3月になってから暖かい日が続いたせいか、庭植えのクリスマスローズが咲き始めました。去年の夏から秋にかけて長雨が続いたので、たくさんクリスマスローズが枯れました。ダブル咲きやセミダブル咲き、バイカラーやクリアーな色のものは弱いようで枯れることが多く、生き残れる多くのものは単色のシングル咲きのようです。
クリスマスローズに夢中になってから10年ぐらいが経ちましたが、まだまだ飽きないようです。クリスマスローズのマイブームは、今のところ小輪多花と多弁花のものです。小輪多花のクリスマスローズは、原種のデュメトルム交配で、花径3~4㎝の小さな花がたくさん咲くものです。
↑ プチドール・彩(あや) ↓ プチドール・アップル
↑ プチドール・和(なごみ) ↓ プチドール・アプリコット(セミダブル)
↑ 白シングル ↓ グレープ(紫と緑のバイカラー)ダブル
↑ グリーンダブル ↓ レッドダブル
↑ ウインターシンフォニー・スゥイング・アプリコットセミダブル
多弁花というのは、ダブル咲きの中でもとりわけ花弁数が多いものを言います。ダブル咲きは、花弁の並びが2~3段ですが、多花弁咲きは5段以上です。業界では、花弁数が70枚以上を多花弁咲きと言っているそうです。花弁が多いので、大輪咲きになり、花径が7~8㎝あります。
↑ 赤糸ピコティ黄ダブル(つぼみの段階で多弁花の予感がし、購入したので、格安でした。開花したら、中輪で黄色に赤糸ピコティで、まさに掘り出し物でした。)
↑ 赤糸ピコティ白ダブル ↓ 黄ダブル
↑ ピンクダブル 田弁花咲きはバラの花のようです。
多弁花のセミダブル咲きもあります。アネモネ咲きと言っています。「多花弁のセミダブル咲き」として店頭に並んでいるのを見たのは、今年初めてです。
セミダブルの内花弁は普通1段ですが、これはおしべが重なっていて分かりづらいですが、5段あります。(これは高くて売れ残ったものを格安で買いました。)
↑ ピンクのアネモネ咲き (内花弁が4段です。)このピンクのアネモネ咲きは7、8年前に手に入れたもので、10月から3月まで咲き続ける不思議なクリスマスローズです。寒い時期はピンクが濃くなりますが、暖かくなるとピンクが桜色になります。
先に載せたウインターシンフォニーのアプリコットセミダブルも内花弁が3段なので、小輪のアネモネ咲きと言えると思います。
今一番見たいクリスマスローズは、小輪の多弁花咲きです。来年あたり、見られるかもしれませんね。