6月も半ばとなりました。今年は梅雨入りが遅れているようで、梅雨前に真夏日が続くそうです。異常気象ですね。毎日水かけが大変です。今の時期、本来なら水かけはさほど必要ないのに・・・・・。
今回はまつこの庭の温室で咲いたホヤの2回目です。1回目に紹介した時は、ホヤが観葉植物として売られていることが多いと言いましたが、コメント欄を見るとホヤと言う植物自体を知らないという方が多かったので、今回は葉も一緒に紹介します。
↑ ↓ プビカリクス・レッドボタン
↑ プビカリクス・レッドボタンの咲き始め ↓ プビカリクスの葉
プビカリクスは東南アジアの熱帯雨林のフィリピンやインドネシアの原産です。葉は肉質で楕円形、銀色の斑入りです。花は赤、ピンク、紫、白などです。レッドボタンは、小さな花は径1,5cmぐらいで、花冠(外花弁)が灰紫色で、副冠(内花弁)は赤で金平糖のようです。このレッドボタンは40個ぐらいの小花が集まり、径9cmぐらいの半球になっています。見る角度、光の当たり具合などで花色がグレーや黒赤に見えます。レッドボタンは5年前ぐらいに手に入れて、やっと昨年花を見ました。同じプビカリクスのロイヤルハワイアンパープルに花色がとても良く似ています。
↑ ↓ プビカリクス・ロイヤルハワイアンパープル
ロイヤルハワイアンパープル(左)とレッドボタン(右)を並べて比べてみると、
ほぼ同じ花のように見えますが、副冠(真ん中の花弁)がロイヤルハワイアンパープルより赤いことが分かります。名前のレッドボタンはここからきているのかもしれませんね。
カルノーサ・パープルはプビカリクスに花も葉も大きさも似ています。一般的なプビカリクスの花は赤紫色です。私の所ではまだ咲いていません。
↑ カルノーサ・バリエガータの花 ↓ バリエガータの葉(中斑入り)
カルノーサは変異が多く、花は普通淡いピンクですが、濃いピンク、紫などがあります。葉も斑入り、しかも外斑、中斑とあり、斑は普通クリーム色なのですが、ピンクや赤になるものもあり、葉がねじれているものもあります。ねじれているものにも、グリーン1色だけでなく、外斑、中斑とあります。
↑ ↓ カルノーサ・コンパクタ
↑ カルノーサ・コンパクタの花とつぼみ ↓ コンパクタの葉
このねじれた葉はよく観葉植物のコーナーで見かけると思います。こんな可愛い花が咲くとは想像できませんよね。長く伸びたつるに花が咲くことを多くの人は知らないので、つるが邪魔で切ってしまうからです。コンパクタの花は、小花は径1,5cmぐらいですが、小花が集まっても4cmぐらいの半球にしかなりません。カルノーサの花は一般的に8~9cmぐらいあるので、半分ぐらいですね。
↑ ロツンディフォリアの花 ↓ ロツンディフォリアの咲き始め
つぼみはピンク色ですが開花すると白っぽくなりますが、径1cmぐらいの花はピンクと白のグラデーションで、副冠が黄色に赤でとても可愛いです。初めは花冠はフラットなのですが、少しすると後ろに反り返ります。
↑ 反り返った花冠 ↓ ロツンディフォリアの葉
葉は普通楕円形が多いですが、ロツンディフォリアの葉は四角いのが特徴的です。
マチルダはカルノーサとセルベンスの交配だそうですが、花はカルノーサに似ていますが、葉はきっとセルベンスに似ているのでしょうね。
↑ カーティシーの花 ↓ カーティシーの葉
カーティシーの花は径0,5cmぐらいの小さな花で、花の集まりは球形にはならず、平べったくなって下がるように咲きます。
ホヤはまだ咲き始めたばかり、まだ咲いたことの無いホヤが咲くと嬉しいです。楽しみです。
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