まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

ミナロバータとその仲間

 ミナロバータが咲き始めました。

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 あまり聞き慣れない名前で、あまり見慣れない花だと思いますが、これでもヒルガオ科のアサガオの仲間です。細長い袋状の花が連なって穂状の花を咲かせます。ラッパ状の花を咲かせるアサガオとは全く花姿が違います。咲き始めは赤で、オレンジ、黄色、白と花色が変化していきます。白くなると袋を突き破るようにおしべとめしべが顔を出します。

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 葉を見ると切れ込みは深いですが、アサガオの仲間であることが分かります。

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 ミナロバータを育てるのは昨年に続き、2回目です。日が短くなると開花を始める短日植物なので、秋にならないと花が咲きません。去年はお彼岸前に咲き始めたのに、今年は少し遅れて10月に入ってからでした。

 メキシコなど中南米に自生しているので寒さに弱く、私の庭では種が完熟する前に寒さが来てしまい、種が採れませんでした。花友が苗を届けてくれたので、今年も花を見ることができました。花友に感謝です。

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 今年は10月になっても真夏日を2回も経験するほど気温が高いので、他のアサガオの仲間のつる植物が元気いっぱいです。

f:id:myuu-myuu:20191006170650j:plain↑ キバナコスモスと変わりアサガオ・スプリットペタルと大輪アサガオ・平安の香り

f:id:myuu-myuu:20191006170838j:plain↑ スプリットペタル 花弁が裂けているように見えるので、この名があります。メキシコなど熱帯アメリカ原産のアサガオの八重咲きだそうです。花の元が糸のように裂けているので、糸咲きともいうそうです。葉は丸葉で、西洋アサガオと言われる葉の形をしています。普通に種が採れるので、その種で毎年花を育てて楽しんでいます。

f:id:myuu-myuu:20191006171806j:plain↑ 平安の香り   現代の変化アサガオで、花径が13~15㎝もある大輪です。葉は斑入り葉です。種は普通に採れるので、毎年その種で育てられます。日の丸という名で種や苗が売られている事もあります。

f:id:myuu-myuu:20191006172441j:plain↑ 白花ルコウソウ  熱帯アメリカ原産で普通の花は赤花です。ピンク花もあります。私の庭ではこぼれ種から増えて、今や雑草同然で他の植物に絡みついて困って居ます。これは福神草に絡みついています。

f:id:myuu-myuu:20191006172920j:plain↑ マルバルコウソウ  北アメリカ原産で、日本には初め西日本に入って来たようですが、今や全国に広まって野生化しているようです。私の庭では困ったつる草ワースト5に入る繁茂力です。抜いても抜いても出て来ます。

 スプリットペタルと平安の香りは7月頃からずっと咲き続けていますが、ミナロバータは咲き始めたばかりなのでまだまだ楽しめそうです。

秋の花 1

 キンモクセイの香りが辺りに漂うようになると、秋の深まりを感じます。

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 キンモクセイは、オレンジ色の小さな花がびっしりと付き、強い香りを発しています。キンモクセイは中国原産で、雌雄異株ですが、日本には雄株のみしか渡来していないそうです。従って、この花すべてが雄花ということになります。実を見ることはないようです。

 秋の深まりにつれ、秋の花が次々に咲き始めています。

f:id:myuu-myuu:20191003145856j:plain↑ シオン    ↓ シュウメイギク

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f:id:myuu-myuu:20191003150927j:plain↑ フジバカマ(斑入り葉)     ↓ カリガネソウ(斑入り葉)

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f:id:myuu-myuu:20191003151337j:plain↑ ダンギク    ↓ コリウスの花

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f:id:myuu-myuu:20191003151751j:plain↑ アキギリ   ↓ アキギリの交配種(薄ピンク色のスジ模様)

