今日8月7日は、二十四節気の一つ立秋です。暑さ真っ盛りの中、暦の上では秋を迎えます。この頃から暑さは残暑と言う表現に変わります。秋の気配が感じられるようになるのはお盆を過ぎてからでしょう。
また今日は「花の日」です。8(は)7(な)の語呂合わせで花の日です。山梨の花の公園が、この日をきっかけにお花をプレゼントしたり、家にお花をかざったりしてくれることを願って制定したそうです。
花の世界で一番多い色が白と黄色で、それぞれ1/3ずつを占めるそうです。一般的に春は黄の花、夏は白の花が多いとされていますが、私の庭は逆で、春が白の花、夏が黄の花が多いです。まつこの庭は、今黄色系の花がたくさん咲いています。黄、オレンジ、レモン色など黄色系の色はビタミンカラーと言って、元気を与えてくれます。
一番たくさん咲いているのは、ルドベキア・タカオです。宿根草であるだけでなく、こぼれ種からも増えるので、毎年庭のあちこちに黄色の固まりができます。
大きいものは横張1mぐらいになります。自然に生えるので雑草防止にもなり、私の庭では重宝しています。花がたくさん咲くと重みで倒れるのが欠点です。
次に多いのは黄花コスモスです。毎年通路脇にこぼれ種から壁のように群生します。
黄花コスモスは、オレンジ、黄、レモンの3色があります。自然交配なので、時々ちょっと変わった色合いや形の花が咲きます。
黄花コスモスは花期が長く、秋遅くまで花を楽しませてくれます。
↑ ↓ ヘリオプシス(ヒメヒマワリ)
↑ ↓ ヘリオプシス・レモンクイーン
↑ ↓ 八重咲きヘリオプシス
ヘリオプシスも一重咲きのものはよく増えます。ルドベキア・タカオと共に私の庭では雑草防止の役割を果たしています。
↑ ディコラ咲きダリア・リド ↓ カクタス咲きダリア・ムーンライト
黄色の夏の花の定番と言えば大輪のヒマワリですが、私は小輪の1000輪咲きヒマワリ・サンビリーバブル・ブラウンアイガールを育てています。何輪咲くか、2年目の挑戦です。今年は2種類育てています。
ラベルに載っている写真はこれですが、
もう1株はレモン色です。たくさんある苗の中に1株だけ色の違うものを見つけたのです。ラベルは同じブラウンアイガールです。本当の名前は不明です。
昨年は鉢植えだったせいか200輪で終わりましたが、今年はどちらも地植えにしました。一時期カタツムリの被害に遭いましたが、何とか持ち直してきました。今日現在ブラウンアイガールの方は80個、レモン色の方は51個花が咲きました。レモン色の苗は初めから株が小さかったせいか、ブラウンアイガールより株が小さく、花も少ないです。
ここまで紹介してきた黄色の花はすべてキク科の植物です。夏に咲く黄色の花はキク科の植物が多いことに気付きました。夏に強く、冬越しも容易で、夏の庭の必需品ですね。これから先の植物はキク科以外の植物です。
↑ ランタナ(クマツヅラ科) ↓ 斑入り葉カンナ・ベンガルタイガー(カンナ科)
ベンガルタイガーは黄色の斑入り葉もオレンジ色の花も美しいです。花友を通じて、福島から福神草と交換する形で、私の庭にお嫁に来ました。株が増えて庭に何カ所か植えたのですが、昨冬は殊の外寒さが厳しかったので、大分枯らしました。これは一部を温室に入れて置いたので、冬越しできました。
↑ オンシジューム・カリヒ(ラン科) ↓ ギボウシ・ミラクルレモニー(ユリ科)
ミラクルレモニーはツシマギボウシの選抜から日本で作出された世界初の黄花のギボウシだそうです。まだ咲き始めたばかりです。株は小型で、葉は黄緑色、花色は淡い黄色です。
明日でオリンピックも終わりを迎えます。台風接近が心配されますが、無事終わって欲しいです。