まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

晩秋のまつこの庭

 11月も明日で終わりです。11月は、1カ月の間に春から冬までの四季を一気に体験したような気分です。夏日あり、小春日あり、冬日あり、そして本来の秋らしい秋の日もありました。しかも1日の寒暖差が大きいジグザグ天気で、年老いた身にはこの寒暖差に対応できず、大変でした。

 今回は、晩秋を迎えたまつこの庭の様子です。最低気温が氷点下を記録したのは1回でしたが、いつまでも暑かったせいか、紅葉はあまりきれいではありません。赤や黄色に色付いた木の実も庭のあちこちで見られます。

↑ ↓ モミジとカキの実

↑ ↓ ドウダンツツジの紅葉

↑ ↓ クロモジの黄葉

↑ パイナップルセージとクロモジの黄葉とカラスウリの実

↑ ↓ ローヤガキ

 ローヤガキは中国原産で、カキノキ科の落葉低木で、雌雄異株です。和名は姫柿、ツクバネ柿です。実の大きさは4~5㎝ぐらいで、小さく可愛らしいので、食用ではなく観賞用で、よく盆栽にして楽しみます。このローヤガキは今から20年近く前に趣味の園芸の懸賞で種が当たり、その種を蒔いたものです。10株ぐらい育ったのですが、雌株はたった1本だけで、あとは全く実を付けない事から雄株と思われます。地植えにして3mぐらいに育って、毎年たくさんの実を付けて、楽しませてくれています。

↑ 豊作だったフクレミカン   ↓ 不作だったユズ

↑ フジマメの実  ↓ ナンテンの実

↑ 赤実マユミ  ↓ ビナンカズラの実

↑ ↓ ツルウメモドキの実

↑ ↓ フユイチゴの実

 フユイチゴバラ科キイチゴ属の常緑小低木で、千葉県以西の本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾に自生します。茎がつる状に伸びて匍匐し、広がるので、グラウンドカバーとして使われます。9月ごろ白い花を咲かせ、今の時期に実が赤く熟します。実はキイチゴの仲間なので、食べられます。

 皇帝ダリアは気温が氷点下になったことがあるので、いくらか霜に遭ったと思うのですが、まだまだ元気です。

 他にもこんな花が咲いています。

↑ オトメサザンカ   ↓ 椿・荒獅子

↑ 茶の花    ↓ 白花エンゼルトランペット

↑ ネリネ(ダイアモンドリリー)   ↓ サフラン

↑ キチジョウソウ   ユリ科多年草で、山地ややや湿り気の有る日陰に群生します。私の庭との相性が良いらしく、とにかく増えて困るほどです。この花が咲くと吉事があるという言い伝えから「吉祥草」の名があるそうです。私の庭では、このキチジョウソウとヤツデは、晩秋から初冬へかけての今の時期を代表する花ですが、ヤツデはまだつぼみです。

 例年ならもう咲いていてもいいはずなのに、今年はまだです。少し遅れているようです。異常気象に伴い、花の咲くサイクルも狂ってきているようです。狂い咲き(返り咲き)やフライング咲き(?)しているものがあります。

↑ クラブアップルの花  ↓ スノードロップの花

 

 クラブアップルの花は4月ごろ、スノードロップは2月ごろだと思います。異常気象が普通になってくると、花が咲く時期も変わってくるのでしょうね。

 今年も残りあと1カ月となってしまいました。いよいよ冬本番です。12月は一体どんな季節になるのでしょうか。