ヘメロカリスは日本や中国原産のユリ科のキスゲやカンゾウを交配してできた園芸種です。デイリリーとも言われ、1日花です。
第二次世界大戦後アメリカを中心にして育種が行われ、色は白に近いものから黄、オレンジ、ピンク、赤、紫など、形や大きさも大輪、小輪、丸弁、剣弁、咲き方も一重、八重、二色、フリンジなど変化に富んだ品種が作出されています。日本でも育種が盛んにおこなわれ、毎年新しい品種が発表されているようです。
<一重咲き>
ヘメロカリスはまだ真っ白の花は作出されていないようで、この色が比較的白に近いとされています。
<2色咲き>
<八重咲き>
<フリンジ咲き> 花弁の縁が波状になっています。
<スパイダー咲き> 花弁が細くねじれています。
「まつこの庭」には約50株ぐらいのヘメロカリスがありますが、大輪、小輪、2色咲き、八重咲き、フリンジ咲き、2色フリンジ咲きといろいろあります。夏の間中、交替しながら咲き続けます。初夏と秋の2回咲く2季咲きのヘメロカリスもあります。宿根草なので、植えっぱなしで毎年花が楽しめるので、世話なしです。