まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

ダリア・ガッツアリア

 ダリア・ガッツアリアが花を咲かせています。ガッツアリアは皇帝ダリアと普通のダリアのハイブリッド(交配)種です。

 皇帝ダリアはメキシコ原産の短日植物なので、晩秋(11月半ばごろ)に株の登頂にピンク色の大きな花を咲かせます。株が3m位になるので、花を目の高さで楽しむことができません。何しろ2階の窓から眺めてちょうどよいという冗談のような話があるほどです。しかも11月の半ばというと霜が降りる頃で、寒さに弱い皇帝ダリアは霜に遭うと、一晩でダメになり、花を見ることが出来ません。そこで、背が高いことと霜に弱いという2つの欠点を解消するのに、皇帝ダリアと普通のダリアを交配してできたのが、ガッツアリアです。背丈は1,5~2m、開花時期は10月半ばといいとこ取りのダリアです。

f:id:myuu-myuu:20191023180535j:plain↑ ガッツアリア     ↓ 皇帝ダリア(昨年の花)

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 ところが、7月のブログで紹介したように、今年は6月が日照不足だったせいか7月に咲いてしまいました。わずかでしたが・・・・・。10月が2回目の開花という訳です。皇帝ダリアほど大きくないとしても、地植えにすると2m位になるので、台風15号と19号の時には倒れてしまい、たくさんついていたつぼみが落ちましたが、何とか咲きました。ガッツアリアは全部で6種類あります。一重咲きのレッドと八重咲きのクリームは今年出たばかりの品種です。

f:id:myuu-myuu:20191023174725j:plain↑ ↓ 一重咲き・ピンク

f:id:myuu-myuu:20191023175500j:plain一重咲きと言っても、同じ株に花弁が8枚の一重咲きと花弁が15,6枚ある半八重咲きが混じります。

f:id:myuu-myuu:20191023175216j:plain↑ ↓ 一重咲き・ローズ(花は一番小ぶりです。)

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f:id:myuu-myuu:20191023175121j:plain↑ ↓ 一重咲き・レッド

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f:id:myuu-myuu:20191023180058j:plain↑ ↓ 一重咲き・アプリコット

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f:id:myuu-myuu:20191023181202j:plain↑ ↓ 八重咲き・ピンク

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f:id:myuu-myuu:20191023181524j:plain↑ ↓ 八重咲き・クリーム

f:id:myuu-myuu:20191023180757j:plain7月に咲いた時は、ほぼ白色でしたが、秋の花は黄色がかっています。

 どの花も倒れたものを起したので、あちこち向いてお行儀悪く咲いています。根元から折れてしまったガッツアリアもありましたが、何とか全部花を見ることができました。台風に負けずに咲いた花は愛おしいです。

 皇帝ダリアはやっとつぼみが見え始めたところです。今年は寒くなるのが遅くなりそうなので、満開の皇帝ダリアが見られそうです。

 

アキギリとキバナアキギリ

 台風19号が去ってから、急に朝夕寒さが感じられるようになり、やっと秋を実感できるようになりました。

 今回は「まつこの庭」で咲いたアキギリです。

 アキギリは漢字で書くと「秋桐」で文字通り秋に咲く桐のような花です。

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 桐(キリ)の花は春に咲きますが、アキギリは花が秋に咲き、咲き方が桐の花に似ているので、秋に咲く桐という意味で秋桐(アキギリ)と名付けられたそうです。

f:id:myuu-myuu:20191020163812j:plain この紫色をした花が普通アキギリと言われ、ピンクや白の花はこの紫色のアキギリの変種と言われています。アキギリは中部~近畿地方の産地に自生しているそうです。黄色のアキギリもありますが、アキギリとは別種と考えられ、キバナアキギリと言われます。(学名でアキギリはサルビア・グラブレッセンス、キバナアキギリサルビア・ニポニカと言い、区別されています。)キバナアキギリは、北海道を除く本州、四国、九州の山地に自生しているそうです。アキギリはシソ科の植物で、サルビア・スプレンデス(よく公園などに植栽されている赤い花のサルビア)などの仲間で、日本原産なので日本の原種サルビアと言われます。

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 私の庭に初めに植えたのは紫、ピンク、白、黄色の4種類でしたが、今では交配して濃淡、白との2色咲きなど10種類ぐらいに増えています。こぼれ種から株も増えています。

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f:id:myuu-myuu:20191020170953j:plain この淡い黄色のアキギリは今年初めて花を咲かせたキバナアキギリの交配種です。紫色のアキギリとキバナアキギリの交配種が出てくるのを楽しみにしているのですが、自然交配に任せていては、なかなか出て来ないかもしれません。

