まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

ホヤの花 2024-⑤

 お盆を過ぎても暑さは衰えをしらず、依然として猛暑続きです。先日の台風の雨と台風が去った翌日の雷雨で、まつこの庭はいくらか潤いを得たようです。風の影響はなかったようで、少しほっとしました。

 今回はまつこの庭の温室で咲いたホヤの花の5回目です。

 今年初めて花を咲かせたのは、ホヤ・カリストフィラです。

↑ ↓ ホヤ・カリストフィラ

 カリストフィラの1つの小さな花は5㎜ぐらいで外側の花冠は後ろに反り返っているので、余計に小さく見えます。花全体でも5㎝ぐらいの大きさです。カリストフィラは葉の模様がとても変わっていて、濃い緑色のラインが特徴的で、花の無い時期は観葉植物としても十分に楽しめると思います。

葉の大きさに比べて花がいかに小さいか分かると思います。

↑ ホヤ・サンライズ   ↓ ホヤ・オブスクラ

↑ ホヤ・ラクノーサ

 サンライズとオブスクラとラクノーサは、花の形と大きさがほぼ同じで、色がサンライズがクリーム色、オブスクラはピンク色、ラクノーサは白です。

↑ ホヤ・ザンバレス    ↓ ホヤ・パンチョイ

 ザンバレスとパンチョイも花の形、色がそっくりですが、大きさが微妙に違い、ザンバレスは4㎜ぐらい、パンチョイは2㎜ぐらいで、花全体も2~3㎝と小さいです。

↑ ホヤ・カルノーサ・パープル   ↓ ホヤ・カルノーサ・エキゾチカ

↑ ホヤ・カルノーサ・コンパクタ  ↓ ホヤ・カルノーサ・リップカラー

 ホヤ・カルノーサは葉や花に変異が多く、この花がカルノーサの花ですが、

カリストフィラ、サンライズ、オブスクラ、ザンバレス、パンチョイはいずれも花冠が反り返っていましたが、カルノーサは花冠がフラットに咲くので花が大きく見え、小さな1つの花が1,5㎝ぐらいあります。花全体も8㎝前後と大きくなります。

 花が紫色になったのがパープル、葉の中心にクリーム色の斑が入ったのがエキゾチカ、葉が巻いているのがコンパクタ、葉の外側にクリーム色の斑入りがバリエガータ、その斑がピンク色になったのがリップカラーです。カルノーサの花が薄いピンク色に対して、エキゾチカとコンパクタとバリエガータの花はピンクのグラデーションが入りますが、リップカラーは濃いピンク色になります。

↑ ホヤ・カウダータ    ↓ ホヤ・プビカリクス・ロイヤルハワイアンパープル

 カウダータは表面にびっしりと毛が生えています。ロイヤルハワイアンパープルはやはり表面にうぶ毛のようなものが生えていてビロードのような手触りです。しみじみとホヤは面白い花だと思います。

 7月8月は猛暑続きだったせいか、せっかくできたホヤのつぼみも花を咲かせる前にダメになったものもありました。9月になればいくらか暑さも落ち着き、ホヤもきれいに咲けるのではないかと思っています。