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 アキギリは日本の原種サルビアと言われます。普通種は紫色です。キバナアキギリはアキギリと別品種だそうです。私の庭では、紫、白、ピンク、黄の他にそれらの濃淡や2色咲きなど自然交配で生まれたものなど何種類かあります。咲き始めたばかりです。

f:id:myuu-myuu:20191003152140j:plain↑ ↓ 白ハギとキチョウ

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 キチョウはマメ科の植物を食草としています。今の時期に繁殖するようで、白いハギにまるで黄色い花が咲いたようです。

f:id:myuu-myuu:20191003152718j:plain↑ 黄花ヒガンバナ    ↓ 白花ヒガンバナ

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 赤花のヒガンバナは9月の初めに咲いてしまいましたが、黄色と白はお彼岸を過ぎてから咲きました。

f:id:myuu-myuu:20191003153325j:plain↑ 黄色ジンジャー    ↓ タマスダレ

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f:id:myuu-myuu:20191003153652j:plain↑ 原種シクラメン・ヘデリフォリウム

f:id:myuu-myuu:20191003153757j:plain↑ ダリア・リド   ↓ 皇帝ダリア交配種・ガッツアリア

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f:id:myuu-myuu:20191003155054j:plain↑ ↓ クジャクアスター

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f:id:myuu-myuu:20191003155217j:plain↑ キク・ガーデンマムの寄せ植え  最近は花苗も初めから3色植えの苗が出回っていて、植え替えれば寄せ植えの出来上がりというものが多いように思います。これもそうです。直径40㎝位に育ちました。

 

 今日は母の命日でした。お墓参りに行く途中で私の家の田んぼの稲刈りをしているところを見かけました。台風15号で稲はみんな倒れてしまい、今年は自分の家のお米が食べられないかもしれないと覚悟していました。人さまに田んぼの田植えから刈り取りまでみんなお願いしているので、芽が出ないうちに稲刈りをして欲しいなんて言える訳がありません。それじゃなくても千葉の農家の人たちは停電でお米の乾燥機が動かせなくて、芽が出始めてもただ見ているだけで稲刈りが出来ないと言っていたことを考えると、とてもとても・・・・です。停電の解除後はどうなったのでしょうか?

 大きなコンバインは倒れた稲を上手に起こして刈り取っていきました。果たしてどれだけお米が収穫できるか分かりませんが、少しは食べられるかなと期待してしまいました。







 

巾着田のヒガンバナ

 埼玉県にある巾着田ヒガンバナを見に行って来ました。12,3年ぐらい前に一度訪れた事があり、今回は2度目です。前回は常磐、外環、関越自動車道を通って行きましたが、今回は圏央道が開通したので、比較的早く行くことが出来ました。

 巾着田ヒガンバナは、日本最大級の規模を誇り、約500万本のヒガンバナが群生しているそうです。例年お彼岸の前後に開花するそうですが、今年は8月の高温と少雨のせいか、開花が少し遅れたそうです。

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 ヒガンバナはちょうど見ごろで、林の中に咲く一面の赤いヒガンバナに、ただただ圧倒されました。

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 木漏れ日が当たる所や当たらない所、赤色がオレンジ色がかったり、紫色がかったり微妙に違います。

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 ヒガンバナと言うと田んぼのあぜ道など日当たりの良い所に咲くことが多いのですが、ここのヒガンバナは林の中で咲いていておや?と思いましたが、ニセアカシアは落葉樹なので冬の間は葉が落ち、ヒガンバナの葉に太陽の光が注ぐので、何ら問題はないということをこの説明を読んで納得できました。

 巾着田というのは、高麗川(こまがわ)が蛇行してできた形が巾着の形に似ている事からそう呼ばれるそうです。(水色が高麗川を、現在地は上流エリアを示します。)

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 見事に巾着のような形をしています。左上側が上流で、右上側が下流になっています。上流から下流へと歩き、ヒガンバナを堪能しました。

f:id:myuu-myuu:20191001131829j:plain↑ ↓ 上側に見えるのが、高麗川です。

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 所々に白花が咲いていて、赤一面の差し色になっていました。
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 赤いヒガンバナにクロアゲハの黒色も映えます。

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f:id:myuu-myuu:20191001132942j:plain↑ ↓ あいあい橋

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f:id:myuu-myuu:20191001132714j:plain↑ 下流エリアの札です。

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 下流エリアは上流エリアよりツボミのヒガンバナが多かったです。

 斜面を白のヒガンバナが覆っているエリアもありました。

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f:id:myuu-myuu:20191001135308j:plain↑ ↓ 駐車場近くの水車小屋

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 上流エリアまで戻り、ふれあい広場の催し物やお店なども見て、約1時間半かけて帰途につきました。

 2度目の巾着田でしたが、初めて来たとき以上の感動があったように思います。

 10年分のヒガンバナを見たような満足感があります。








 

