まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

ホヤの花 2023-3

 連日日本海側で線状降水帯が発生し、1日で1か月分もの降水があり、浸水や土砂崩れなどの大きな災害が起きているようです。私の住む茨城も地域は違いますが、ゲリラ豪雨や突風などで被害が出ているようです。被災地の皆様にお見舞い申し上げます。

 今回はホヤの花の3回目です。今年初めて咲いたのは、プビカリクス・ロイヤルハワイアンパープルとカウダータとゴールデンマージン、マチルダです。

 この2つは同じロイヤルハワイアンパープルですが、株が違います。株や光の当たり方などによって色が違って見えます。黒っぽく見えますが、黒紫色で、光の当たり方によっては灰色にも見えるとても魅力的な花です。

 ハワイアンパープルの一番の大株は、今回同時に3個の花を咲かせました。1つずつ時期をずらして咲くことはあっても、3個同時に見られたのは初めてです。

 カウダータはとても変わった葉を持ち、花を咲かせます。

↑ カウダータの葉  ↓ カウダータの花

↑ カウダータの花   ↓ カウダータの葉

 ホヤの花はカルノーサやプビカリクスなど花の表面にうっすらと産毛の様なものがあり、触わるとベルベットの様な手触りがありますが、カウダータは見てすぐ毛が生えているのが分かります。またカルノーサやカウダータのように小さな花が集まった球状にはならず、円盤状に小さな花が並びます。

ホヤの葉は大体つるつるした葉が多いのですが、カウダータの葉はザラザラしていて、赤や灰色の模様が入ります。

 ゴールデンマージンはカルノーサより葉が大きく、葉にも独特の模様があるので、花が咲く前からどんな花が咲くか楽しみにしていました。名前にゴールデンとあるので、鮮やかな黄色のカルノーサの花のように大きな球状の花に違いないと思っていました。

 花が咲いてみると、小さな花は1㎝にも満たない花で(カルノーサは1,5㎝ぐらい)色もピンクがかった黄色で、ちょっとがっかりしてしまいました。

たくさん咲けば、それなりに見ごたえはあるのでしょうが・・・・。

↑ マチルダの花   ↓ マチルダの葉

 マチルダカルノーサとセルペンスの交配種だそうです。

↑ ↓ カルノーサ・パーフェクトグリーンの花

 私はセルペンスを見たことが無いので、葉も花もどういうものかよく分かりませんが、マチルダの花はカルノーサに似ているような気がします。葉はカルノーサの葉と全く違って小さく丸いので、葉はセルベンスに似ているのではないかと思います。

 他にも前回紹介したこんなホヤが2度目、3度目の花を咲かせています。

↑ カーテーシー  ↓ ラクノーサ

↑ ラクノーサの葉

 カーテーシーとラクノーサの花はほとんど同じように見えますが、葉が全く違います。大きさは同じぐらいですが、カーテーシーは丸く、ラクノーサは細長いです。カーテーシーの葉はマチルダと大きさも同じぐらいでよく似ていますが、葉の先がカーテーシーは尖っていて、マチルダは丸いです。

↑ カルノーサ・コンパクタの花  ↓ カルノーサ・コンパクタの葉

 コンパクタは数株あるので、年中咲いている印象です。個体差があり、色も濃淡あるようです。

↑ オブスクラの花  ↓ オブスクラの葉

↑ カーリー(ラブラブハート)の葉  ↓ カーリーの花

↑ ↓ 名前不明

 私がホヤに興味を持ったきっかけがホヤ・カルノーサで、今から10年ぐらい前です。ホヤの魅力に取りつかれ、コレクションを始めるきっかけになったのは、ホヤ・プビカリクス・ロイヤルハワイアンパープルで、コロナ前ですから5年ぐらい前でしょうか。いろいろなホヤを集めて開花を見てきましたが、今のところ私の中で一番魅力的なホヤは、ロイヤルハワイアンパープルです。この先この花を超えるものが出てくるのか、楽しみです。