 アキギリは別名琴柱草(コトジソウ)とも言われます。三角形をしているアキギリの葉の形が、琴の糸を支える琴柱(ことじ)に似ているからだそうです。琴柱の写真を見てなるほどと思いました。和名というのはネーミングの妙がつくづくおもしろいと思います。













 

 

 

秋の木の実・草の実

 台風19号が去って5日目です。直後には分からなかった被害が日が経つにつれ明らかになってきました。今回の台風は大雨を各地に降らせ、川の氾濫を引き起こし、予想をはるかに超えた大災害になってしまったようです。私の住む茨城県久慈川那珂川が氾濫し、被害を受けた方がたくさんいたようです。被災された方が一日も早く日常の生活に戻られることを願うばかりです。

 まつこの庭も風が大暴れして、木の枝や葉がたくさん叩き落とされました。しかし木の実は少し傷が付きましたが、叩き落とされずに済んだようです。ユズもフクレミカンもカリンもまだ色付いていませんが、柿は少し色付き、食べられるようになりました。

f:id:myuu-myuu:20191017123620j:plain↑ ユズ   ↓ フクレミカン

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f:id:myuu-myuu:20191017124108j:plain↑ キンカン        ↓ カキ

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f:id:myuu-myuu:20191017124217j:plain↑ カリン     

f:id:myuu-myuu:20191017124357j:plain↑ アケビ   ↓ 熟して口を開けたアケビ

f:id:myuu-myuu:20191017124458j:plain種の部分が甘いそうですが、私は食べたことがありません。

f:id:myuu-myuu:20191017125317j:plain↑ ↓ ムラサキシキブ

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f:id:myuu-myuu:20191017125532j:plain↑ シロシキブ   ↓ 赤実マユミ   

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 シロシキブと赤実マユミは植えたものではなく、小鳥が私の庭に運んでくれたプレゼントです。

f:id:myuu-myuu:20191017125723j:plain↑ クサギ   ↓ ビナンカズラ

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 昨年の今ごろ台風の塩害でサクラが狂い咲きしたことがありましたが、今私の庭では、ヒメリンゴが狂い咲きしています。(サクラは咲いていません。)

f:id:myuu-myuu:20191017130038j:plain↑ ヒメリンゴと花のつぼみ   ↓ ヒメリンゴの花

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f:id:myuu-myuu:20191017131404j:plain↑ ヒメリンゴの実  ↓ ヒメリンゴの花と実

f:id:myuu-myuu:20191017130237j:plain 花と実を同時に見ることはなかなかできないと思います。

f:id:myuu-myuu:20191017131951j:plain↑ ヤブミョウガ

f:id:myuu-myuu:20191017131610j:plain↑ フウセンカズラ   ↓ ジュズダマ

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f:id:myuu-myuu:20191017131800j:plain↑ オナモミ   ↓ ヨウシュヤマゴボウ

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 ジュズダマオナモミヨウシュヤマゴボウなどは子どもの頃、野原で遊んだ懐かしい遊び道具でした。ジュズダマは繋げて首飾りにしたり、オナモミは投げあって洋服にくっ付かせたり、ヨウシュヤマゴボウは色水遊びをしたりしたものです。今の子どもたちは遊び道具が豊富にあるので遊んだりしませんよね。私の庭にはそんな植物が自然に生えていて、私の庭を訪れた花友たちは驚いたり、懐かしがったりします。

f:id:myuu-myuu:20191017132940j:plain これはトウゴマ(唐胡麻)の実です。姿形は次の様です。

f:id:myuu-myuu:20191017132830j:plain鉢植えだと1m位ですが、地植えにすると2m位の背丈になります。

f:id:myuu-myuu:20191017132857j:plain花は上の赤いものが雌花で下の黄色いものが雄花です。

f:id:myuu-myuu:20191017133017j:plain葉はヤツデのように切れ込みが入り、鉢植えだと葉径は20㎝ぐらいですが、地植えにすると50㎝位になります。

 去年の秋、群馬のトレジャーガーデンへバラを見に行った時にバラと一緒に植えてあるのを見て、銅葉の大きな葉が気に入って、是非私の庭にも欲しいと思いました。しかし、私のよく行く花木センターやガーデンセンターには種や苗が置いてないので、諦めていました。7月の半ばに埼玉へラベンダーとヘメロカリスを見に行った時にたまたま立ち寄った園芸店で、売れ残ったトウゴマの苗を見つけました。3ポット買って、鉢植えと地植えにしました。お彼岸頃に花が咲き始めて、実をつけたというわけです。

