まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

ガッツアリア・フラミンゴが真っ盛り

 今、まつこの庭ではダリア・ガッツアリア・フラミンゴが盛りを迎えています。

 フラミンゴは花弁の色が朱赤で、花弁は10~15枚ぐらいあります。ひらひらとした感じは皇帝ダリアの花弁によく似ています。先日訪れた中之条ガーデンズでも見かけましたが、私の家のフラミンゴほどたくさん花を付けていなかったように思います。ざっと数えてみたところ130個ぐらい花を付けていました。しかもフラミンゴは1株しかありません。こんなに花を咲かせたことはまだありません。自分でもびっくりです。

 ガッツアリアはメキシコ原産の皇帝ダリアと普通種ダリアとのハイブリッド種です。皇帝ダリアは短日植物で、花期が11月半ばで、しかも寒さに弱いので霜にあたるとつぼみがダメになります。早霜が心配される時期と花期が重なるので、つぼみをもっても花が咲かないで終わりになってしまうこともあります。また、皇帝ダリアは背丈が3~5mぐらいになり、目の高さで花を楽しむことができません。そこで霜が降りる前に、目の高さで花を楽しむことを目的に産出されたのがガッツアリアです。

 ガッツアリアは私が知る限りでは、ピンクシングル、ピンクダブル、ローズ、レッド、アプリコット、クリームダブル、フラミンゴの7種類あります。私の庭には全種類あったのですが、ピンクシングルとローズは枯れてしまい、レッドはまだ花を咲かせていません。今花が咲いているのは、フラミンゴ、ピンクダブル、アプリコット、クリームダブルです。しかし、フラミンゴほどはたくさん花を付けていません。ピンクダブルは6月ごろにたくさん花を咲かせて、今年2回目の開花です。

↑ ↓ ガッツアリア・ピンクダブル

↑ ↓ ガッツアリア・アプリコット

↑ ↓ ガッツアリア・クリームダブル

 今春ガッツアリアの株の近くにいくつかダリアが芽を出し、ガッツアリアの実生株と思われます。2株ほど花が咲きました。1つ目はダブル咲きです。ピンクダブルよりは花弁が細く、花弁数も少ないですが、色が濃いように思います。濃いピンクのスジ模様が入っているのが特徴的です。

 2つ目はやはりダブル咲きと同じような色ですが、1つ目ほどたくさん花弁はなく、13枚あります。半八重咲きというところでしょうか。

2つともピンクダブルの株より離れたところに芽を出した株ですが、おそらく先祖返りで、花色がピンクになったのでしょう。あと2株つぼみを持っているので、様子を見ることにします。

 普通のダリアもいくつか花を咲かせています。ダリアは夏の暑さが苦手で、今の時期が一番ダリアに適した時期なのだそうです。6月ごろカタツムリに食害されながらいくらか咲いたのですが、さすがに今の時期はカタツムリの動きも鈍り、無事開花できたようです。

↑ ↓ ダリア・白陽

↑ ダリア・彩雲   ↓ ダリア・ブラッキー

↑ ダリア・織姫    ↓ ダリア・リド

↑ ダリア・ブラックジャック   ↓ ダリア・名前不明

↑ ダリア・浮気心(花径25㎝)  ↓ ダリア・浮気心(花径13㎝)

 浮気心は巨大輪咲きダリアで、花径が25~30㎝ぐらいあり、花の重みで下を向いてしまいます。しかも浮気心の名前の通り、花によって色が違い、赤と白を咲き分けます。赤だけ、白だけの花もあるそうです。上の写真の浮気心は開ききっても下に白い花弁が1枚見える程度ですが、下の写真のまだ咲き始めたばかりの浮気心は白い花弁がたくさん見られます。株が小さいので、いろいろな咲き分けは見られないと思います。

 皇帝ダリアのつぼみが見えるようになりました。

 皇帝ダリアのつぼみが見えるようになると、早霜の心配です。ついこの前熱中症を心配していたのが噓のようです。もう冬の心配をするようです。今年は冬の訪れが早いようなので、少しずつ草花の冬越し準備を始めようと思っています。