まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

「まつこの庭」・アキギリコレクション

 10月なのに12月のような寒さ、これで本当に超大型の台風が来るのでしょうか?

 私の経験では、寒い時期に来た台風の記憶はないのですが、南の方の海はまだまだ海水温度が高いのでしょうね。被害が大きくならなければいいのですが・・・・。

 今回は、「まつこの庭」で咲いたアキギリです。      ↓ アキギリの花壇

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 アキギリは、漢字で書くと「秋桐」で、秋に咲く桐(キリ)の花という意味です。キリの花は、5月の初め頃、フジの花が終わるころに紫色の花を咲かせます。穂状につける花が似ていることからアキギリと名付けたものと思っていたら、アキギリの葉とキリの葉が似ているからそう名付けたという説も有ります。キリの葉は丸く、アキギリの葉はちょっと長くアサガオの葉に似ているような葉で、私には、葉が似ているようには思えませんが・・・・。

f:id:myuu-myuu:20171021111648j:plain↑ アキギリ    ↓ キバナ(黄花)アキギリ

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 普通アキギリというと青紫色のものを指すようで、白やピンクは変異種のようです。

キバナアキギリは、アキギリとは別の個体として、学名も英名も持っているそうです。学名がサルビア・ニポニカ、英名がジャパニーズ・イエローセージだそうです。だから、アキギリは、日本の原種サルビアと言われるのですね。

f:id:myuu-myuu:20171021113441j:plain↑ 白花アキギリ     ↓ ピンクアキギリ

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f:id:myuu-myuu:20171021114434j:plain↑ 斑入り葉のキバナアキギリキバナアキギリより花の色が薄いです。)

 水戸の植物公園では、アキギリとキバナアキギリが自然交雑して20種類ぐらいの花色が誕生しているそうですが、「まつこの庭」でも自然交雑種がいくつか生まれています。

f:id:myuu-myuu:20171021114856j:plain↑ 白とピンクのアキギリ     ↓ 白と紫のアキギリ

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f:id:myuu-myuu:20171021115608j:plain↑ うすピンクのアキギリ

 水戸植物公園では、キバナアキギリをベースにしたアキギリとの交雑種がたくさん見られましたが、「まつこの庭」では、まだ見られません。

f:id:myuu-myuu:20171021120006j:plain↑ アキギリとキバナアキギリとの交雑種

 来年あたり、「まつこの庭」でもアキギリとキバナアキギリとの交雑種が見られるといいなと思います。「まつこの庭」ではアキギリの自然交雑種はまだ3種類しか見られませんが、いろいろな花色のアキギリの交雑種を楽しむという、新しい花の楽しみ方がまた一つ広がりました。

 

 

秋の水戸植物公園

 例年なら10月は一番過ごしやすい時期なのに、今年は一体どうしてしまったのでしょう。このところ連日気温が13、14℃で氷雨が続いています。東京では10月の最高気温が15℃以下というのは、46年ぶりとか・・・・。天気予報では、今日の午後久しぶりに太陽が顔をのぞかせると言っていましたが、朝のうちに上がっているはずの雨がまだ降っているので、果たして太陽が見られるのでしょうか?

 先日、水戸の植物公園へ行って来ました。NHK趣味の園芸で紹介されていたからです。園内はすっかり秋の装いでした。秋のハーブフェアーが行われていました。

<カツラ並木の紅葉>

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サルビア花壇>

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f:id:myuu-myuu:20171017103235j:plain園長の西川綾子さんはサルビアに詳しい方で、園内にはいろいろな種類のサルビアが植えられています。ピンク色のアヤノピーチというサルビアがありますが、私はてっきり西川さんが交配したものと思っていましたが、西川さんがそのサルビアを紹介しただけで、その名(愛称)がついたということを番組の中で言っていたので、初めて知りました。また、サルビアというのは学名で、セージというのが正式名称(英名)だということも知りました。セージはハーブの一種だそうです。

