夏から秋へと「まつこの庭」を絶え間なく彩るのは、黄色の花たち。黄色やオレンジ色の花は、ビタミンカラーと言われ、元気を与えてくれます。
今回は、「まつこの庭」に咲くレモン色や黄色、オレンジ色の花を紹介します。
花の世界で一番多い色が白と黄色で、それぞれ色全体の1/3ずつを占めるそうです。一般的には、春には黄色が、夏には白が多いとされているようですが、「まつこの庭」では、春は白、夏は黄色が多いようです。
お盆に訪れたお客さんに、「この前きたときより雑草が減った感じがするね。」と言われました。相変わらず雑草は減ってはいないのですが、おそらく黄色の花は目を引きつけ易いので、雑草がさほど気にならなかったのでしょう。黄色の花にそんな効果があるとは、新たな発見(?)です。
夏の黄色の花と言うと、ヒマワリの花を思い浮かべます。太陽の花というイメージでいかにも元気を与えてくれそうです。
↑ ヒマワリ(この花はレモン色ですが、黄色もあります。毎年こぼれ種で花を咲かせます。背が高くなり、花をたくさんつけるので存在感があります。)
姫ヒマワリは花は小さくても、宿根草なので年々株が大きくなり、背丈は1メートルほどですが、株回りが直径1メートルぐらいになるので、ヒマワリに負けないほどの存在感を示します。こぼれ種でも増えるので庭のあちこちに見られます。
↑ 姫ヒマワリ(黄色) ↓ 姫ヒマワリ(レモン色)
↑ ルドベキア(黒い目が特徴です。宿根草でこぼれ種でも増えます。)
↑ 黄花コスモス(レモン色、黄色、オレンジ色の3色あります。こぼれ種で増えます。6月ごろから咲き始め、霜が降りる晩秋のころまで絶え間なく咲き続けます。)
↑ チョウセンギク(??) この花を子どものころからそういう名前で呼んでいましたが、 ネットで調べるとヒナギクやエゾギクの別称と出てきて、この花は、チョウセンギクとは全く別の花のようです。正式名称は分かりません。花は本当に黄色の菊の花です。実家ではお盆にオミナエシの茎をお箸代わりに仏さまに供えていましたが、オミナエシのない時は、このチョウセンギクの茎をお箸代わりに供えました。宿根草で、種では増えません。
↑ オシロイバナ(種で増えますが、宿根するものもあり、翌年は大株になります。)
↑ マリーゴールド(一年草。黄色、オレンジ、赤など。夏バテしますが、秋になると勢いを取り戻してたくさん花を咲かせ、霜が降りるまで咲き続けます。)
↑ ランタナ(花木ですが、冬の寒さに弱いです。温室の中では、なんと天井まで伸びて手に負えなくなっています。南国では大きく育つのですね。)
↑ バラ・レディオブシャーロット
黄色系のバラは10株ぐらいあるので、しかも四季咲きなので、初夏から晩秋までいつもどれかは咲いています。