 トウゴマは熱帯アフリカやインド原産で、トウダイグサ科の植物でヒマ(蓖麻)と言い、蓖麻子油の原料となるものです。

 寒さには弱いようなので、実が出来たので枯れてしまうと思います。クリのイガのような実の中にどんな種が入っているのか、熟するのが楽しみです。









 

コルチカム

 コルチカムの花が咲きました。今の時期あちこちの庭先で見かけます。

 ピンク色がかった紫色のきれいな花です。

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 コルチカムはヨーロッパ、中東、北アフリカ地中海沿岸に自生しています。春に咲くクロッカスの花に似ていて秋に咲くので、オータムクロッカスの別名もあります。球根を土に植えなくても、机の上などに転がしておくだけで、花が咲きます。よく売れ残ったコルチカムの球根の入ったネットから茎が飛び出て、花を咲かせているのを見かけます。花の終わった球根を土に埋めておくと翌年葉が出て来て、ちゃんと花を咲かせます。

 普通一重咲きですが八重咲きもあります。一重咲きより花色が少し濃いです。

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f:id:myuu-myuu:20191015141007j:plainこれは白の八重咲きのはずでしたが、少し紫色がかっています。

 コルチカムの和名はイヌサフランと言います。サフランの花に似ている事からこの名があります。コルチカムはユリ科ですが、クロッカスやサフランはアヤメ科の植物です。イヌサフランと言っても、イヌフグリのように犬に直接関係がある訳ではないようです。イヌフグリは実の形が犬のふぐりに似ている事からついた名前ですが、イヌサフランの場合は否(いな)サフランが否(いぬ)サフランと変化したそうなのです。つまりサフランではない、サフランより劣るとかサフランほど有用ではないという意味で付けられたそうです。サフランはめしべが料理に使われますが、コルチカムはそれどころか球根に毒があるそうです。コルチカムはサフランに似ているが、サフランほどは役にたたない植物だということでイヌサフランと名付けられたようです。イヌサフランと同じように名付けられたのが、イヌガラシとかイヌタデイヌホオズキなどです。ヤブランとかヤブコウジとかヤブの付く植物も同じ様に、劣るとか役に立たないというような意味で付けられています。

 コルチカムは、花が咲いて枯れると翌年の春4月頃に芽を出し、大きな葉を展開し、6月頃に葉が枯れます。そして10月頃になると茎を伸ばし、花を咲かせます。コルチカムもヒガンバナのように「葉見ず、花見ず」の植物で、花と葉を同時に見ることができない植物なのです。

 

 

 

クイーンネックレスとつる植物

 台風19号が各地に大きな爪痕を残して去りました。上陸する前から15号台風並みかそれ以上の超大型台風と言われていたので、覚悟を決めてあれこれと準備をしました。庭の花も室内や物置小屋に取り込めるものは取り込み、取り込めない背の高い植物は支柱を立ててしっかり結わえ付けました。

 私の住む所のすぐ側(左側)を台風が通り過ぎたようなのですが、風や雨は思ったほどひどくはなく、停電もせず、一晩過ぎると竹が4,5本倒れて通路を塞いでいたぐらいでそれほど大きな被害はありませんでした。皇帝ダリアやガッツアリアなど背の高い植物は倒れて一部分は折れていましたが、想定内なので仕方ありません。「備えあれば患いなし」と言いますが、準備したものが無駄になることはよいことです。 

 よく台風の進路の右側は雨風が強く被害が大きく、左側は少ないと言われますが、今回右側に位置した私の住むところはそれ程の被害がなく、進路とは遠く離れている長野で大きな被害が出たようなので、ちょっと「あれ?違うじゃない。」と思いました。

 まだまだ被害の全容が分かっていないようですが、広がらない事を願うばかりです。

 今回は、クイーンネックレスとつる植物です。

 クイーンネックレスは次の写真のようなつる植物です。

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 一見すると、巻きひげがあり、咲き方がマメ科の植物のようですが、花をよく見るとマメ科特有のチョウのような形ではなく、ブーゲンビリアの花のような形をしています。クイーンネックレスはタデ科の植物で、メキシコが原産です。 

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 クイーンネックレスは別名アサヒカズラとかニトベカズラとかコーラルバインとか言います。花色は普通ピンクですが、白もあります。私の庭には白もあるのですが、まだ咲いていません。花期は初夏から秋なのですが、私の庭ではいつも秋にならないと咲きません。つるが長く伸びないと咲かないようで、咲かないで終わってしまうこともあります。種ができる前に寒さが来てしまうので、まだ種を見た事がありません。寒さに弱いので、ツルを切って、温室に入れて冬越しをします。私は見た事がありませんが、地中に芋ができるそうです。現地ではつるが10mも伸びるそうです。

