梅雨入りして1週間が経ちましたが、あまり雨が降らず、たまに降ってもしとしとで、5月の雨が少なかったせいか、地面の中まで雨が浸み込まないようです。草取りをしていると、痛感します。梅雨中なのに、草花への水かけが欠かせません。
梅雨には、2パターンあるそうです。陰性と陽性、前者は「シトシト、ヒンヤリ」型、後者は「ザーザー、ムシムシ」型。シトシトヒンヤリ型は東日本に多く、ザーザームシムシ型は西日本に多い梅雨の型だそうです。東日本も梅雨明けまじかの頃は、ザーザームシムシ型になるそうですが・・・。今のところ東日本の梅雨は、雨はあまり降らず、ヒンヤリはあたっているので、「ドンヨリ、ヒンヤリ」型という所でしょうか。
今回は、「まつこの庭」に咲く初夏の花の続きです。
↑ アジサイ ↓ ヒメシャラ
一部分欠けて完全に丸く咲かないので、十六夜月になぞらえてこの名があります。
↑ アルストロメリア ↓ すかしユリ・ローリーポップ
↑ ヘメロカリス ↓ ダリア・群金魚(ムレキンギョ)
↑ アルセア・レモン (和名:タチアオイ、英名:ホーリーホック) 高さが1メートルから3メートル位になって花を咲かせるので、タチアオイの名があるそうです。梅雨入りの頃に下から咲き始め、上へと咲きあがり、梅雨明けの頃に花期が終わるので、別名「ツユアオイ」ともいうそうです。この花は、原産地ははじめ中国と思われていた(日本には中国から伝わったため)そうですが、トルコの原種と東ヨーロッパの原種との雑種とする見方が有力だそうです。学名を「アルセア ロゼア」というそうです。アルセアというのは。治療という意味で、薬草の役割があったそうです。ロゼアは原種の色(ローズ色)に由来しているそうです。花は一重咲き、八重咲きがあり、花色は赤、ピンク、白、紫、黄色などがあり、原種は宿根性の多年草ですが、一年草や二年草などもあるそうです。お店では、アルセア、ホーリーホックという名前で売られています。
↑ ホタルブクロ ↓ ドクダミ
今の時期、一番手こずらされる雑草がドクダミです。ハンゲショウやホオズキに混じって白い花を咲かせています。ドクダミというかわいそうな名前がついていますが、これはこれなりに花がきれいなので、目くじら立てることもないかと、思っています。
↑ マルバストラム 今の時期のグランドカバープランツといったら、「これ」というほど庭中に広がっています。アプリコット色の花がかわいいです。この花が咲き始めると、クラウンベッチの花は終わりに近づきます。
↑ オルヤラに止まる夏型のナミアゲハ あまりにもスジが黒いので、一瞬新種のアゲハかと思ったら、春型のナミアゲハと違って、夏型はスジが黒くなるそうです。
これからの季節、アジサイやユリ、ヘメロカリス、ダリアなどが立て続けに咲き、庭がにぎやかになります。とても楽しみです。草取りも大変ですが・・・・。