まつこの庭のお客さん

 まつこの庭は奥まった所にあるので、時々道に迷った車や迷い人が訪れます。「迷子になったから珍しいお花が見られてよかった。」と言って帰る人もいます。宗教の勧誘で立ち寄ったことがきっかけでまつこの庭のファンになり、定期的に訪れるおじさんもいます。もちろん宗教の話は抜きで・・・。新聞の集金のお姉さんも、お花大好き人間のようで、集金が済むとお花をじっくり見てお花談義をして帰ります。

 人以外にもノラネコやたくさんの虫や小鳥などたくさんのお客さん(?)が来ます。木や草花がたくさん植えてあるからだと思います。虫の好む雑草もたくさん生えているからでしょう。

 最近はノラネコの一家がしょっちゅうご飯を食べに来ます。

f:id:myuu-myuu:20190927134023j:plain↑ ↓ 生後半年ぐらいのチビチャ

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f:id:myuu-myuu:20190927134123j:plain↑ チビチャのママ    ↓ チビチャの家族

f:id:myuu-myuu:20190927134151j:plain↑ 右下のネコはチャタロウ(ママとチャタロウはきょうだいです。チビチャそっくりで、パパかも知れません。この3匹はほとんど一緒です。オス猫は育児に参加しないと言われていますが、最近のオス猫はイクメンなのかもしれません。)

 6月頃、子猫は5匹いたのですが、このチビチャだけになってしまいました。チャタロウと体の大きさが変わらないほど大きくなって、区別がつかないほどです。

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 チビチャ以外に時々このクロと忘れた頃にシロがやってきます。

 ネコ以外は、チョウやカマキリ、トンボ、セミなどたくさんの昆虫がやってきます。特にアゲハチョウは私の庭では9種類も見られます。ナミアゲハ、キアゲハ、クロアゲハ、ジャコウアゲハオナガアゲハ、アオスジアゲハ、カラスアゲハ、モンキアゲハナガサキアゲハです。特にナガサキアゲハは、私の庭で見られるようになってからまだ4、5年です。

f:id:myuu-myuu:20190927135835j:plain↑ 羽がちぎれたナガサキアゲハのメス

 ナガサキアゲハはもともと名前の通り関西地方でしか見られなかったアゲハですが、温暖化に伴って北上して来たようです。尾羽に入る白い紋がナガサキアゲハの特徴ですが、オスはこの紋がありません。青みがかった黒です。前からカラスアゲハほど青光りしていないが、クロアゲハにしてはちょっと青みがかっているアゲハが気になっていましたが、それがナガサキアゲハのオスだということを今年初めて知りました。

 昨日は、写真には収められませんでしたが、アサギマダラらしきチョウを見かけました。昨年は10月頃だったので、今年はちょっと早いかなあとは思いましたが・・・。

f:id:myuu-myuu:20190927143447j:plain↑ フジバカマに止まるアサギマダラ(昨年の写真)

 

 今一番困っているお客さん(?)はカタツムリです。

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 ちょっと黄色がかった小さなカタツムリ🐌は見た目はかわいらしいのですが、新芽や花芽など食害し、しかも異常なほどの繁殖力で困っています。このカタツムリは昔からいるカタツムリではなく、東南アジア原産のオナジマイマイで関西の方にいたようですが、やはり温暖化に伴って北上してきたようです。やっと見つけた特効薬も2年目になると効き目が悪くなって来たような気がします。

 今年、今まで見たことのないカタツムリを見かけるようになり、またまた悩みが増えそうです。

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 ネットなどで調べてみたのですが、名前が分かりません。大きさは2,3㎝前後です。

 今年はまだ数匹しか見ていませんが、来年爆発的に増えていたなんてことになったら・・・・と考えると頭が痛くなります。カタツムリは100日で成熟するそうですから。

 庭に困ったお客さんを招き入れることになったのは、珍しい花変わった花大好き人間の必然の結果ですね。花友のところへ行かないように気をつけなくちゃ・・・・ネ。

コチョウラン

 台風15号の傷が癒えないうちに台風17号がやってきて、また災害をもたらしました。台風の進路からは一番遠いと思われる私の地域でも風が強く、あわててコリウスを避難させました。背の高い植物はまた倒れてしまいました。9月も半ばを過ぎましたが、まだまだ台風はやって来るのでしょうか?