 クイーンネックレスの他に咲いているつる植物は、アサガオ科の植物(先日紹介しました。)の他にマメ科のチョウマメやフジマメなどがあり、実が生っているものもあります。ウリ科のスズメウリオキナワスズメウリカラスウリなどは実が生って、花が終わったものもあります。

f:id:myuu-myuu:20191013175315j:plain↑ チョウマメの花   ↓ チョウマメの実

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f:id:myuu-myuu:20191013175335j:plain↑ フジマメの花   ↓ フジマメの実

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 フジマメは茎や若葉が紫色ですが、花も実も紫色です。サヤの中の豆も紫色かと思いますが、白です。去年は花が咲くのが遅く実が少ししか採れませんでしたが、今年はたくさん採れそうなので、花友に分けられそうです。

f:id:myuu-myuu:20191013181307j:plain↑ ↓ オキナワスズメウリの実  花は黄色の小さい花です。

f:id:myuu-myuu:20191013181517j:plain実の大きさは直径2㎝ぐらいです。実の色が緑から赤に変わりますが、白いスジ模様は残ります。熱帯原産で沖縄に自生しています。蒔くのが遅くなったので、種が熟すかどうか心配です。

f:id:myuu-myuu:20191013182134j:plain↑ ↓ スズメウリ 花は白い小さい花です。

f:id:myuu-myuu:20191013182213j:plainスズメウリは雑草と言われるもので、実がカラスウウリより小さいことや実をスズメの卵に見立てたことなどからこの名があります。実の直径は1㎝ぐらいでオキナワスズメウリの半分ぐらいです。実は緑から白に変わります。

f:id:myuu-myuu:20191013182801j:plain↑ カラスウリ   ↓ カラスウリキンモクセイ 

f:id:myuu-myuu:20191013182936j:plainカラスウリの実は楕円形ですが、大きさは5~7㎝ぐらいあります。実は緑色から朱色へ変わりますが、白い筋はなくなります。

 つる植物は風で大部痛めつけられたようですが、木にしがみついていたようで思ったより元気そうです。私の庭は竹林や木に囲まれているので、風当たりがいくらか弱いのかも知れません。

 

 



 








 

 

 

埼玉のダリア園 2

 前回は埼玉のダリア園で見て来た大輪、中輪・小輪のデコラ咲き(八重咲き)の紹介でしたが、今回はカクタス咲き、ポンポン咲き、コレット咲き、オーキッド咲き、2色咲き、絞り咲きなどを紹介します。

<カクタス咲き> 花弁が細く、幅も様々、大輪、中輪、花弁がねじれていたり、先が分かれているものもあります。

f:id:myuu-myuu:20191010132149j:plain↑ 十九の春    ↓ 山開き

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f:id:myuu-myuu:20191010132352j:plain↑ 桜の女王    ↓ 羽衣・孔雀

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f:id:myuu-myuu:20191010132629j:plain↑ ショーンテル    ↓ 蓬莱山

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f:id:myuu-myuu:20191010132759j:plain↑ かちどき     ↓ 左の赤い花は熱唱、右のピンク色の花はスターズレディ

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<ポンポン咲き> 筒状の花弁で八重咲きで球状になります。多くは小輪です。

f:id:myuu-myuu:20191010133417j:plain↑ なばなの月    ↓ 淡雪てまり

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f:id:myuu-myuu:20191010135316j:plain↑ かまくら    ↓ いとしご

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f:id:myuu-myuu:20191010135449j:plain↑ 寒椿   ↓ 珠玉 

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f:id:myuu-myuu:20191010134850j:plain↑ シュガーサンライズ    ↓ レッドスター    

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<コラレット咲き> 一重咲きで、内側に副花弁をもっています。

f:id:myuu-myuu:20191010140421j:plain↑ メアリーエベリン    ↓ アングリッケンフェルダー

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f:id:myuu-myuu:20191010140539j:plain↑ テスブルックオードリー    ↓ アルペンマリー

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<オーキッド咲き> 細い花弁の一重咲きで、花弁が内側に巻き込んでいます。

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 私が見た限りでは、オーキッド咲きと思われるものは、このホシカだけだったように思います。マーガレットみたいな花でした。

<2色咲き> 花弁の色が2色になっています。紅白になっているものが多いです。カクタス咲きのものもあります。

f:id:myuu-myuu:20191010141643j:plain↑ プリマドンナ      ↓ 群金魚

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f:id:myuu-myuu:20191010141753j:plain↑ 祝賀会    ↓ 恋祭り