 最近、植物園の中にハーブ園ができました。

<ハーブ園>

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f:id:myuu-myuu:20171017104257j:plain↑ アイ(染色に使うものですが、イヌタデにそっくりですね。)

 日本の原種サルビアと言われるアキギリもたくさんコレクションしているようです。

f:id:myuu-myuu:20171017105730j:plain↑ 地植えのアキギリ    ↓ キバナ(黄花)アキギリとアキギリとの自然交配種f:id:myuu-myuu:20171017105900j:plainアキギリというと普通は紫色です。

f:id:myuu-myuu:20171017110722j:plain水戸植物園では、アキギリ同士の交配で20数種の交配種が見られるそうです。特にキバナアキギリとアキギリとの交配種が素敵だなと思いました。

<温室の中の植物>

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f:id:myuu-myuu:20171017111426j:plain↑ アリストロキアの裏側 (この不思議な形の花、アリストロキアは「最良の出産」という意味だそうです。)

f:id:myuu-myuu:20171017111634j:plain↑ ツンベルギア・マイソレンシス   ↓ 名前不明(名札がありませんでした。)

f:id:myuu-myuu:20171017111845j:plainヤブミョウガにそっくりでした。花の色が違いますが・・・・。

 

 水戸の植物公園は、フラッと出かけても、何かしら花が咲いていて、イベントも行われていることが多いので、楽しめる植物園だなあと思います。広い芝生もあるので、家族連れが多いのも納得できます。今回は寒い日だったので、さすがに家族連れは見かけませんでしたが・・・・。

 

「まつこの庭」・秋の山野草

 すっかり秋になりました。今日は氷雨が降っています。例年より早くこたつを出しました。ネコもさっそくもぐり込んでいます。

 今回は、「まつこの庭」に咲く秋の山野草です。

f:id:myuu-myuu:20171014103832j:plain↑ ホトトギス  ホトトギスは日本原産で、日陰のやや湿った場所を好みます。湿り気の多い「まつこの庭」は居心地が良いのか、毎年背丈が1メートル位になり、花をたくさんつけます。ユリ科の植物で、ピンクの花弁に斑点が入るところが、鳥のホトトギスの胸の模様に似ていることからこの名があるそうです。

f:id:myuu-myuu:20171014104407j:plain他にも「まつこの庭」には、白花ホトトギスキイジョウロウホトトギスがあります。

f:id:myuu-myuu:20171014104716j:plain↑ 白花ホトトギス     ↓ キイジョウロウホトトギス

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f:id:myuu-myuu:20171014104934j:plain↑ ハマギク     ↓ ダルマギク

f:id:myuu-myuu:20171014105033j:plainハマギクもダルマギクも海岸の崖などに生え、江戸時代から観賞用に栽培されているそうです。どちらもキク科の植物ですが、ハマギクは普通の菊に近い仲間で、ダルマギクはシオンの仲間です。ダルマギクは多くは盆栽仕立てで栽培されることが多く、その姿がダルマに似ていることから、その名があるようです。

f:id:myuu-myuu:20171014105557j:plain↑ ノボタン   ↓ 白花ノボタン

f:id:myuu-myuu:20171014105704j:plainノボタンは、奄美大島、沖縄、台湾、東南アジアに自生しています。寒さに弱いので、「まつこの庭」では、鉢植えにして、温室の中で冬越しをしますが、冬でも咲いていることがあります。

f:id:myuu-myuu:20171014110514j:plain↑ アキギリ     ↓ 白花ハギ

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f:id:myuu-myuu:20171014110855j:plain↑ 原種シクラメン・ヘデリフォリウム   ↓ 白花ヘデリフォリウム

f:id:myuu-myuu:20171014110957j:plain ヘデリフォリウムは秋咲きの原種シクラメンですが、先に花茎を伸ばして花を咲かせます。花が終わった後に葉が出てきます。このシクラメンが咲くと、シクラメンのシーズンが訪れたことを知ります。

 

