コロナ感染者が劇的に減って来ましたが、下げ止まりや微増傾向の県が出て来たそうです。お出かけするなら今がチャンスと思い、秋バラを見に群馬の敷島バラ園へ出かけました。2017年に春バラを見に行って以来です。北関東道を片道約160㎞、先日出かけた埼玉のダリア園とほぼ同じぐらいの距離です。
木枯らし1号が吹くかもしれないと予報が出ていたので、寒さ覚悟で出かけました。
バラがやや早かったのか、風が吹く寒い日だったせいか、それほど混んでいませんでした。まあそれも狙ってのお出かけでしたが・・・・・。
バラ園は少し掘り下げて作ってあったせいか、風は思ったほど強く感じませんでしたが、株全体が風で揺れて、バラの写真を撮るには不向きな日でした。
↑ ↓ マリア・カラス
↑ ↓ ヘンリー・フォンダ(スタンダード仕立て)
↑ あかぎの輝き ↓ ロズマリン ’89
↑ アンナ・オリビエ ↓ ロサ・エグランテリアのローズヒップ
↑ ニュー・ウエーブ ↓ ツルバラ・ロイヤルサンセット
↑ アイスバーグ(サタンダード仕立て) ↓ ブリリアントピンクアイスバーグ
↑ ステンレス・スティール ↓ プレイボーイ
↑ マチルダ ↓ ななこばら
↑ シャトー・ドゥ・クロヴィージョン ↓ イヴ・ピアッチェ
↑ エーデルワイス ↓ ジョセフィンブルース
↑ ピンクサクリーナ ↓ ダブルディライト
バラを見ている内に暑くなり、上着を脱ぐほどでした。風も強かったですが、それほど冷たくはありませんでした。秋バラは花が少ないが色が鮮やかだと言われますが、まさにその通りです。我が家の秋バラはほとんど咲かなかったので寂しい思いがありましたが、たくさんのバラを満喫出来ました。もうバラを育てるのは止めようと思っていたのですが、たくさんのバラを見ているとまた育ててみようかという気になってしまうので、困ったものです。
バラを見てからハラミュージアム(現代美術ギャラリー)へ行きました。お花見に出かける時はいつも私の好きな花園や植物園と、夫の好きな美術館をセットにして出かけます。今回は、今夫が最も興味のある現代美術です。
↑ ジャン・ミシェルオトニエル「Kokoro」 ↓ 小野節子 「夢」
↑ アンディ ウォーホル 「キャンベルズ トマト スープ」
美術館は基本的に野外の展示品以外は撮影禁止です。室内には私も名前だけは知っている奈良美智や横尾忠則、草間彌生などの作品がありました。奈良美智の自分のアトリエを模した「My Drawingu room」や草間彌生の「ミラールーム(カボチャ)」が印象に残りました。名前は知りませんが、イスのオブジェや段ボールを使ったオートバイなども印象に残りました。現代美術は面白いと思いました。夫はおみやげに草間彌生のポストカードを買いました。私は美術館ではいつも一筆箋を買うのですが、今回は見当たらず、買えませんでした。
帰りがけにフラワーガーデン泉に寄りました。花苗が豊富で珍しい宿根草などが置いてあるお店です。時節柄シクラメンやビオラ・パンジーがたくさん並んでいました。エルサレムセージやバーバスカムなどの宿根草を買って、今回の小旅行のおみやげにしました。
ちょっと珍しい花を手に入れました。プランタゴ・ロスラリアです。
葉はオオバコにそっくりです。耐寒性の宿根草のようです。花がユニークで、あぜ道などに生えている日本のオオバコからはとても想像できない緑色の八重咲きでとても可愛い花を付けています。レジのお姉さんたちが口を揃えてカワイイと言っていました。売っている側なのに、存在を知らなかったようです。
バラ園ではバラ祭前で出店がなく、美術館では一筆箋を変えなかったので、おみやげが買えずちょっと不満だったので、最後にたくさん花苗を買えて大満足でした。
今回の小旅行は、私も夫も大満足でした。このままコロナ感染者拡大がなければ、あと1度ぐらい小さな花の旅に出かけられるかもしれません。