まつこの庭はバラが終わりの時期を迎えました。まだ咲いているものの多くはミニバラです。特にスイートマザーとグりーンアイスは盛りです。つぼみもたくさん残っていて、あと少し楽しませてくれそうです。
↑ ↓ スイート・マザー(オランダ産、四季咲き、マザーズディの枝変わり)
スィート・マザーは20年ぐらい前に花友がガーデニングショーに行った時のおみやげです。昨年カミキリムシに食害され、枯れてしまうかと一度は覚悟したのに、瀕死の状態が嘘のように奇跡の復活です。新しいシュートが伸び、たくさんのつぼみを付けました。
↑ ↓ グリーン・アイス(アメリカ産、四季咲き、白花が緑色に変わる。)
このグリーンアイスはスタンダード仕立てになっています。1本だけ強いシュートが伸びて、たくさんのつぼみを付けています。秋に咲く花は、ピンク色になる時もあります。
↑ ベビー・フォラックス(フランス産、四季咲き)
ベビー・フォラックスは株も小さいのですが、枝が太くがっちりしています。シュートもたくさん出て、次から次へと花を咲かせています。一時雨をたっぷり含んだ花の重みで枝がたわむほどでした。こんなにたくさん花が咲いたことがないほど咲き、5月半ばからずっと咲き続けています。
↑ ピーチドリフト ↓ ポップコーンドリフト
↑ アプリコットドリフト ↓ レッドドリフト
ドリフトローズはフランスで産出されバラで、四季咲き性があり、とても丈夫なバラです。背丈はそれほど大きくなりませんが、花は4㎝ぐらいあります。このバラも休むことなく花を咲かせ続けます。
バラの中で一番開花が遅いと言われるドロシーパーキンスやテリハノイバラも咲いています。
↑ ↓ つるバラ・ドロシー・パーキンス(アメリカ産、一季咲き)
↑ ドロシー・パーキンスのトンネル ↓ カキの木を這い上がって咲くドロシーの花
↑ つるバラ・テリハノイバラの赤花(日本原産、一季咲き)↓ テリハノイバラの実生
↑ テリハノイバラの実生の花 ↓ カキの木を這い上がって咲くテリハノイバラの実生
赤花テリハノイバラは、赤花ノイバラとツクシノイバラと一緒に植えて置いたら、他の2本の勢力に押され、枯れそうで花をほとんど付けていません。バラのトンネルにドロシー・パーキンスと一緒に植えた実生の赤花テリハノイバラの実生と思われる株は大きくなり、柿の木に這い上がるほどです。
↑ キングの実生と思われるバラ(花径2cmぐらいで見た目はミニキングですが、もしかしたら赤花テリハノイバラの実生の八重咲きかもしれません。)
↑ ↓ イザヨイバラ(中国原産、一季咲き)
一時期バラに夢中になっていた時期がありましたが、私の湿った庭には合わない、手がかかるなどの理由で、バラから少し遠ざかるようになり、あまり世話が行き届かなかったのに、今年のようにたくさん花を付けてくれると、改めてバラは良いなと思えます。健気に咲いてくれたバラがいとおしく思え、今あるバラを大切にしようと改めて思いました。