梅雨が明け、土用に入り、いよいよ本格的な夏の到来です。しかし、思ったよりは暑くならず、梅雨明け前の暑さに比べると過ごしやすい日が続いています。
油断は禁物。いつ九州や秋田のような豪雨がくるか分かりません。最近の天気は、何が起きても不思議ではありません。
今回は、「まつこの庭」に咲くダリアです。
ダリアは、メキシコ原産のキク科の植物で、日本には江戸時代の終わりごろ、オランダから長崎へ伝わりました。ボタンに似ていたので、天竺牡丹(テンジクボタン)という和名があります。
ダリアは、18世紀メキシコからスペインへ伝わり、品種改良がなされ、世界中に広まりました。色は、赤、橙、黄、桃、紫、白と豊富で、咲き方もシングル(一重)咲き、ピオニー(半八重)咲き、ディコラ(幅広い花弁の万重)咲き、カクタス(細い花弁の万重)咲き、ポンポン(球形)咲き、アネモネ(丁字咲きの菊のような)咲き、コラレット(花弁の元に色違いの福花弁がある)咲きなどバラエティーに富んでいます。
<シングル咲き> 下の3つは種から育てたダリアです。
<ポンポン咲き>
↑ ブラッキー 実際はもっと黒っぽい色です。
<カクタス咲き>
↑ スイセイ ↓ 名前不明
<ディコラ咲き>
↑ ゾロ ↓ ウェディングマーチ
↑ ムーンワルツ ↓ クロイドンエース
↑ リド(花弁の先をカタツムリが食べてしまいました。) ↓ 涼秋(リョウシュウ)
↑ マリーチャーチル アネモネ咲きということで育ててみたのですが、咲いてみたら花弁が10枚なので、ピオニー咲きというところでしょうか。株がもう少ししっかりすれば、アネモネ咲きになるのかもしれません。秋咲きが楽しみです。
今年もカタツムリが大発生で、ダリアはことごとく花を食害されてしまいました。食べられてないのを見つけて写真を撮るのが大変です。
「まつこの庭」には、普通のダリアの他に皇帝ダリアやガッツアリア(皇帝ダリアと普通種ダリアとの交配種)もあるので、咲くのが楽しみです。