 今回はまつこの庭の温室で8月から9月にかけて咲いたコチョウランです。夏の終わりから秋の初めに咲くランは少なく、咲いているのはコチョウランぐらいです。

 コチョウランと言うと、今は亡き石原裕次郎が愛した花として有名ですが、石原裕次郎が入院していた病室は大輪の白いコチョウランの鉢で埋め尽くされたそうです。私の育てているコチョウランは大輪ではなく、ほとんどが小輪のミニコチョウランと言われるものです。

f:id:myuu-myuu:20190924190826j:plain↑ 大輪コチョウラン    ↓ ミニコチョウラン

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 コチョウランは大まかに分けると、花径が10㎝以上を大輪、7,8㎝前後を中輪(ミディコチョウラン)、4,5㎝前後を小輪(ミニコチョウラン)、3㎝以下を極小輪(マイクロコチョウラン)と言います。

 私は小輪のコチョウランが大好きです。花色や模様が豊富でたくさん花を咲かせること、何より大輪より丈夫なこと、値段も安いことなどが理由ですが、花が咲き終わって値段が半分以下になったものを買ってきて、花を咲かせるのが何よりの楽しみです。

f:id:myuu-myuu:20190924191945j:plain↑ ↓ ミディコチョウラン

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f:id:myuu-myuu:20190924192107j:plain↑ ↓ ミニコチョウラン

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 ランの花のつくりは、外側の3枚がガクで、内側の3枚が花弁です。3枚の内1枚だけ形が違い、唇のように見える事から唇弁(リップ)と言いますが、このコチョウランは3枚が同じような形をしています。東洋ランでは、このような咲き方を三蝶咲きと言いますが、カトレアやシンビジュームなどの洋ランでもこの咲き方がよく見られます。

 コチョウランファレノプシスファレノプシスの仲間であるドリティスとドリテノプシス(ファレノプシスとドリティスの交配種)の総称だそうです。熱帯アジアを中心に、インド、オーストラリア、フィリピン、台湾、中国などに自生します。原種は約50種あり、日本のナゴランはこの仲間だそうです。コチョウランと言うと日本では華麗なチョウのイメージですが、ファレノプシスギリシャ語で「蛾に似た」という意味を持っているというのには、驚きです。

f:id:myuu-myuu:20190924193929j:plain↑ 原種ファレノプシスビオラセア   スマトラマレー半島、ボルネオに自生。

f:id:myuu-myuu:20190924194433j:plain↑ ↓ ドリテノプシス(マイクロコチョウラン

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f:id:myuu-myuu:20190924195144j:plain↑ ドリテノプシス(これも花弁が3枚ともリップ化しています。)

 今ではお祝いでもお見舞いでも大輪のコチョウランの贈り物は一般的になっていますが、もともとこのコチョウランを世に広めるきっかけを作ったのは、上皇后美智子様だそうです。結婚する際にこのコチョウランを飾ったのだそうです。白い清楚な花は美智子様のイメージにぴったりだと思います。

 

まだまだ元気な夏の花

 お彼岸に入りました。セミの鳴き声も大部静かになり、秋の花が咲き始め、すっかり秋らしくなってきましたが、夏の花はまだまだ元気です。

f:id:myuu-myuu:20190921152607j:plain↑ 福神草(フクジンソウ)  ↓ 斑入りカンナ

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f:id:myuu-myuu:20190921153245j:plain↑ 大輪アサガオ・平安の香り  ↓ チョウマメ(バタフライピー)

f:id:myuu-myuu:20190921152959j:plain種を蒔くのが遅れたので、開花が遅れ、今頃花盛りです。

f:id:myuu-myuu:20190921153611j:plain↑ ↓ ハイビスカス

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f:id:myuu-myuu:20190921153744j:plain↑ 八重咲きハイビスカス   ↓ アベルモスクス

f:id:myuu-myuu:20190921153952j:plainアベルモスクスはアオイ科一年草の植物で、ハイビスカスの仲間です。オーストラリア北部の原産で、アカバナワタという別名もあります。一年草なので、冬は枯れてしまいますが、私の庭ではこぼれ種から発芽して夏に花を咲かせます。今年は開花が夏の終り頃になってしまい、今が盛りです。

f:id:myuu-myuu:20190921154750j:plain↑ ノウゼンカズラ   ↓ マンデビラ・アプリコット

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f:id:myuu-myuu:20190921154958j:plain↑ ジニア   ↓ ニチニチソウ

