今日は久しぶりに太陽の顔が見られました。洗濯物がサラサラに乾くのってこんなにうれしいものなのでしょうか?
夏を代表する花木の一つにムクゲがあります。私の庭にはムクゲの木が何本かあります。普通ムクゲは赤紫色のものが多いですが、
私の庭は白い花が多いです。
ムクゲは中国原産でアオイ科の落葉低木です。日本には平安時代に日本へ入って来ました。耐寒性が強く、日本各地で夏の庭木として長く親しまれてきました。韓国では国花となっているそうです。
ムクゲは5枚の花弁をもち、花径8㎝ぐらいで、真ん中の穂状のものがしべです。色は赤紫、紫、ピンク、白などがあります。真ん中に日の丸のような模様のあるものや八重咲きのものがあります。花は1日花ですが、次から次へと花が咲き、花期が長いのが特徴です。とても丈夫で、すぐ大きくなります。あちこちに苗が出るのは、こぼれ種から発芽するのでしょうか。
ムクゲの仲間には、ハイビスカスやアメリカフヨウ、タイタンビカスなどがあります。
↓ ↓ ハイビスカス(和名ブッソウゲ)
ハイビスカスは熱帯性のアオイ科の低木で、ハイビスカスと言えばハワイと言うほど有名ですが、東南アジア原産と考えられているそうです。花のつくりはムクゲと同じようですが、花の大きさはムクゲの倍ぐらいあり、真ん中にあるしべが長く伸び、おしべの色が鮮やかです。色は南国の花らしく、赤、ピンク、オレンジ、黄、白などがあり、ムクゲに比べると華やかです。私の庭のハイビスカスは色も形も大きさも控えめです。
↑ アメリカフヨウ(クサフヨウ)
アメリカフヨウは名前の通りアメリカ原産で、しかもクサフヨウの和名の通り、ムクゲやハイビスカスとは異なり、アオイ科の低木状の宿根草です。冬は茎が枯れますが、根は残ります。花は径20㎝位の大輪で、花色は赤、ピンク、白などです。
今、夏の花と言うとこのタイタンビカスが人気です。どちらもアメリカ原産のモミジアオイとアメリカフヨウの交配種で、日本で作出されました。モミジアオイもアオイ科の低木状の大型宿根草です。名前の通り、葉がモミジのような形をしているので、この名があります。花の大きさは径15㎝ぐらいで、花色は赤、ピンク、白などがあります。私の庭では、モミジアオイとアメリカフヨウは地植えで冬越し出来ますが、タイタンビカスは無理のようです。鉢植えにして軒下で冬越しさせます。
コロナ感染拡大が止まりません。第5波の山は一体何処まで高くなるのでしょう。私の住む茨城も20日から緊急事態宣言が出る予定です。あと数日でパラリンピックが始まります。1か月前の感染状況とは全く違います。そんな時にパラリンピックを開いて大丈夫なんでしょうか? 自分の命は自分で守るしかありませんよね。