 秋が深まると「まつこの庭」では、草や木の実が色付き始めます。そして、たくさんの小鳥が訪れるようになり、それも楽しみです。

「まつこの庭」・ダリアコレクション(2)

 10月になってからの天気の目まぐるしいこと・・・。11月並みの冷え込みかと思えば、9月上旬の夏並みの暑さ、これでは年の大きくなった私などは、体がついていけません。最近の天気は一体どうしてしまったのでしょう。

 今回は、8月から9月にかけて「まつこの庭」に咲いたダリアです。

 

<一重咲き> 4つとも種から育てたダリアで今年3年目です。

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f:id:myuu-myuu:20171011101917j:plain種を蒔いた年から花が咲き、植えっぱなしで冬越ししているので、一重のダリアって強いのですね。年中咲いている感じがします。

 

<カクタス咲き(細い花弁の八重咲き)>

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<ポンポン咲き(球形咲き)>

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<デコラ咲き(広い花弁の八重咲き)>

f:id:myuu-myuu:20171011102736j:plain↑ 浮気心(気まぐれに別の色が混じります。)   ↓ 結納

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f:id:myuu-myuu:20171011103156j:plain↑ 純愛の君      ↓ 黒蝶

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 大輪のデコラ咲きの種類は、ネーミングも素敵です。比較的新しい種類は名前も分かりますが、古くからある種類は分かりません。

 今夏は雨が多く、ダリアは雨に弱いらしく、倒れたり、枯れたりしてしまいました。特に名前の付いている大輪系のダリア(カクタス咲きやデコラ咲き)は弱いように思います。「純愛の君」と「結納」は、挿し木苗を買って植えたものですが、結構丈夫そうです。わずかに残ったダリアは、秋の花をあまり期待できそうにありません。

 「まつこの庭」には、あとダリアの仲間の皇帝ダリアとガッツアリア(皇帝ダリアと普通種の交配種)があります。ガッツアリアは少し咲き始めましたが、皇帝ダリアは11月にならないと咲き始めないので、つぼみもまだ見えません。寒さが早く来ると咲かないで終わってしまいます。今年はどうでしょうか?

 

 

福神草のそっくりさん

 10月なのに「11月並みの冷え込み」などと言われ、今年は寒さが早くやって来たようです。「まつこの庭」の温室も例年より早く暖房を入れ始めました。

 熱帯原産の福神草も気温が下がるにつれ、元気がなくなってきました。新しい芽が出ることもなく、花も上まで咲き上がり、赤い花ガラが目立つようになりました。

f:id:myuu-myuu:20171007154345j:plain一番大きい福神草で、背丈は2mぐらいあり、茎は9本で、1本だけまだ花が咲いていませんが、今月中に果たして咲くことができるのでしょうか?

 7月のブログで、夫がヤブミョウガと福神草とを間違えたことを書きましたが、福神草にそっくりな植物って案外多いのです。          ↓ ヤブミョウガ

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 次の3枚の写真を見て、何の植物か分かりますか? 葉の形が福神草にそっくりだと思いませんか?葉の大きさや付き方が違いますが・・・・。3番目はちょっと葉の幅が広いので、すぐに分かるかもしれません。

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 それぞれの植物の花は、上から順番に、

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f:id:myuu-myuu:20171007160932j:plain花を見るとお分かりだと思いますが、上からジンジャー、ミョウガ、カンナでした。

 フクジンソウ、ヤブミョウガ、ジンジャー、ミョウガ、カンナの共通点は、葉の形が似ていることと熱帯アジア原産(特にインド)であるということです。フクジンソウ、ジンジャー、ミョウガはショウガ科の植物で、ヤブミョウガツユクサ科の植物で、カンナはカンナ科の植物で、全部が同じ仲間ではありません。ヤブミョウガだけはツユクサの仲間で有ることから、地下茎が匍匐して株を増やしますが、他の4つの植物は地下茎がショウガのような球根になるという共通点があります。