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f:id:myuu-myuu:20191010141918j:plain↑ サンタクロース

<絞り咲き> 花弁の模様が絞りになっています。

f:id:myuu-myuu:20191010142215j:plain↑ ダンサー     ↓ グリーンドゥ

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f:id:myuu-myuu:20191010142738j:plain↑ 水彩

f:id:myuu-myuu:20191010142503j:plain↑ ↓ ガトビー  カクタス咲きです。

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 ダリアの原産地は、メキシコ、グアテマラなど中南米の高地で、メキシコでは国花になっています。18世紀にヨーロッパに伝えられ、19世紀に改良が進められ、王侯貴族の間でブームとなったそうです。バラのコレクションで知られるナポレオン妃のジョセフィーヌも一時期、熱中したそうです。日本へは江戸時代の終わりごろにオランダ人によって伝えられたそうです。和名は天竺牡丹(テンジクボタン)です。

 両神山麓ダリア園は、小鹿野町が町おこしに始めたそうです。9月1日から11月3日まで開園しているそうです。

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 閉園するとダリアの球根を全部掘り上げ、土を落として名札を付けて、冬越しするそうです。埼玉と言っても秩父の方なので、冬は日中でも霜が解けないことがあるそうで、ハウスの中は最低温度を5℃に設定し、暖房を入れているそうです。

 350種、5000株あるというダリアを堪能できました。ダリア図鑑ができるほどたくさん写真も撮りました。写真でしか見たことがなかったオーキッド咲きのダリアを見ることができ、うれしかったです。アネモネ咲きのダリアが見られたら最高だったのに、それらしきものは見当たらずちょっと残念でした。

埼玉のダリア園 1

 また大型台風が来ているので、ちょっと心配です。台風の来る前にと、埼玉にある両神山麓・花の郷・ダリア園に行って来ました。私の家から北関東道を通って約200㎞3時間半ぐらいかかりました。花園インターを降りてからもかなりの距離がありました。

 ダリア園は両神山の麓にあり、約350種、5000株のダリアが咲き誇っていました。ちょうど見ごろでした。

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 ダリアは咲き方によって、デコラ咲き、カクタス咲き、コラレット咲き、ポンポン咲き、アネモネ咲き、オーキッド咲きなどに分けられ、大きさや形なども様々あり、一重咲き、八重咲き、2色咲きなどバラエティーに富んでいます。大輪になると花径が25㎝前後あります。花が重くてうつむいたり、茎が折れたりしていました。

 珍しいダリアばかりで夢中で写真を撮っていたら、300枚にもなっていて自分でもびっくりです。名札は付いていましたが、咲き方については自分の知っている範囲で大体分けてみました。

<大輪デコラ咲き> 八重咲きの大輪花(花径20㎝位以上)

 

f:id:myuu-myuu:20191008114716j:plain↑ 宇宙   ↓ 太平洋

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f:id:myuu-myuu:20191008114915j:plain↑ 土俵入り   ↓ 大満足

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f:id:myuu-myuu:20191008115102j:plain↑ ギッツパーフェクション   ↓ 黒ダイヤ

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f:id:myuu-myuu:20191008115302j:plain↑ キャップテン    ↓ 天涯

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 次の3枚は同じ株に咲いた浮気心です。花の色と模様が色々に出るのでこの名前が付いています。

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<中輪デコラ咲き> 中輪(15㎝前後)八重咲き

f:id:myuu-myuu:20191008120201j:plain↑ ウエディングマーチ   ↓ ペチカ

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f:id:myuu-myuu:20191008120401j:plain↑ 霧笛    ↓ 黒蝶

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f:id:myuu-myuu:20191008120604j:plain↑ 銀婚式       ↓ ムーンワルツ

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f:id:myuu-myuu:20191008120819j:plain↑ マルコムズホワイト

<小輪咲き一重咲き>  花径が5、6㎝前後

f:id:myuu-myuu:20191008121131j:plain↑ 秋桜   ↓ かんぞうの丘

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f:id:myuu-myuu:20191008121420j:plain↑ ル・クロッコ  

<小輪デコラ咲き>  

f:id:myuu-myuu:20191008121835j:plain↑ 朝光     ↓ 小舟

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f:id:myuu-myuu:20191008122343j:plain↑ 越後小町    ↓ アメリカンレモネード

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 ここのダリア園は2009年に開園して、今年で11年目だそうです。まだあまり名前が知られていなくて、お客さんが少ないんだそうです。