冬が駆け足でやって来ました。
今朝は予報通り冷え込み、私の家の軒下で2℃でした。昨日23日は二十四節気の一つ霜降でした。霜降とは朝晩の冷え込みが増し、北国では露が霜に変わり、霜が降り始めるころを言います。いつ霜が降りてもおかしくない時期になったと言うことです。
せっかくつぼみの見えた皇帝ダリアが霜でダメになったかと心配したのですが、幸いなことに霜は降りなかったようで、無事でした。
この皇帝ダリアは5mぐらいの高さがあり、一重のピンク色の花を咲かせます。私の庭は場所によって気温差があり、冷え込みがひどいところもあり、白の八重咲き皇帝ダリアはいくらか霜の害を受けたようで、上の方の葉がうな垂れています。
毎年皇帝ダリアの開花は降霜とどちらが早いか競争で、花が見られるかどうかハラハラさせられます。今日を乗り越えたので、あと1週間位は安心できそうです。
皇帝ダリアの開花が遅いこと、花の位置が高すぎることを解消するのに生み出されたのが、皇帝ダリアと普通のダリアのハイブリッド種、ガッツアリアです。皇帝ダリアが11月に花を咲かせるのに対し、ガッツアリアは10月に開花します。6月にも花を咲かせました。今、ガッツアリアがたくさん花を付けています。私の庭には6種類のガッツアリアがありますが、5種類のガッツアリアが花を咲かせています。
↑ ↓ 八重咲きガッツアリア・ピンク
↑ 八重咲きガッツアリア・クリーム ↓ ガッツアリア・アプリコット
↑ ガッツアリア・レッド ↓ 左側フラミンゴ、右側レッド
↑ ↓ ガッツアリア・フラミンゴ
ガッツアリアも霜が降りれば花が終わりになってしまうので、降霜が遅ければ遅いほど花を長く楽しめます。
普通のダリアもいくらか咲いています。初夏のダリアの花はカタツムリの食害に遭い散々でしたが、秋の花はカタツムリに一部食害されたものも有りましたが、いくらか花を見られました。
↑ ↓ デコラ咲き・リド
↑ ↓ デコラ咲き・リド(咲き分け)
↑ デコラ咲き・白陽 ↓ デコラ咲き・涼秋
↑ デコラ咲き・ブラックジャック ↓ デコラ咲き・名前不明
↑ カクタス咲き・ペチカ ↓ カクタス咲き・ムーンライト
↑ カクタス咲き・舞猩々(まいしょうじょう) ↓ コラレット咲き・陽加(はるか)
↑ ポンポン咲き・ブラッキー ↓ ポンポン咲き・咲き分け・玉の光
↑ プチ銅葉ダリア(ピンク色とクリーム色の2種類の花が混じっています。)
皇帝ダリアは一重のピンクと八重の白とピンクの3種類があります。一重のピンク色の皇帝ダリアは例年かろうじて花を見ることができるのですが、白とピンクの八重咲きの皇帝ダリアは花の時期が一重咲きよりずっと遅いので、見ないで終わる事が多いです。
ガッツアリアのためにも皇帝ダリアのためにも、霜が降りるのが1日でも遅い事を願うだけです。