 花の形や咲き方は、全部違いますが、ミョウガ以外の4つの植物は茎の登頂から花芽が出て咲き上がっていくのは同じですが、ミョウガの花は変わっています。葉の茎とは別に葉の茎の足下に花だけの茎を出して花を咲かせます。普段私たちが茗荷(ミョウガ)として食べているのは、ミョウガの花の蕾なのです。

 ところで、フクジンソウ、ジンジャー、ミョウガはショウガ科の植物であると言いますが、ショウガってそもそもどんな植物なの?と思いますよね。初夏の頃に葉ショウガというのがお店に並びますが、葉はミョウガにそっくりです。普段ショウガと言っているのは、かたい球根のようなもので、根ショウガといいますよね。

 ショウガはミョウガと共に、2、3世紀ごろに日本に伝わってきたとされています。香りの強い方を兄香(せのか)、香りの弱い方を妹香(めのか)と名付け、それがショウガ、ミョウガに転じたと言われています。ショウガもめったにはないそうですが、花を咲かせることがあるそうです。ミョウガと同じように葉の茎とは別に花の茎を伸ばすそうですが、ミョウガと違うのは、葉茎の足元ではなく、高く茎を伸ばして咲かせるそうです。ショウガの花を見てみたいものです。

 

 作年は、11月の初めに福神草の冬越し準備をしましたが、今年は少し早めなければならないかもしれません。先日朝10℃まで気温が下がった時に、福神草の葉が半分に折れていたのです。日中暖かくなったら、葉は元に戻りましたが、寒さに弱い福神草は10℃位が限度なのかもしれません。

 

「まつこの庭」・初秋のラン

 すっかり秋ですね。例年なら今の時期、まだまだ半袖シャツでも過ごせたのに、今年は長そでをはおらないと肌寒いですね。

 今回は、8月の終わりごろから9月にかけて「まつこの庭」の温室で咲いた初秋のランです。7、8、9月は咲くランが少ないので、貴重なランです。

f:id:myuu-myuu:20171004125209j:plain↑ カトレア・マキシマ    ↓ カトレア・ガスケリアナ

f:id:myuu-myuu:20171004125316j:plain今の時期のカトレアは、夏咲きが遅れたり、秋咲きが早く咲いたりしていますが、コチョウランはよく咲きます。「まつこの庭」のコチョウランはミニ種が多いので、咲きやすいのかもしれません。(ミニミニ種は花径3㎝以下、ミニ種は5、6㎝、ミディ種は7、8㎝、大輪は10㎝以上ぐらいが目安です。)

f:id:myuu-myuu:20171004125410j:plain↑ ミニコチョウラン(ストライプ)  ↓ ミニミニコチョウランアプリコット色)

f:id:myuu-myuu:20171004125851j:plainf:id:myuu-myuu:20171004125607j:plain↑ ミニコチョウラン    ↓ ミディコチョウラン

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f:id:myuu-myuu:20171004125948j:plain↑ ミディコチョウラン(2色咲き)↓ ヴァンダエノプシス・プルケリミン

f:id:myuu-myuu:20171004130717j:plainこれは、ヴァンダ(バンダ)とファレノプシスコチョウラン)の交配種です。バンダとコチョウランが交配できるのがとても不思議です。今年3月に咲いて、今年2回目の開花です。

f:id:myuu-myuu:20171004131504j:plain↑ カトレア・インターグロッサ  ↓ カトレア・チョコレートドロップ

f:id:myuu-myuu:20171004131629j:plainチョコレートドロップはもともと秋咲きのカトレアですが、例年なら10月に咲くのに、今年は9月中に咲いてしまいました。少し早かったようです。色はチョコレート色をしていますが、チョコレートの香りがしないのが残念です。チョコレートの香りのするランは別にあります。(夏のランで紹介したオンシジューム・シャリーベービィです。オンシジュームは黄色が多いのですが、これは、色もチョコレート色です。)

 

