梅雨に入り、今日などは雨が降らなくても梅雨寒の一日でした。
バラの季節も終盤を迎えました。今回は遅咲きのバラです。
<つるバラ>
遅咲きのバラと言うと安曇野が代表的なバラでしょう。
↑ ↓ 安曇野(アズミノ)
↑ 筑紫イバラ(日本原産) ↓ ギスレーヌ・ドゥ・フェリゴンド(フランス)
↑ ピエール・ドゥ・ロンサール ↓ レッドキャスケード
↑ ↓ 名前不明のつるバラ
<オールドローズ> 1867年以前のバラ
↑ エンプレス・ジョセフィーヌ(フランス) ↓ マダム・アルディ(フランス)
↑ スヴェニール・ドゥ・ラ・マルメゾン(フランス)
↑ 月月粉(ユイユイフェン) 中国
<日本の原種・十六夜バラ>
下のの3枚の写真ははいずれも十六夜バラです。
このバラは次の写真のように完全な円形に咲くことは珍しく、
次の写真のように一部欠けたように咲くのが普通です。
一部欠けている事から十六夜の月になぞらえて十六夜バラと名付けられたそうです。十六夜バラは、サンショウバラの八重咲きではないかという説もあるそうです。
<モダンローズ> 1867年以降のバラ
↑ アイスバーグ(ドイツ) ↓ ギィ・ドゥ・モーパッサン(フランス)
↑ ペネロペ(イギリス) ↓ クイーン・エリザベス(アメリカ)
↑ アンティークレース(オランダ)
↑ プリンセス・シャルレーヌ・ドゥ・モナコ(フランス)
↑ ホリディアイランド・ピオニー(オランダ) まだ新しい品種で、今年「まつこの庭」に仲間入りしました。ピオニーの名前の通りシャクヤクの花のような風情のあるバラです。中の花弁の赤がイチゴのようです。写真で見るよりずっとステキなバラです。
<ミニバラ>
↑ ポップコーン・ドリフトローズ(フランス) ↓ ピンクキャット(日本)
↑ シルクロード(日本) 花径が1㎝に満たないミニミニのつるバラです。花は小さくかわいいのに、トゲは鋭いです。
何と言っても一番遅咲きのバラは、ドロシー・パーキンス(アメリカ)です。やっと咲き始めたところです。
早咲きのバラに遅れる事約1か月やっと咲き始めるバラもあれば、2番花の蕾があがってきたバラもあります。バラは晩秋まで長く楽しませてくれます。しかも気温や季節の変化に伴って、花の大きさや色が変わってくるという楽しみもあります。