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f:id:myuu-myuu:20190921155140j:plain↑ ミニヒマワリ   ↓ ペチュニアジェラテリア

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f:id:myuu-myuu:20190921155614j:plain↑ ガーベラ    ↓ ポンポン咲きダリア

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f:id:myuu-myuu:20190921155930j:plain↑ ハゼランの花と実  ↓ ハゼランの花とシジミチョウ

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 ハゼランは熱帯アメリカ原産のスベリヒユ科の植物で、明治初期に日本に渡来し、今は野生化しています。小さな花や実が花火に見えることから花火草の別名があります。英名では赤い実がサンゴのように見えることからコーラル・フラワーと言います。またこの花が午後3時ごろから開花することから三時草と言う別名もあります。

 また三時草に対して四時草という植物もあります。文字通り夕方の4時ごろから咲き始めるオシロイバナです。英名はフォー・オクロックです。

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f:id:myuu-myuu:20190921161131j:plainオシロイバナも熱帯アメリカ原産で、明治時代に観賞用として渡来したそうですが、やはり今では野生化しています。子どもの頃、実を潰して白い粉で遊んだことから大昔から自生しているようなイメージがありますが、比較的新しい帰化植物なのですね。実の中がおしろいのような粉状なこと、夕方花を咲かせることから夕化粧(ユウゲショウ)の別名もあります。

f:id:myuu-myuu:20190921162618j:plain↑ ツルマメの花   スズメウリの花と実   

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f:id:myuu-myuu:20190921162724j:plain↑ 白花ルコウソウ   ↓ マルバルコウソウ

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f:id:myuu-myuu:20190921163037j:plain↑ カナムグラの花    ↓ ヤブガラシの花

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 ツルマメ、マルバルコウソウ、カナムグラ、ヤブガラシなどは他の植物に絡みつき、私の庭では厄介者の植物です。抜いても抜いても後から後からツルを伸ばします。この厄介者のつる草たちが夏の終り頃から秋の初めの今頃に、小さな小さな花を咲かせます。思いがけず花が可愛かったり、チョウを呼んだりして、退治するのがかわいそうに思えてしまうことがあります。そういう気持ちが私の庭でつる草たちに猛威を振るわせてしまうのかもしれません。


   

 

 









 

初秋のバラ

 9月も半ばを過ぎると、朝夕涼しくなり、すっかり秋らしさを感じるようになりました。昔から「暑さ、寒さは彼岸まで」とはよく言ったものです。

 仕事が間に合わずにつる草にすっかりおおわれてしまった「まつこの庭」ですが、ぽつりぽつりとバラが花を咲かせています。それでなくても夏バテで息も絶え絶えの状態なのに、色も薄く本来の色ではありませんが小さな花を咲かせていて、健気です。

f:id:myuu-myuu:20190918142841j:plain↑ アイズフォー・ユー     ↓ ベビーロマンティカ

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f:id:myuu-myuu:20190918143135j:plain↑ バーガンディアイスバーグ  ↓ ペルルドール
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f:id:myuu-myuu:20190918143732j:plain↑ かおりかざり   ↓ グラミスキャッスル

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f:id:myuu-myuu:20190918143904j:plain↑ ミニバラ・スイートマザー   ↓ アンティークレース

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f:id:myuu-myuu:20190918144123j:plain↑ ホリデーアイランドピオニー  ↓ プリンセス・シャルネール・ドゥ・モナコ

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f:id:myuu-myuu:20190918144355j:plain↑ フローランス・ドゥ・ラートル   ↓ ブルームーンストーン

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f:id:myuu-myuu:20190918144641j:plain↑ ミニバラ・グリーンアイス    ↓ いおり

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f:id:myuu-myuu:20190918144808j:plain↑ ツルバラ・バレリーナ   ↓ ツルバラ・珠玉(シュギョク)

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 今の時期は秋にきれいなバラを咲かせるために剪定を行わなければいけないのですが、蕾があるとどうしてもかわいそうで切ることができないのです。つぼみを摘んで体(株)を休ませてあげることが大事なのは分かっているのですが、結局は仕事が間に合わない言い訳なのかもしれません。