連日猛暑続きで、コロナも第6波をはるかに凌ぎ、感染者数が世界最多だった8月も、もうすぐ終わりです。電力不足が心配されていましたが、杞憂に終わり、コロナ感染者もここ1週間ぐらいは減少に転じているようです。昨日、今日と急に涼しくなり、空を見上げると夏の雲から秋の雲に変わっていることに気づきました。涼しくなったのは良いのですが、齢が大きくなると気温の急激な変化についていくのが大変です。
まつこの庭では、今黄色の花が真っ盛りです。庭のあちこちに黄色の固まりを作っているのは、ルドベキア・タカオとキバナコスモスです。どちらもこぼれ種から育ち、毎年夏から秋まで、庭を彩ってくれています。
ルドベキア・タカオは北アメリカ原産のキク科の一年草または2,3年の寿命の短い宿根草で、日本へは明治時代中期に渡来したそうです。今では各地で野生化しているそうです。
耐寒性、耐暑性ともに強く、私の庭とは相性がいいようで、とにかく増えます。
ルドベキア・タカオは1株が大きく、背丈が1~1,5mぐらいで、株の横張が1mぐらいあり、無駄に広い私の庭では雑草防止にとても重宝しています。8月に入ると咲き始め、10月ごろまで咲き続けます。背が高くなるので、倒れやすいのがちょっと難で、支柱を立てて支えるようにしています。
キバナコスモスはやはりキク科の一年草で、メキシコ原産で、日本へはヨーロッパを経て、大正時代に渡来したそうです。
私の庭では毎年こぼれ種から花を咲かせます。背丈が2mぐらいになるので、初夏に一度切り戻しをします。キバナコスモスは普通のコスモスより早く7月ごろから咲き始めるので、夏の花です。花期は長くやはり10月ごろまで咲き続けます。花色がオレンジ、黄、レモン色の3種類あって、自然に混じって黄の濃淡の花を咲かせます。
キバナコスモスはコスモスの名が付いていても、ピンク系の花を咲かせるコスモスとは別の系統で、交配はできないそうです。花や葉の形は似ているのに、別の系統というのがとても不思議です。
他にもこんな黄色の花が咲いています。
↑ ルドベキア・プレーリーサン ↓ ルドベキア・サハラミックス
↑ ↓ エキナセア
↑ ヘリオプシス(宿根姫ヒマワリ) ↓ ヘリオプシス・レモンクイーン
↑ 1000輪咲きヒマワリ ↓ 八重咲きオオハンゴンソウ
↑ ↓ ジニア(百日草)
↑ ホヤ・リモニアカ ↓ ホヤ・ヘウシュケリアナ
↑ ジンジャー ↓ カンナ・ベンガルタイガー
オミナエシは秋の七草の一つですが、お盆のころから咲き始めます。私の故郷では、お盆に供えるので、盆花とも言いました。
夏の黄色の花真っ盛りのまつこの庭ですが、オミナエシが咲き、ヒガンバナが茎を伸ばし、つぼみも見えています。まだまだミンミンゼミの声も聞こえますが、ツクツクボウシやヒグラシの鳴き声の方が多くなると、秋の気配を感じます。