 コチョウランと言えば、今は亡き石原裕次郎が愛した花として有名ですが、それは白の大輪のコチョウランです。裕次郎が入院していた病室は、大輪の白いコチョウランの鉢で埋め尽くされたそうです。

f:id:myuu-myuu:20171004133148j:plain今では、お祝いでもお見舞いでも大輪の白のコチョウランの贈り物は一般的ですが、もともとこのコチョウランを世に広めるきっかけを作ったのは、美智子妃殿下だと聞いたことがあります。結婚する際にこのコチョウランを飾ったそうです。清楚なイメージの美智子様にぴったりのお花だと思います。

 これから寒くなる時期がランのシーズンです。花芽が見えてきたシンビジュームもあります。庭の花が減ってさびしくなるのに反比例して、温室の中は賑やかになっていきます。とても楽しみです。

「まつこの庭」・秋の風景

 10月に入りました。

 今朝、「まつこの庭」の家の軒下は、11℃でした。今秋一番の冷え込みでした。

 今年は冬の訪れが早いかもしれないという予感がしました。

 今、「まつこの庭」は秋の山野草や草花でにぎやかです。

f:id:myuu-myuu:20171001120908j:plain↑ タカノハススキとシオン    ↓ シオン

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f:id:myuu-myuu:20171001121345j:plain↑ 食べごろのカキ    ↓ 鈴なりのカリン

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f:id:myuu-myuu:20171001121157j:plain↑ 黄花コスモス   ↓ ピンクピコティコスモス

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f:id:myuu-myuu:20171001121546j:plain↑ シュウカイドウとミズヒキソウ ↓ ミズヒキソウとイヌタデ(ピンクの小さい花)

f:id:myuu-myuu:20171001121714j:plainミズヒキソウもイヌタデもどちらもタデ科の植物なのに、ミズヒキソウは山野草扱いで、イヌタデは雑草扱いです。どちらもきれいなのにね。

f:id:myuu-myuu:20171001122436j:plain↑ アキギリ(日本の原種サルビア)「まつこの庭」には、白と黄色、紫、白とピンクの二色咲きの4種類のアキギリがあります。白とピンクの二色咲きは、「まつこの庭」で自然交配したようです。ピンク色もあったのですが、今年は見られないので、枯れてしまったようです。  f:id:myuu-myuu:20171001122813j:plain↑ シュウメイギク(ピンクと白)とダリア・黒蝶とメドーセージ(青紫色の花) 

f:id:myuu-myuu:20171001123012j:plain↑ 黄花ヒガンバナ・オーレア   ↓ コルチカム

f:id:myuu-myuu:20171001123122j:plainコルチカムは球根植物で、球根をその辺に転がしておくだけでも、花を咲かせます。地植えにしたものは、ヒガンバナと同様に秋に茎を伸ばして花だけを咲かせ、花がしおれると葉が出てきます。冬の間に養分を蓄えます。

f:id:myuu-myuu:20171001123159j:plain↑ 玄関前のコリウス(手前の黄緑色のつる植物はルブス・サンシャインスプレンダーと言って、ベリーの仲間です。)   ↓ 玄関前の秋の寄せ植え

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f:id:myuu-myuu:20171001123352j:plain↑ キャンバスプランター(台風が来るというので玄関に取り込んでおいたら、ネコのミューちゃんがタカノハススキの葉っぱをかじってしまったので、白のシュウメイギクと入れ替えました。入れ替え可能なところがこのプランターのいいところです。)

 

 「まつこの庭」は野原のように、こぼれ種から育った草花と山野草といわれるものと雑草が共生(?)していて、あちこちにピンクや赤、黄色、白の雑多な花のかたまりができています。今一番秋色なのは、玄関前のコリウスかもしれません。

 これからどんどん気温が下がるようになると雑草の生育も衰えてくるでしょうから、庭の草取りもホッと一息つけるでしょう。代わりに、来春に向けてのチューリップやビオラやパンジーの植え込みやクリスマスローズの植え替え、夏植物の冬越し準備などで忙しくなります。温室に暖房を入れる準備もしなければ・・・・。