が全部落ちてしまいます。葉が落ちたサンパラソルは春になってから復活するのに時間がかかり、初夏からは花は咲いてくれません。ネットや図鑑などで調べても、自分で実際に育ててみなければ、分からないことが多いです。

 お彼岸が過ぎれば、いくらかしのぎやすくなるそうです。酷暑の夏の間にジャングル化した庭を少しは整理しないと・・・・と考えるとちょっと庭仕事が億劫になります。